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大元の意味って?大元の使える類語5選!「大元」と「大本」の違いって?

更新日:2023年11月27日

雑学・歴史

「大元」という言葉が具体的にどういった意味なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。ここでは「大元」という言葉の意味、読み方、5種類の類語、似たような漢字との使い分けについて紹介しています。言葉の表現力を上げたい人はぜひ読んでみてください。

大元とは

「大元」という言葉はどのような読み方と意味を持っているのでしょうか。 「問題の大元」「大元を正す」など大元という言葉はさまざまな場面で使われています。何気なく使いがちな単語ですが、その読み方や意味を正しく知ることで、よりぴったりな場面で言葉を選べるようになります。 ここでは、「大元」という言葉の2つの読み方と2つの意味を紹介します。

大元の読み方

「大元」という漢字には2つの読み方があります。ここでは、「大元」という漢字の読み方である「おおもと」「たいげん」の2種類について見てみましょう。 また、それぞれの読み方がどのような場面で使われているかも紹介します。

大元の読み方1:「おおもと」

「大元」の読み方の1つ目が「おおもと」です。ほかの単語と組み合わせて、あるいは一般的な表現として使われる読み方は「おおもと」の方が多いです。 「大元」という漢字が文章の中に出てきたときは、ほとんど「おおもと」という読みになると考えてもよいでしょう。それだけ、よく使われている読み方です。

大元の読み方2:「たいげん」

「大元」の読み方の2つ目が、「たいげん」です。「大元」を「たいげん」と読む例はあまり多くはありません。類語や慣用句として使うのではなく、固有名詞として使われることがほとんどです。 店名などにもありますし、かつて中国にあった「元(げん)」という国を「大元(たいげん)」と呼ぶことがあります。 一般的に使われることは多くはないので、参考程度に覚えておくことをします。

大元の意味

「大元」という言葉はどのような意味を持っているのでしょうか。「大元」という言葉をふだんから使っている方は多いですが、その意味を説明するとなると難しく感じるでしょう。どこでも使われている言葉でありながら、ニュアンスとして使われることが多いからです。 ここでは、「大元」という言葉が持つ正しい意味を2つ紹介します。ケースに合わせて使い分けができるように、「大元」の2つの意味をぜひ覚えておきましょう。

大元の意味1:「最も基本なこと」

「大元」の意味の1つ目が、「最も基本的なこと」という意味です。「大元」は物事の始め、始まり、ルーツなどを意味しています。ルーツとは基本、何もいじられていない状態のことなので、「大元」も「最も基本的なこと」という意味を持つようになりました。 具体的には、「トラブルの大元は許可を出すシステム系統の問題だ」「この小説のストーリーはギリシャ神話がその大元となっている」などの使い方があります。

大元の意味2:「最も大切なこと」

「大元」の意味の2つ目が、「最も大切なこと」という意味です。「最も大切なこと」という意味は、大元のもう1つの意味である「最も基本的なこと」から派生していると考えるとわかりやすいでしょう。基本的なことは、最も大切なことであることが多いです。 「大元」が持つ「大切」という意味を表す文章が、「大元を正す」です。「基本を正す」だけではなく、「大切なことを正してよりよい方向に持って行く」という意味があります。

大元の類語5選!

「大元」とほとんど同じ意味で使える言葉にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、「大元」の類語を5つ紹介します。それぞれの類語によって少しずつ使えるシーンは異なりますが、基本は「大元」と同じように使えます。 「大元」の類語に限らず、あらゆる類語を知っておくことはメリットがあります。類語、つまり語彙をたくさん持っていると多様な表現ができるからです。ぜひ「大元」の代表的な類語を覚えておきましょう。

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初回公開日:2019年10月16日

記載されている内容は2019年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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