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更新日:2024年06月23日
たくさんの言葉がある中で、どのような縁起のいい言葉があるかはご存知でしょうか。本記事では、一文字や二文字で表せる縁起のいい言葉に加えて、縁起のいい四字熟語やことわざも紹介しています。縁起のいい言葉を知りたい人は、ぜひご覧ください。
「景福」は、「けいふく」と読み、とても幸福である、幸せでおめでたいという意味がある縁起のいい言葉です。 ソウルの観光スポットに「景福宮(キョンボックン)」とよばれる古宮があります。この「景福宮」にも「景福」の文字が用いられており、新しい王朝が福に包まれ繁盛するようにという意味を込めて作られた古宮です。
「万福」とは、「まんぷく」「ばんぷく」のどちらでも読める漢字で、たくさんの幸せがあることを意味します。 「万福」の「福」は、本来「ぷく」とは読みませんが、「半濁音化」と呼ばれる日本語の変化によって「ぷく」と読むことが可能です。 「万福」は金運や健康運、恋愛運にもご利益があります。
「豊楽」とは、豊かで楽しいことを意味する言葉で、「ほうらく」と読みます。自分1人だけでなく、たくさんの人々の豊かな幸せを祈っている言葉です。 「豊楽」は正月の書き初めにもふさわしい言葉とされており、家族の豊かな幸せを祈るような思いを込めて書くことができるでしょう。
めでたいことのお祝いを「祝賀」といい、「祝い」の改まった言い方です。 「祝賀」は祝い行事や催しを大規模に行うときに使うのに対し、「祝い」は規模を問わずに使います。 「祝賀会」のように、記念イベントの席や、お世話になった人々と共にお祝いをする席など、めでたい場面で使う言葉です。
四字熟語にはその言葉が生み出された由来もあり、さらに深い意味を持ちます。言葉が誕生した当初とは、意味が変わっていたり、一方の意味でしか捉えなくなっていたりする場合もあるため、注意しましょう。
「大安吉日」は古くから伝わる、縁起のいい日で「たいあんきちじつ」を読みます。結婚式や引っ越しなど、大きなイベントの日にちをこの大安吉日に設定する人が多いでしょう。 「大安吉日」を含む六曜は、時刻占いとして中国から広まった暦注です。当時は室町時代でしたが、のちに一般に広まるようになり、明治時代以降には、手軽な占いとして知れ渡りました。 六曜の中には、時間によって縁起の良さが変化するものもありますが、「大安吉日」は一日を通して縁起の良さが変わらない、という特徴があります。
「大願成就」は大きな願いがかなうことを意味し、「たいがんじょうじゅ」や「だいがんじょうじゅ」と読みます。 「大願成就」は古くに仏教用語として使われており、仏様の願いがかなうことで、人々の願いもかなうとされていました。現在は、努力で願いがかなうという意味がありますが、昔も今も、願いがかなうという意味自体には変わりありません。
「笑門来福」とは、「しょうもんらいふく」と読み、年賀状に使うこともできる「笑う門には福来る」が由来の四字熟語です。笑いが絶えず楽しく過ごしていれば、幸せがやってくるという意味があります。 相手におめでたい言葉をかけることができないシチュエーションでも、相手を不快にさせないで気持ちを伝えることができる言葉でしょう。座右の銘や目上の人に送る年賀状に使うことができる縁起のいい言葉です。
記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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