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【男女別】就活の面接に適切なカバンとは|デザイン・機能性

更新日:2024年08月24日

面接

就活は人生の一大イベントですから説明会、OB訪問、エントリーシート、インターンなどどれひとつとして気を抜けるものはありません。中でも面接は実際に企業の採用担当者や重役と会って質疑応答をするわけですから、服装や持ち物から完璧な装いで臨みたいものです。就活の面接に適切なカバンについてご紹介します。

女性用のカバンの大半が肩掛けであるのに対し、男性用のカバンは手提げが主流です。遠方に面接に行ったり、スケジュールが重なって何社もはしごする様な場合には肩掛けベルトが付いているカバンだと疲れにくく両手も開くので便利です。持ち手が下がるタイプのカバンですと、コンパクトになる上に、冬春の時期の面接ではコートをカバンの上に置くことが出来て便利です。

2:女性の場合のカバン

女性用のカバンは肩掛けタイプ(トート型)が主流です。就活では多くの資料を入れて長時間移動したりもしますので疲れないためには肩掛けタイプを選ぶのがベストでしょう。男性用のカバンに比べると女性用のカバンは比較的デザインや装飾に対して寛容な風潮があります。

少し派手なストライプや素材が本革のカバンでも許容範囲であるといえます。男性用のカバン同様、実用性の面からはナイロン製、ポリエステル製などをチョイスするべきでしょう。

「男性の場合のカバン」で触れている、「内ポケット・小物入れ」「外ポケット」「持ち手が下がる」などの便利な機能が付いているカバンを選ぶようにしましょう。

就活の面接での適切なカバンの持ち方

面接の際のカバンの持ち方ですが、入退室時には普段持ち歩くときと同じように男性は手に持ち、女性は肩に掛けるか手で持って入室します。面接官への礼ですが、男性の場合は面接官に礼をするときに片方の手でカバンを提げたままもう片方の手を太ももの横につけて礼をする、すなわち普通の礼の形に「片方の手でカバンを持つ」ことを加えるだけです。

一方、肩掛けカバンの女性の場合はカバンを肩に掛けたまま礼をするとカバンがずり落ちる可能性があるので礼をする際に脇でカバンを挟んで固定し動かないようにした上で礼をするか両手に持って太もも~膝の前で両手でカバンを持って礼をする必要があります。手提げカバンの女性も礼のときには体の前側で両手で持って礼をしましょう。

男女ともにカバンのファスナーはしっかりと閉め、中身が落ちたりすることのないように気をつけましょう。

就活の面接中にカバンを置くベストなタイミング

カバンを置くタイミングですが、入室後、一礼し面接官から「どうぞお座りください」と言われて着席します。この着席するときに同時にカバンをイスのすぐ横に置きましょう。女性の場合、スカートのすそを手で押さえて座る人も多いですから、先に座ってからカバンをイスの横に置く、カバンをイスの横に置いてから座る、いずれでもかまいません。

カバンを置き忘れて膝の上に抱えたままであったり、肩にかけたままで面接を受けるのはNGです。着席とカバンを床に置く、この2点を満たさないと面接は始まらないのだと心得てください。

カバンを置く位置ですが、面接官は就活生の正面に座っていますから、カバンをイスのきっちり真横に置く必要はありません。むしろイスの足と平行になっているかどうかを気にしましょう。正面から見てカバンが曲がっていては見栄えが悪くだらしなく思えます。

就活の面接のカバンで注意すべき点

就活の面接のときにカバンで注意すべき失敗ケースは以下のようになります。

先述したように就活におけるカバンは原則として黒です。就活で大切なことは外見上の個性は消して周囲に合わせ、エントリーシートや面接の中身で個性を出すということです。

カバンやスーツの色が周囲から浮くようなものであってはいけないのです。黒以外の色ならば紺色か茶色をスーツの色に合わせて選んでもかまいませんが、目立って周囲から浮かないように気をつけましょう。

自立可能なビジネスバッグの大半は「中身が空の状態」か「中身が満杯の状態」で自立することを想定しています。ですので中身が中途半端な量の場合は自立できないことがあります。面接会場でカバンが自立しないからといってもたつかないようにしましょう。

企業からもらった資料や企業に提出する書類は汚れや折り目、しわがつかないようにファイルなどに入れて大切に保存しておく必要があります。就活のみならずビジネス用の書類のサイズは基本的にA4サイズです。

多くのビジネスバッグはA4サイズの書類・ファイルが入るようになっていますが、中には十分な量が入らないものもありますので気をつけましょう。特にファイルやバインダーを使う場合にはかさが増しますので注意が必要です。

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初回公開日:2022年11月17日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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