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「四季折々」の意味を解説|語源や類語のほか知っておくと便利な言葉も紹介

更新日:2023年12月01日

言葉の意味・例文

四季それぞれの特色を紹介できる言葉に悩んだことはありませんか?この記事では「四季折々」という言葉の意味や語源、それと同じように季節を表現できる言葉や、季節と入った言葉を紹介しています。季節を伝える語彙を増やしたいという方におすすめです。

季節に関係なく開花するという意味です。 春夏秋冬の通年を咲き続ける意味と間違われやすいですが、開花のための条件が厳しくない程度の表現です。また、特定の季節にしか開花しない花を「一季咲(いっきざき)」と呼びます。 四季咲きの花には ・ガーベラ ・サルビア ・ゼラニューム ・ペチュニア などの花があります。 ガーデンニングの初心者にも育てやすい品種も多く、庭先を飾る花としても重宝されている品種が数多くあります。

四季桜(しきざくら)

1年の内2つの季節である、春と秋に咲く桜の品種の名前です。春には大きめの花、秋には小さめの花を咲かせます。また春は新芽と一緒に開花して、秋にはその桜の葉が落ちる時期に開花するという特徴があります。 名所には宮城県の志波彦(しわひこ)神社や塩竈(しおがま)神社や、京都府の京都府立植物園などがあります。

四季山水図(しきさんすいず)

春夏秋冬の季節感を描いた山水画または巻物を意味している言葉です。東洋画の代表的な画題のひとつでもあります。 室町時代の画僧、雪舟が中国滞在中に描いた四季山水図は名称を「絹本淡彩四季山水図」と呼ばれています。「絹本淡彩四季山水図」は重要文化財として東京国立博物館に保管されています。

四季帳(しきちょう)

律令制という7世紀後半から10世紀半ばまであった政治体制の中で、仕事と税の免除者を調査、記録した帳簿を意味した言葉です。 免除されたのは官人と呼ばれる、位の高い役人や仏の道に進んだ僧侶と呼ばれる身分の人たちです。

四季払い(しきばらい)

掛け金などを春夏秋冬の末に支払うことを意味しています。掛け金は後払いのことです。

四季報(しきほう)

1年に4回、四半期に1回刊行される出版物のことを意味しています。情報の更新が多い出版物によく見られる刊行スタイルです。 有名な四季報と呼ばれるものに東洋経済新聞社から出版されている「会社四季報」があります。これは企業やビジネス情報に特化した出版物です。 上記の出版物のように、特定の分野に特化した出版物、季節ごとに情報の更新が必要な出版物に多い刊行スタイルです。

四季折々の意味を理解し表現を豊かにしよう

日本ははるか昔から、春、夏、秋、冬と季節の変わりゆく姿と共に日常を歩んできました。「四季折々」の姿は昔から変わることのないものも、これからも新しく見つかるものもたくさんあると思います。そんな「四季折々」をたくさんの人に共有して、時には英語で海外の方にも伝えられると嬉しいと思います。 「四季折々」は季節ごとの素敵な特色の数々です。ほかの季節を盛り込んだ言葉も学習しながら、季節ごとの魅力を知りましょう。

初回公開日:2022年08月10日

記載されている内容は2022年08月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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