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「言いがかり」の意味や使い方|混同されやすい言葉や英語表現も紹介

更新日:2024年11月03日

言葉の意味・例文

言いがかりの意味や使い方をご存知でしょうか。本記事では、言いがかりの意味と使い方から、言いがかりの類語や対義語、混同されやすい言葉との違いについても紹介しています。言いがかりについて知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。

「言いがかりの正しい意味や使い方がわからない」 「言いがかりと因縁や苦情、クレームの意味と使い方の違いはなに?」 このように、言いがかりという言葉について正しい知識を持っておらず、うまく使えていない人も多いのではないでしょうか。 本記事では、言いがかりの意味と使い方に加えて、言いがかりの類語や対義語、混同されやすい言葉などを紹介しています。また、言いがかりの英語表現に関しても紹介しているため、言いがかりの周辺知識も得ることが可能です。 この記事を読むことで、言いがかりの意味と使い方を把握して、正しい使い方ができるようになります。類語や対義語、混同されやすい言葉との違いも把握できるため、言いがかりと似た表現を使い分けることもできるようになるでしょう。 言いがかりの意味や使い方について知りたい人は、ぜひチェックしてみてください。

「言いがかり」の意味・読み方

「言いがかり」の意味・読み方

言いがかりの意味は、難癖をつけること、筋の通らない文句です。「いいがかり」と読みます。難癖とは、些細な問題を見つけて大袈裟に咎めること、根拠が少ない文句のことです。言いがかりをつける人が、文句をつけて引くに引けなくなった様子を表すこともあります。 漢字で書くと、「言い掛かり」となります。「言掛かり」と書くこともあるでしょう。漢字は違いますが、いずれも同じ意味を持ち、同じように使えます。

「言いがかり」と「因縁」の違い

言いがかりと因縁は、「言いがかりをつける」「因縁をつける」というように、非常に似た使い方をします。言いがかりの意味は、根拠が薄い文句です。そして、因縁には、言いがかりという意味が含まれています。言い換え表現としても使える言葉です。 ただ、因縁は言いがかりという意味のほかに、物事が起こる理由や以前からの関係という意味が含まれています。そのため因縁は、根拠が少ない文句以外のシチュエーションでも使える言葉です。

「言いがかり」の使い方

ここでは、言いがかりの使い方を紹介します。言いがかりは、言いがかりと一緒に使う言葉によって、含まれるニュアンスが変わります。言いがかりの使い方は、主に「呆れたとき」と「主張するとき」のニュアンスで使われやすいでしょう。 言いがかりの使い方を知っておくことで、言いがかりへの理解を深められます。その知識をもとに、言いがかりを正しく使えるようになるでしょう。言いがかりの使い方を知らない人は、ぜひ参考にしてみてください。

呆れたときに使う

言いがかりを「言いがかりにも程がある」という言い回しで使う場合、呆れているニュアンスが含まれるでしょう。程があるは、許容範囲に限りがあるという意味の言葉です。つまり、言いがかりにも程があるは、度が超えている言いがかりに呆れているという意味になります。 この言い回しは、言いがかりをつける人に対して、呆れている様子を表すために使います。例文としては、「この件で相手を責めるとは、言いがかりにも程がある」などが挙げられるでしょう。

主張するときに使う

相手に言いがかりをつけるときは、筋が通っていない文句を主張するという意味合いになります。多くの場合、言いがかりをつける人は根拠が薄い文句であることを自覚した上で、相手に不平や不満をぶつけているでしょう。 また、相手の言いがかりを指摘して、根拠が薄いことを主張するときにも使われます。例文としては、

  • 「私に非があるような言い方だが、それは言いがかりだ」
  • 「言いがかりをつけるのはやめてください」

のように使われるでしょう。

「言いがかり」の例文

ここでは、言いがかりが使われている例文を紹介します。言いがかりは単体で使われることは少なく、ほかの文章と組み合わせて使われる言葉です。「言いがかりをつけられた」など、言いがかりが使われることの多い代表的な例文を、3つ紹介します。 言いがかりが含まれた例文をいくつか把握することで、状況に合わせて言いがかりを使い分けられるでしょう。また、用例を知っていれば、ほかの場面でも応用して使えるようになります。

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初回公開日:2022年08月18日

記載されている内容は2022年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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