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更新日:2024年10月21日
履歴書を作成する際、「現在に至る」という表現を使うことがあります。 「現在に至る」は職歴欄を書くときに使われ、「現在はまだ在職中である」という状況を示す言葉です。
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ただし、退職予定日が遠すぎると採用される可能性が低くなるため注意が必要です。半年後・一年後の採用面接を受けているわけでもない限り、正確な退職予定日が決まっていない場合でも、面接日から1~2ヶ月以内には辞められるよう調整しておきましょう。
履歴書の職歴欄には、これまでの入社・退社歴をしっかりと書いておきましょう。職歴欄に正しい経歴を書いておかなければ、経歴詐称として不採用や採用取り消しに繋がる可能性もあります。
基本的に、職歴欄にはこれまで働いてきた全ての企業の入社日と退社日を記載します。しかし、転職回数が多すぎて職歴欄が足りなくなってしまった場合は、少し工夫が必要です。
経験を積むためのポジティブな転職を繰り返した場合、履歴書とは別に「職務経歴書」を用意するのが一般的です。職務経歴書には、これまで働いた企業の業務内容や、そこで自分が担当していた業務、得た資格や経験を記載します。転職回数が多くて職歴欄が足りなくなった場合でも、職務経歴書を用意することで高い評価を得られる可能性があります。
一方、単に仕事が長続きしなかったために転職を繰り返した場合でも、出来る限り全ての勤務先を記載しましょう。それで職歴欄が足りなくなってしまった場合は、一番短い仕事やアルバイトを省いて書くことも可能です。
ただし履歴書から省いたからといって面接官に内緒にしてよいという訳ではなく、あらかじめ「職歴欄が足りなかったため、勤務日数の短かった仕事は省いてあります」と伝えましょう。
転職を繰り返した理由については面接官から何らかの追及があると思いますが、経歴を詐称した状態で内定を勝ち取ってもバレたときの反動が大きいため、正直に事実を伝えるのがベターです。
履歴書には「賞罰欄」が用意されていることがあります。賞罰欄は「賞(受賞歴または表彰歴)」と「罰(刑法で有罪判決を受けた経験)」を記載するための欄です。
しかし、学校や地域で貰った小さな賞や、正式に裁かれたわけでもない罰まで全て記載するわけではなく、多くの人が「賞罰なし」と書くしかないため、最近のJIS規格に準拠した履歴書には賞罰欄がありません。
そのため、特に賞罰がない場合、わざわざ履歴書に「賞罰なし」と記載する必要はありません。採用先の企業から指定された履歴書に賞罰欄がある場合のみ、賞罰について詳しく記載しましょう。
ちなみに、賞罰欄に書き込める賞は、ほとんどの人が名前を聞いただけでその凄さを実感できるような大きな賞だとされています。具体的には、スポーツの全国大会・世界大会入賞や、音楽や絵画の分野で高名な賞の受賞歴、人名救助などによって市や警察から表彰された場合などが賞罰欄に書き込める賞です。学校内で行われる合唱コンクールの金賞、地域のスタンプラリーで入賞、といった重要度の低い賞は基本的に記載しません。
胸を張って書き込めるほど大きな賞をとったとなれば、賞罰欄でアピールしたくなる方もいると思いますが、もし賞罰欄が用意されていない履歴書だった場合は職歴欄などに無理に書き込んではいけません。どうしてもアピールしたい受賞歴がある場合は、自己PR欄などに記載しましょう。
履歴書の職歴欄にアルバイトを書くべきかどうかは、状況によって異なります。 基本的には「アルバイトも職歴に書くべき」とされていますが、書かないほうが良いパターンがいくつかあります。職歴欄にアルバイトを含めたほうが良い場合と、含めないほうが良い場合は以下の通りです。
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