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更新日:2024年10月30日
電話がかかってきた際に、相手の電話番号が表示されず、「非通知」と表示されることがあります。非通知の電話は、電話にでないと相手のことがわかりません。また、その電話が迷惑な内容の電話である可能性もあります。そのため、非通知の電話の対処には注意が必要です。
今では多くの電話で非通知拒否設定をすることができます。電話を非通知拒否設定にしておけば、非通知の電話は着信することがなくなります。そのため、非通知拒否設定と、Whoscallを組み合わせて使えば、知らない人や不必要な電話など対応しなくて済むようになります。 ただし、中には対応が必要な電話が非通知でかけられることもあるので、その際は事前に非通知拒否設定を外す必要があります。
非通知拒否設定は相手からの非通知の電話の着信を拒否するだけの手段となります。そのため、相手にはすでに電話番号が知られている状態ということには変わりありません。 電話番号が知られている場合、自分以外の電話を使って、非通知ではなく通常通りに電話をかけられると相手と電話が繋がってしまいます。 身を守る必要性が感じられた場合には、非通知拒否設定でなく、電話番号自体を変更することも検討しましょう。
NTTには「ナンバーお知らせ136」というサービスがあります。これは受話器をあげた状態で136に続けて1をダイヤルすると、最後にかかってきた電話の日時と電話番号を音声で教えてくれます。 1回30円かかりますが、不在着信などを記録できないタイプの電話を使っている場合に便利です。ただし、非通知には対応していないため、非通知でかかってきた電話番号を知ることはできません。
NTTでは136サービスの他に、「空いたらお知らせ159」というサービスもあります。 これはこちらが電話をかけた際に、相手が通話中だった場合、一旦電話を切って、159に続けて1を押すことで登録ができ、相手の通話が終了すると、通話が終了したことを音声案内で教えてくれるというサービスです。 ただし、相手の電話番号がわかっていないと、こちらから電話はかけられないので、非通知には対応できません。
番号案内の「ダイヤル104」というサービスは携帯電話が普及する前で、固定電話が主流だった頃によく使われていたサービスです。 このサービスでは、相手の名前や企業名、住所などがわかればその相手の電話番号を検索して教えてもらえるというサービスです。ただし、非通知の場合は相手が誰かわからないことも多いので、対応は難しいでしょう。
非通知でかかってきた電話の相手を調べることは一般の人では難しいです。しかし、非通知の電話が頻繁にかかってきて困っているという人もいます。 そのような場合には、個人でできる範囲で非通知の電話に対していろいろな対処をするという人もいます。ですが、非通知への対処にはいくつか注意しておくべき点があります。
先に述べた通り、非通知の電話をかけてくる相手の電話番号を得るためには、裁判所の許可を得る必要があります。 また、刑事ドラマなどで逆探知をするシーンがよくありますが、今は電話に番号が表示されたり、警察から電話会社に通信記録の開示を請求したりなどするため、大掛かりな機材で逆探知を行うようなことはほぼありません。 他にも、裁判所や警察は事件性や被害のない非通知電話の対しては、動かないということもあります。
非通知でかかってくる電話が全て不審な電話とは限りません。企業が顧客に対して電話をかけるときなどに、問い合わせ以外の電話番号に電話がかかってくることを防ぐために非通知で電話をかけてくることもあります。 しかし、このような場合の非通知電話は事前に電話があることを知らせてくれていることもあるので、その際は非通知拒否設定をしている場合は外しておくことで対応は可能です。
記載されている内容は2019年10月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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