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目標や努力をアピールする四字熟語とは?各熟語をテーマごとに解説

更新日:2024年03月22日

四字熟語

目的や努力の意味を持つ四字熟語を、テーマ別に40個紹介します。自身の努力をどんな言葉で表現したらいいか、悩むことは多いですよね。この記事を読めば、目標達成に向かって努力する様子を簡単に表現できます!ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

磨斧作針

「磨斧作針(まふさくしん)」は、「努力を続ければ、困難な目標でも必ず成せる」といった意味がある四字熟語です。 類義語に「点滴穿石(てんてきせんせき)」「水滴石穿(すいてきせきせん)」があげられます。 しかし、「磨斧作針」は「点滴穿石」「水滴石穿」のように「小さいものが大きい(固いもの)を穿つ」といった表現ではありません。 「斧(大きいもの)から針(小さいもの)を作ろうとしている様子」を「磨斧作針」は表しています。出典は13世紀に中国で編纂された地理書『方輿勝覧』です。

真面目さをアピールできる四字熟語

相手に対し、自分や他の誰かの真面目さをアピールしたいときに使える四字熟語を8個紹介します。 「自分は真面目です」と言うのは抵抗があるという方も少なくないのではないでしょうか。そんな時、四字熟語を使えば「どんなところが真面目なのか」を簡潔かつ具体的に伝えられます。 相手に好印象を与えられる表現ですから、就職や転職時の自己アピール文章はもちろん、一般的に意味が通じるものであれば面接や面談で用いるのもおすすめです。

温厚篤実

「心が温かく、情に厚い、誠実で親切なこと」を「温厚篤実(おんこうとくじつ)」と言います。「温厚篤実な人柄」「温厚篤実な人」といった使い方をする四字熟語です。 孔子が『詩教』という詩集の影響力を評した言葉である「温柔敦厚(おんじゅうとんこう)」や、「温良篤厚(おんりょうとっこう」が、類義語にあげられます。

勤倹力行

「勤倹力行(きんけんりっこう)」は、「よく働き、慎ましく生活し、何事にも努力する様子」を表した四字熟語です。 同じような意味の四字熟語に「精励恪勤(せいれいかっきん)」「 奮励努力(ふんれいどりょく)」があります。 文章や会話に使用する際は「勤倹力行する」といった行動で表現します。「目標に向かって勤倹力行に励む」「勤倹力行を心がける」などの使い方ができます。

謹厳実直

慎み深く、真面目で正直な人を「謹厳実直(きんげんじっちょく)な人」と表現できます。 「謹厳」は慎み深さを、「実直」は真面目で正直な様子を表す言葉です。 類義語には「謹厳温厚(きんげんおんこう)」「謹厳重厚(きんげんじゅうこう)」「謹言慎行(きんげんしんこう)」があります。

懇切丁寧

「懇切丁寧(こんせつていねい)」は、サービス業界でよく使われる印象のある四字熟語ではないでしょうか。 「懇切丁寧」の意味は「細部まで注意が行き届いており、とても親切なこと」を表しており、「心づくし」「至れり尽くせり」といった言葉でも表現できます。

慎始敬終

「手抜きをせず、最初から最後まで物事をやり通すこと」を「慎始敬終(しんしけいしゅう)」と言います。 「始めを慎み、終わりを敬しむ(つつしむ)」と訓読みするのが一般的です。 出典は古代中国の経書『礼記(らいき)』です。孔子が「君子に仕えるには、最初は慎重に、最後は恭敬にふるまうべきだ」と言ったとされ、この言葉が「慎始敬終」の由来となっています。

精励恪勤

「精励恪勤(せいれいかっきん)」とは「目標達成のために物事二全力で励む」という意味の四字熟語です。 「精励恪勤」の「精励」は力を尽くす、「恪勤」には真面目に一生懸命取り組むといった意味があります。 前後を入れ替えて「恪勤精励(かっきんせいれい)」と言うこともあります。 「勤倹力行(きんけんりっこう)」や「奮励努力(ふんれいどりょく)」も「精励恪勤」と似た意味の四字熟語です。

粉骨砕身

「粉骨砕身(ふんこつさいしん)」は、中国唐代の伝奇小説が出典の四字熟語です。「力の限り努力する」「一生懸命に働く」といった意味があります。 「骨身を砕く」という言葉は、骨を粉にする、身を砕くほどの努力を表しています。 類義語に「彫心鏤骨(ちょうこつるしん)」があり、こちらは「心に彫りつけて骨に刻み込む」という意味から「大変な苦労をする」「苦心して詩といった作品を作り上げる」の意味で使われます。

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初回公開日:2022年08月13日

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