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更新日:2024年10月19日
外国の人と話していると時々スラング英語が出てくることがあります。今回の記事では、「ホーミー(homeyまたはhomie)」というスラングの意味や、英語の解説・似ている言葉をご紹介します。意味を押さえて、適切に使っていきましょう。
英語には「ホーミー」のようなスラングがあって覚えるのが大変といいますが、スラング自体は日本にもあり、そういった言葉は「俗語」と呼ばれています。 日本語で俗語というと「KY(空気読めない)」とか「ヤバイ」など、普通に日本語を習う際には出てこないような言葉が俗語です。スラング英語も同じくいわゆる若者言葉であるということを知っていれば、理解しやすいのではないでしょうか。
英語のスラングである「ホーミー」には2つの意味があります、1つは仲間という意味で、2つ目は家庭のようなという意味です。 外国の方がホーミーと使っているのを聞いたら、文脈から仲間という意味で使っているのか、家庭のような意味で使っているのか判断するとよいでしょう。 ホーミーと使っている対象が人なら仲間という意味で使っており、対象が建物や地域なら家庭のような意味で使っていることが多いです。
ホーミーというスラングが持つ意味の1つ目は「仲間」ですが、どちらかというと「地元の友達」や「同郷の人間」といった意味で使われることが多いです。 その他に、それぞれの「境遇が似通っている友人」もホーミーと呼ぶことがあります。外国人の友人に「自分のホーミーだ」と紹介されたとしたら、相手はあなたに対してかなり親近感を持っていること、気心の知れた相手と認識していることになります。
そもそもホーミーの由来は「Homeboy」で、地元の友達を指す言葉として使われていました。「Homeboy」だと長いので、若者が使う言葉としてホーミーと略され、「homey」や「homie」というつづりで書かれるようになりました。 ちなみに「Homeboy」だと男友達であるため、地元の女性の友人の場合は「Homegirl」ですが、スラングでは男女ともにホーミーと使います。
ホーミーの仲間という意味での使い方としては、「He’s my homey.(彼は自分の仲間)」といった使い方や、ごく親しい相手への呼びかけとして「Hey, homie」と使うことがあります。 スラングとしてのホーミーの注意点ですが、実は「不良仲間」を示す言葉としても使われることがあります。本当に親しい相手、自分に近い相手に対してだけホーミーを使うようにしましょう。
ホーミーが使われるようになったのは、ニューヨークに引っ越してきたアフリカ系のアメリカ人たちからだったと言われています。 それを証明するかのように、ホーミーというスラングはアフリカ系のアメリカ人たちがよく使っています。同じアフリカ系アメリカ人として、あるいは同じように引っ越してきたアフリカ系アメリカ人であるという意味で使われるようになったと言われています。
ホーミーの意味は「仲間」なのですが、英語には他にも仲間を示すスラングとして「bro(brother)」や「buddy」、「squad」や「pal」などたくさんの言葉があります。これらの言葉は状況や相手との関係などによって、使い分けるとよいでしょう。
記載されている内容は2019年10月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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