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エントリーシートに「ゼミの研究内容」を書く時の書き方・例文

更新日:2020年07月28日

書類選考・ES

就活の際に、多くの企業がエントリーシートの提出を求めてきますが、その中に、大学のゼミでの研究内容について書かせる欄を設けている企業も多数見受けられます。このような時に、多くの学生は迷ってしまいがちです。

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エントリーシートにゼミの研究内容を書く時の書き方

就活の際に、多くの企業がエントリーシートの提出を求められており、エントリーシートの提出は必須になっています。その中に、大学のゼミでの研究内容について書かせる欄を設けている企業も多数見受けられますが、このような時に多くの学生は迷ってしまいがちですので、今回は例文などを紹介します。

特に理系で、一般的にはあまりなじみのない分野が研究対象となっている場合や、内容が複雑で文字で説明するのが難しいような場合、そして、その研究内容が応募企業の事業内容や職種にほぼ関係がない場合などは、何をどう書いたらよいのか、途方にくれてしまう方もいることでしょう。

しかし、このゼミの研究内容の書き方で、その学生のある程度の仕事能力が見えてくるともいえるのです。例文で見てみましょう。

エントリーシートにゼミの研究内容を書く時の例文

例えば、あなたが法学部の学生であったとしましょう。ゼミの研究テーマは、刑法の分野で「道義的責任論と社会的責任論」であったと仮定します。この例の場合、テーマ名を見ただけでもなんだか難しそうです。

あなたはこのテーマの研究で、毎日多くの文献を読み漁り、著名な教授や弁護士、検察官などの有識者にインタビューもし、裁判も傍聴し、そして、刑務所見学まで実施しました。それも、自らの考えでゼミの仲間にも声をかけ、主体的な研究活動を熱心に推進したのです。この努力の成果や、ひとつのことにかける情熱や推進力は、ぜひともエントリーシートで採用担当者にアピールしていきたいところです。

そこであなたは、下記のようなエントリーシートを作成しました。

『私は法学部の刑法研究室で、“道義的責任論と社会的責任論”というテーマをこの3年間研究してきました。道義的責任論とは、犯罪の行為者が、道義的な規範意識に背いて犯罪を行ったことに対する応報が、刑法の処罰であるという考え方に基づく考え方です。

一方、社会的責任論とは、犯罪の行為者の道義的自由意思という概念自体に真っ向から反する主張であり、行為者の犯罪に対する自由意思を否定するところを議論の出発点としており、その責任を道義・道徳性ではなく社会的責任に求めるがゆえに処罰される、という考え方です。

刑法総則の犯罪論の世界では、この二つの主張は大陸法の時代から議論がなされており、現在の日本における裁判例・通説では、道義的責任論を採用しています。

この主張の対立は、刑法総則においては刑法各則の構成要件に該当し、違法、かつ有責な行為を犯罪と定義しており、この「有責な」という部分について有責とする論拠をどこに求めるか、という、刑法の根本的な解釈にかかわるものであり、法学における研究価値は非常に高いものといえます。

私は、このテーマを追究するため、ゼミの担当教授にこのテーマの第一人者として、書籍なども出版されている他大学の教授をご紹介頂き、研究室に同じゼミの仲間も誘ってインタビューに伺いました、この〇〇教授は、この二つの主張の理論構成や論争の経緯からとても詳しくご教示くださり、私たちの研究テーマに対する理解も一層深まったように思います。

続いて、ゼミの仲間の人脈により、現職の弁護士や検察官の方々にも複数インタビューをお願いすることができ、貴重な発見をすることができました。実際の裁判も積極的に傍聴に出かけ、結果的に私としては通説・判例の主流を占めている道義的責任論こそ、犯罪者を犯罪者として刑法により処罰する論拠として、実務上、そして理論上妥当であるという結論に至り、近く行われる他大学との共同の論文発表会ではこの経緯を発表したいと考えております。』

いかがでしょうか。このエントリーシートを読むと、あなたがいかに真面目に、熱意をもって刑法ゼミに取り組んでいるか、そして、このテーマがとても立派なもので、あなたがそれをいかに理解できているかが伝わってきます。

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