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【業界研究】靴業界の現状・動向・課題について

更新日:2024年11月11日

業界・企業研究

近年、靴における消費者のニーズは大きく変わりつつあります。TPOにより靴を履き替える習慣が定着し、ファッション性に加えて機能美も求められるようになりました。そして、健康ブームを反映して、スポーツシューズやランニングシューズも売上を伸ばしています。

スニーカーブームで市場拡大

ここ数年来、スニーカーブームが定着しています。これは、消費者のニーズが履きやすく、歩きやすいという方向に向かっているためです。また、消費者は価格が少し高くても、より品質の高い商品を選ぶ傾向が高くなっているようです。

靴各社は、この状況を踏まえた上で、デザインなどで付加価値を高めた商品の開発・販売に取り組んでいますが、靴業界の市場が緩やかながらも拡大傾向にあるのはこういった取り組みが功を奏しているからに他なりません。

矢野経済研究所「靴・履物小売市場規模推移」によると、2005年度から2016年度までの靴業界の市場規模は、多少の増減はあるものの毎年1兆4,000億円前後で堅調に推移しています。これは、時代に関係なく、靴に対する需要というものが存在していることの表れでもあります。

製造コストの上昇といった問題もあり、靴業界の市場が飛躍的に伸びることはないかもしれませんが、今現在の市場規模を維持していくことは困難ではないはずです。

業界研究本

日本経済新聞社の記者が徹底取材をして、日本の180業界の最新動向や課題、将来の見通しを解説しています。企業間の相関図、企業・製品のシェア、業界のトレンドを示す表やグラフがビジュアライズされており、業界のことが一目でわかるようになっています。業界研究をするにはまず目を通しておきたい1冊です。

国内の全上場企業の業績予想を中心に、所在地から財務情報まで、会社のことを知るのに欠かせない情報をまとめたハンドブックです。就職活動における業界研究から、株式投資といったビジネスユースに至るまで幅広く使えるのがの理由です。

2015年の発行で、中身は2005年に出版された「Sneakers」を翻訳したものです。掲載されているスニーカーは少し古いものの、一読すればスニーカー・ブランドの歴史が一通り理解できるようになります。業界研究本ではありませんが、スニーカーが好きな方に1冊です。

業界研究をすれば、就活の戦い方がわかる

いかがでしたでしょうか。

この記事だけでも、業界の展望や各企業の力関係など、様々な発見があったかと思います。業界研究をせずに企業だけを調べても、業界全体の流れがわからず、狭い視野での企業研究になってしまいます。

自分の志望する業界は、かなりの時間を割いてでも研究するべきでしょう。

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