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「リリカル」とはどういう意味?使用場面やよく使われる例文5つを紹介

更新日:2023年12月04日

雑学・歴史

昨今アニメや漫画のジャンルでも使われことの多い「リリカル」という言葉は、そもそもリリカルとはどんな意味なのか?どのような場面で使用されるのか?ジャンルごとでの使用例などを交えつつ、「リリカル」についての理解を深めましょう。

リリカルの意味や使い方

リリカルとは、「叙情的なさま」「叙情詩的」という意味の英語です。 広義として、「思うがままに述べるさま」「対象に対して心を動かされる深い感動を指すもの」と解釈されることが多いです。現在は主に、芸能やアニメ系で使われることの多い単語です。 「リリカル」を使用することで自己表現の幅が広がります。一方、様々なニュアンスが含まれており、使用場面により意味合いも若干変わってくるため、しっかりと理解することが重要でしょう。

英単語では「lyrical」

英単語としての「lyrical」には、「叙情的な」「感情豊かな」「情熱的な」などといった意味があります。 主観的にポジティブな気持ちや、明るく喜びを表現する時、心が動かされた時に使われる言葉です。 英文としては「She was lyrical over my new hairdo(彼女は私の新しい髪形に興奮した」「the dancer's lyrical performance(ダンサーの叙情詩調なパフォーマンス)」といった形で使用されます。

日本語では「叙情的」

「叙情」=「自分の感情を述べて表わす、自分を表現する事」と言う意味です。 日本語(カタカナ)としての「リリカル」には、自身の想いを歌や詞にのせて人に伝えること、対象に対して感じた気持ちを伝えることと定義されることが多いです。 また、現代ではHipHopの世界でも「リリカル」という単語が使われています。音より言葉の連なりに重きを置いている人の事を「彼のラップはリリカルだ」と表現されることもあります。

「リリカル」という言葉が使われる場面

「リリカル」は音楽や芸能作品、最近ではアニメや漫画など様々な場面に用いられています。 「リリカル」という言葉自体は昔から主に音楽、芸能分野で使われていました。また最近では、アニメの題名に用いられたこともあり、表現の分野において幅広く使用されるようになりました。 各分野によって「リリカル」の意味が大きく変化することはありません。しかし、日本語としての立ち位置に若干のニュアンスの違いがある為、分野ごとでの使われ方を把握しておくことで、より「リリカル」という単語の理解が深まるでしょう。

芸術

美しい、優しい、ロマンティックなどの意味として使用されることが多いです。 「彼の奏でるピアノの音色はリリカルで素敵だ」「彼女の描く作品にはリリカルな人物画が多い」というような使われ方をされます。昔から芸術の分野では「リリカル」という言葉は多様されており、ポピュラーな表現として認識されています。 「lyrical」の直訳は「叙情的」ですが、「叙情的」と単純にとらえるというよりは、含まれる要素の中から適切なニュアンスを選び使用されていると認識したほうが理解しやすいでしょう。

音楽

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初回公開日:2019年10月16日

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