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【業界研究】靴業界の現状・動向・課題について

更新日:2024年11月11日

業界・企業研究

近年、靴における消費者のニーズは大きく変わりつつあります。TPOにより靴を履き替える習慣が定着し、ファッション性に加えて機能美も求められるようになりました。そして、健康ブームを反映して、スポーツシューズやランニングシューズも売上を伸ばしています。

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業界の現状

最後の秘境としての靴業界

近年、靴における消費者のニーズは大きく変わりつつあります。TPOにより靴を履き替える習慣が定着し、ファッション性に加えて機能美も求められるようになりました。そして、健康ブームを反映して、スポーツシューズやランニングシューズも売上を伸ばしています。

こうしたニーズの多様化・個性化は、量から質への転換をもたらし、競争を加速させています。また、ファッション性の高まりから、商品ライフサイクルも短くなっています。

しかし、サイズやデザインという種類の多さは、消費者に無限の選択肢となり、実際にサイズや履き心地を確認してからでないと靴を購入しないという消費者を増やすことにもなっています。

近年においては、インターネットでの販売が増えています。アパレルなどのネット通販は好調を維持しています。しかし、靴に関しては、まだネットはそこまでの影響力は持っていないようです。もしかしたら、靴業界は、いまだインターネットの力も及ばない、最後の秘境と言ってもいいのかもしれません。

基本情報

  • 市場規模:1兆4,040億円
  • 労働者数:3万3,656人
  • 平均年齢:38.4歳
  • 平均勤続年数:13.5年
  • 平均年収:490万円

靴業界の1兆4,040億円という市場規模は、出版業界や郵便業界の市場規模とほぼ同じになります。小売業、サービス業、アパレル業の年収はあまり高くならない傾向にありますが、靴業界の平均年収は490万円と十分に高い数字になっています。

これは、時代に関係なく靴という商品に需要があるため、靴業界全体がある程度安定した経営を行うことができているということでしょう。

仕事内容

靴業界の仕事は、靴の企画・商談から販売にいたるまで多岐にわたりますが、大まかには「営業」「生産」「販売」に分けることができます。

アパレル業界や靴業界のクライアントに対して、自社製品の営業推進を行うことが基本の仕事になります。そして、必要に応じて、新製品の企画、工程改善、品質管理なども行います。

工場などで靴作りを行う仕事です。さまざまなアイデアを、営業や職人と相談しながらカタチにしていきます。

靴と足の専門知識を生かし、接客を通してお客さまのサポートをしていく仕事になります。

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