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「就活」と「起業」を選ぶために考えること

更新日:2024年10月21日

就活事情

大学卒業後、または専門学校、高等学校を卒業したあと、就職活動を行うというスタイルが一般的です。ですが、必ずしも就職活動をして企業などに就職しなければいけない。というわけではありません。独立するために大学や専門学校へ通い、努力されている方もいると思います。

  • テナントの賃料
  • 改装費
  • 飲食店に必要な食器や器具、備品などの購入
  • 宣伝費、広告費
  • 人件費や光熱費
  • 食材の仕入
  • ゴミの処理費

パット素人でも思いつく程度でもこれだけあります。ちょっとやってみようかな。ではなかなか上手くいかないのが現状ではないでしょうか。

最近では居抜き物件も多く見られますが、開業費用とは別に月々にかかる費用負担も多いためある程度の資金が必要です。一方、資金負担がかかりにくい起業にはネットショップやノマドワーカー、ネットビジネスなどが挙げられます。

これらの共通点としては

インターネットの世界ではアイデア勝負です。アイデア次第で可能性は無限大です。気軽に起業したいと考えている方にはです。

そのほか、コンサルタント経営などもで起業する方が増えています。コンサルタントはセミナーや講習会といった自分の身ひとつでする仕事が多いため、専門知識は必要になってきますが、コンサルタント会社を設立するわけではないのであれば、起業資金は必要ありません。経験と知識、コミュニケーション能力だけで起業することができます。

ノマドワーカー・・・動画制作、ホームページ作成、コピーライターなど ネットビジネス・・・ブログアフェリエイト、YouTube動画、LINEスタンプなど

2:既卒として就活をする

純粋に企業が求人情報を出す際、まずは2つの分類で募集を行います。

  • 『新卒採用』→ 就職活動を行っている大学、短大など在学中の学生
  • 『中途採用』→ 転職活動中で社会人経験がある者

基本的に新卒と比べると既卒・フリーター・第二新卒や大学・専門学校を中退した方などはなかなか就職することが難しいと言われています。特に既卒に関してはやはり卒業後の1~3年間程度の空白の理由または正社員としての社会経験が無いことに対して企業側は厳しい質問をすることが多いようです。

この理由に的確に答えられなければ、既卒の就活では結果を出しにくいのが現状のようですが、既卒専門の転職サイトも豊富にあります。各社さまざまな求人情報の提供や就職支援相談サービスなど不安や悩みを解消してくれるサポートも提供しています。一度覗いてみる価値はあるのではないかと思います。

・ウズキャリ既卒 既卒の実績有数!他社の10倍時間をかけて、就活をサポート

・就活サイト イッカツ 1度の登録するだけで、その情報を元に様々な就活サイトに同時登録できる。

・リクナビダイレクト(既卒版) ますは自己プロフィールを登録!あなたにあった企業を紹介してもらえます。また紹介してもらった企業へは「書類選考なし」で受けることができます。

3:資格を取得する

既卒の就活においても、有利になるのはやはり資格です。 例えば、条件が

学歴:大卒 資格:ITパスポート(資格なし可)

学歴である大学卒業の条件はクリアしていたとしても、企業側のニーズであるITパスポートを持っていないよりは持っている方が優遇されます。これは、企業が求めている資格なのですから当然です。

ここで、この企業とは全く関係のない簿記の資格を持っていたとしましょう。資格取得のために前向きに取り組むという評価はしてもらえるでしょう。しかし、この企業には必要がないのです。就活では、自分が働きたいと希望する企業のニーズにあった資格を取得することが必要です。

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