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「言いがかり」の意味や使い方|混同されやすい言葉や英語表現も紹介

更新日:2023年12月03日

言葉の意味・例文

言いがかりの意味や使い方をご存知でしょうか。本記事では、言いがかりの意味と使い方から、言いがかりの類語や対義語、混同されやすい言葉との違いについても紹介しています。言いがかりについて知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。

「クレーム」

クレームは、契約の内容に違反があった場合、相手に損害賠償を請求するなど、苦情や異議を申し立てるという意味があります。英語の「Claim」に由来する和製英語です。苦情が実害に対する不平や不満を意味するのに対し、クレームは契約違反に対する苦情を意味します。 言いがかりとクレームの大きな違いは、苦情と同様に難癖をつけられているかどうかです。クレームは、難癖をつけられているわけではないため、言いがかりとは全く別の言葉だとわかります。

「言いがかり」の英語表現

ここでは、言いがかりの英語表現を紹介します。言いがかりは日本独自の言い回しではなく、英語でも表現できる言葉です。言いがかりの英語表現で、代表的なものを2つ紹介します。 言いがかりの英語表現を把握することで、難癖をつけられる状況を別の角度から表現できます。紹介する言葉を知らなければ、ぜひここで学んでみてください。

「pick a fight」

「pick a fight」は、因縁をつける、喧嘩を仕掛けるという意味がある言葉です。この表現は、ネイティブによく使われるでしょう。 下記のような意味で使用されます。

  • 「Stranger tried to pick a fight with me last night」
  • 「昨日の夜、不審者に言いがかりをつけられた」

「unreasonable」

「unreasonable」は、理不尽や不合理、筋の通っていないという意味があります。言いがかりを英語表現にしたとき、使われやすいのがunreasonableです。

  • 「I'm unhappy with my unreasonable boss」
  • 「理不尽な上司を持って不幸だ」

「unreasonable claim」と使われることもあり、言いがかりというニュアンスさらに近づきます。直訳で、理不尽な主張という意味になる言葉です。

上手に「言いがかり」を使いこなそう

言いがかりの意味は、難癖をつけること、筋を通らない文句です。言いがかりをされた人が使うと、根拠のない文句に呆れているニュアンスが含まれます。言いがかりをつける人にとっては、主張のニュアンスで使われ、根拠のない文句を押し付ける意味合いになるでしょう。 言いがかりは、類似表現で因縁があります。クレームや苦情は、言いがかりと似た意味があるため混同されやすいですが、区別する必要があるでしょう。言いがかりの意味と使い方を把握することで、正しく使いこなせるようになります。ぜひこの記事を参考にしてください。

初回公開日:2022年08月18日

記載されている内容は2022年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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