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1000字程度のレポートにおける文字数とは?カウント方法も紹介

更新日:2024年01月07日

書類の書き方

「1000字程度」という指定のあるレポートはどんなふうにまとめていけばいいのでしょうか。今回は、1000字程度のレポートの文字数についてや書き方、注意点もまとめています。是非参考にしてルールを守りながらレポートを作成していきましょう。

構成のバランスの部分で記載をしたように、 ①問題提起 ②自分の意見 ③展開 ④結論 それぞれ1:2:3:4で構成するのが理想的です。

問題を提起する

1000字のレポートであれば、ある程度お題を絞って書いていく必要があります。 そのため、問題提起の部分は100字程度を目安に書いていくと良いでしょう。 問題提起は文字数に関係なく、基本的には作成するレポートの10%程度を考えます。 要するに、文字数が少なければ少ないほど、問題提起の文字数を少なくして、「なぜそのように考えるのか」という自分の意見をレポートの中で伝えなければいけません。

自分の意見を述べる

1000字のレポートでは、大体300字を目安にして、自分の意見をまとめましょう。 1000字のレポートでは、そのお題を掘り下げることなく、なるべく狭い範囲の事象に対して意見をまとめていきます。

展開する

1000字のレポートでも、どんな文字数でも、この部分が一番充実している必要があります。 ここでは400字程度を目安にするといいでしょう。400字という文字数は決して多くありませんが、短い文章の中でも、読者に展開を伝えることが大切です。 また、文字数も制限されているので、参考資料も多く揃える必要はありませんが、よく選ぶことも重要になります。

結論に導く

「問題提起」や「自分の意見」、「展開」で書いてきたことをここで、再度まとめます。 文字数は200字程度でまとめると良いでしょう。 レポートの内容に対して、今後の課題を入れるのも良いでしょう。 結論では「何が言いたいのか」を簡潔にまとめるようにします。 あくまでも、「まとめ」の部分ですので、「何が言いたいのかわからない」というような内容にならないように気をつけましょう。

1000字程度のレポートを書く時の注意点

1000字程度のレポートといっても、全て共通したルールがあるわけではありません。 以下で紹介する点に注意して、レポートを作成していきましょう。

指示された仕様を活用する

基本的にレポートは、出題者に指示された仕様に沿って作成するようにしましょう。 出題者によって、フォントやフォントサイズ、余白などの指定があったり、独自のルールが定められていたりします。 出題者に事前によく確認するようにしましょう。 特にルールがなくても、課題の条件に「1000字程度」などの文字数以外の条件が提示されていることはよくあります。 文字数以外の条件も指定されている場合は、その全ての条件を満たすような形式でレポートを作成していきます。 条件を満たしていない場合、出題者が読むこともなく「不可」という評価をされてしまうことも少なくありません。

盗用・コピーは厳禁

盗用・コピーはもちろん厳禁です。 1000字程度という指定のあるレポートだけではなく、どんな形式のレポートでも行ってはいけません。 1000字程度だと、書きたい内容を要約する必要がありますので、ネット上のものをコピーして、表現を少し変えたり、無駄な部分を削ったりすることがあると思います。 そういった場合も、既存の文章と一致してしまうことがありますので、気をつけましょう。 無理に言い換えるのではなく、引用してしまうのも手段です。 引用した部分に対して、自分の意見を簡単に付け加えて、オリジナルな表現をしていきましょう。

提出先に文字数の許容範囲・カウント方法を確認する

先述したように、1000字程度とはいえ、文字数の許容範囲やカウント方法についても出題者によってさまざまです。 事前に確認しておくと、もし認識が違った時に修正する必要もないので、悩んだ段階で出題者に確認するようにしておきましょう。

1000字程度のレポートにおける文字数を理解しよう

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初回公開日:2022年10月03日

記載されている内容は2022年10月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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