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日本人に青い目の人はいる?東北にいるという話や理由についても紹介

更新日:2024年09月21日

雑学・歴史

日本人でも青い目を持つ人はいるのか、気になったことはありませんか。本記事では、日本人に青い目の人はいるのかの説明や、目の色はどうやって決まるのか、日本人に多い目の色の種類などを解説しています。目の色に関して詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください。

日本人に茶色の目が多い2つの理由

ここからは日本人に茶色の目が多い理由について解説していきます。今回は、紫外線の量が多いからを始めとした2項目をピックアップしていきます。 日本人に茶色の目が多い理由についてご興味がある方は、参考にしてください。

1:紫外線の量が多いから

目の色は、虹彩に含まれるメラニン色素の量で決まってきます。 メラニン色素には、太陽光に含まれる有害な紫外線から体を守る働きがあるのです。また、個人差がありますがメラニン色素の量は生まれ育った環境の日射量で決まると言われています。 そのため、日射量の多いアジアやアフリカでは黒に近い色の目を持つ人が多くなるのです。 また、目の色は虹彩のメラニン色素の量が多い順に黒色→茶色→緑色→青色という風に変わっていきます。

2:遺伝子によるから

メラニン色素の量だけでなく、遺伝子の影響もあります。 具体的には、虹彩の色を決める遺伝子によって色が決まるのです。 虹彩の色を決める遺伝子には主に2種類あります。その2種類がそれぞれ顕性か潜性になるかの組み合わせで茶色や青色、または緑色になるかが決まってくるのです。

東北や九州の一部に明るい目の人がいる理由として考えられること

今まで日本人に珍しい目の色などを紹介してきましたが、そういった人がいるのは東北や九州といった地方がほとんどでした。 なぜ東北や九州にここまで集中しているのでしょうか。

山岳地帯が多い九州

日射量によって虹彩のメラニン色素の量が変わり、それによって目の色も変わってくるということは解説しました。 九州では山岳地帯が多く、そのような場所では天候が変わりやすく日照時間も短くなりがちです。 それによってメラニン色素の量に影響が出て、その結果明るい色をした目を持つ人が出てくると考えられています。 山岳地帯が多いと書きましたが、具体的に言うと九州は高い山々が南北に連なっています。その結果、山々の西側と東側では季節により天候に違いが出てきます。 この違いは冬になると特に大きくなり、東側より西側の方が日照時間が短くなるといったことが起こるのです。 九州の中でも一部の地方のみ明るい色の目を持った人がいるのは、九州の中でもこういった環境の違いがあることも大きいのでしょう。

雪が多く降る東北

具体的な理由は九州と違いますが、東北の方も天候が関わってきます。 東北地方は雪が多いです。その気候によって日照時間が短くなり、結果虹彩のメラニン色素の量が減り明るい色の目を持つ人が出てくると考えられます。 目の色は、虹彩のメラニン色素の量が多い順に黒色→茶色→緑色→青色という風に変わっていくということは「日本人に茶色の目が多い2つの理由」で説明しました。 つまり、全国と比べても日照時間が短くメラニン色素の必要性が薄い東北地方では、特に青い目を持つ人が現れやすいと言えます。 東北に青い目を持つ人がいる理由には、東北の比較的厳しい環境が要因となっていたと考えられます。

日本人にも青い目の人はいる!

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初回公開日:2022年06月28日

記載されている内容は2022年06月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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