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更新日:2024年10月06日
警備業界の仕事は人々の生命、身体、財産を守る仕事になりますが、日本に警備業が誕生したのは1962年のことです。日本警備保障(現セコム)という会社が、日本初の警備保障会社となりました。
スポーツイベントの警備には、観客のセキュリティーチェック、緊急時の避難誘導など、ある程度の経験が必要となります。ゼロから警備員を育成するにしても、そのコストと時間は軽視できません。つまり、求められているのは、人手のかからない効率化された警備システムです。
大手2社は、今、ITを活用した警備を強化させています。身に付けることができるウェアラブルカメラによる情報共有の迅速化、小型無人飛行機(ドローン)を使った侵入者追跡や施設監視、飛行船を使った上空からの警備強化、不審なドローンの検知、不審者の感情を可視化する画像解析などがそれにあたります。
1964年、東京オリンピック選手村建設現場の警備で、警備業界は大きく浮上しました。それから約半世紀。2回目の東京オリンピックで、警備業界がさらなる上昇をつかみとることができるかどうか、2020年はすぐに迫っています。
日本経済新聞社の記者が徹底取材をして、日本の180業界の最新動向や課題、将来の見通しを解説しています。企業間の相関図、企業・製品のシェア、業界のトレンドを示す表やグラフがビジュアライズされており、業界のことが一目でわかるようになっています。業界研究をするにはまず目を通しておきたい1冊です。
国内の全上場企業の業績予想を中心に、所在地から財務情報まで、会社のことを知るのに欠かせない情報をまとめたハンドブックです。就職活動における業界研究から、株式投資といったビジネスユースに至るまで幅広く使えるのが人気の理由です。
警備の仕事についてわかりやすく書いてあります。法律や、IT活用による高度化といったテーマについてはあまり深く掘り下げられていませんが、業界研究をするのであれば十分な内容になっています。
いかがでしたでしょうか。
この記事だけでも、業界の展望や各企業の力関係など、様々な発見があったかと思います。業界研究をせずに企業だけを調べても、業界全体の流れがわからず、狭い視野での企業研究になってしまいます。
自分の志望する業界は、かなりの時間を割いてでも研究するべきでしょう。
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