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ピーターパン症候群かどうかチェックできる?特徴や原因を紹介

更新日:2024年10月11日

社会人常識

大人なのに子供のような振る舞いをしてしまうピーターパン症候群をご存じですか?この記事ではピーターパン症候群の特徴や原因、ご自分が当てはまるか調べられるチェック項目も用意しています。気になっている方はぜひ確認してみてください。

「『ピーターパン症候群』ってなに?」 「ピーターパンってアニメの話?」 「もしかして、自分『ピーターパン症候群』なのかも…」 みなさんは「ピーターパン症候群」という言葉を聞いたことがありますか?聞きなれないという方も、その単語を知っていて「もしかしたら自分がピーターパン症候群かも」と不安になっていらっしゃる方もおられるでしょう。 この記事では、ピーターパン症候群の特徴や原因について詳しく解説しており、その症候群にかかっているかどうかチェックできるようになっています。 この記事を読んでチェック項目を確認することで、ピーターパン症候群の正しい知識がつき、ご自分や身近な方がピーターパン症候群にかかっているかどうか冷静に判断することができます。 ぜひこの記事を参考にして、ご自分や身の回りの方について見つめ直してみてくださいね。

ピーターパン症候群と言われる理由

ピーターパン症候群とは、体は大人なのに心は子供のまま成長してしまった男性のことを指します。 ピーターパンはディズニーで有名になりましたが、原作は1900年代初頭に発表された戯曲「ピーター・パン:大人にならない少年」です。登場人物であるピーターパンは夢の国ネバーランドで遊びまわり、「永遠に大人になりたくない」と話しています。 このことから、子供のまま成長しない心を持つ成人男性を「ピーターパン症候群」と称するようになりました。

ピーターパン症候群とアダルトチルドレンとの違い

ピーターパン症候群は「心が子供のまま成長した大人(男性)」という心理傾向ですが、同じような心理傾向を持つ「アダルトチルドレン」という単語を聞いたことがある方も多いでしょう。 アダルトチルドレンは本来、アルコール依存症の親に育てられた子供が成人し、様々な心理的問題を抱えるようになった場合に適合される言葉でした。現在では解釈の範囲が広がり、幼少期のトラウマで心理的な障害を持つ大人のことを指します。 アダルトチルドレンは男性・女性問わないこと、抑圧的な性格であることが大きな違いになります。 参照:アダルトチルドレン|徳島県医師会 出典:https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/528-450

チェックしておきたいピーターパン症候群の特徴とされるもの

「自分(もしくは身近な人)がピーターパン症候群かも」と悩んだ時、チェックしておきたい特徴を7つ紹介していきます。 いくつ当てはまるかチェックしてみましょう。 また、あくまでチェック項目であり、医学に基づいて制定された判断基準ではないことをご承知おきください。

努力を好まない

ピーターパン症候群の人は、自分にストレスがかかるのを極端に嫌います。 そのため、仕事や学業で苦労したり理不尽な出来事が起こったりするのが耐えきれず、改善の努力をせずにすぐ辞めてしまう傾向にあります。 仕事や学業で目指すべき自分を設定し、そこに向かって努力するということができません。

感情のコントロールが難しい

ピーターパン症候群の人は感情のコントロールを非常に苦手としています。 何か嫌なことがあったり、自分が嫌だと思うことをやらなければいけなくなったりしたとき、感情的にふるまいます。喜びより怒りや不満など負の感情を溢れさせやすく、自己愛が強いのが特徴です。 自分を抑えることができないので、相手に求めることが多くなり、結果的に相手が嫌になって離れてしまうことが多いです。基本的に自分の感情が大事で、相手がどう思うか思いやる心が足りないため起こるのです。

他人に責任を転嫁する

ピーターパン症候群の人は自分が責任を負うことを嫌がるため、自分がミスを犯したとしても感情的に他人を責めたり、会社や学校など組織に責任を転嫁したりしがちです。 自己愛が強いことがこの症候群の特徴ですが、自分に劣等感を持っていて、ささいなことで傷ついたり落ち込んだりする面も持っています。そのため、誰も自分のことを責めていないのに怒られたと勘違いをして逆上するパターンも見られます。 周りにいる人間は自分のミスではないことで怒られ、後始末に振り回されるため、ピーターパン症候群の人に悪い感情を持ってしまうことがあるでしょう。

自分は特別だと思っている

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初回公開日:2022年07月21日

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