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物流・運送業界の志望動機 | 良い例・ダメな例・注意点

更新日:2024年03月08日

書類選考・ES

就職活動の際に最も重要な書類の1つに履歴書があります。昔は紙のものが主流でしたが、現在はインターネット上で提出したり、PDFにして提出する場合もあります。いずれの場合でも履歴書は採用不採用に直結する重要な書類です。履歴書の中でも特に重要なのが志望動機の欄です。

まず、志望動機を書く前の人間性の完成についてです。物流・運送業界は地味な職業ですが、正確性と几帳面さが求められます。大学の出席日数や、成績、バイトの継続状況は問題ないか、確認してみてください。履歴書の段階で不採用になるかどうかの分かれ道の1つです。

また、物流・運送業界ではIT化が進んでいます。自分の能力は現代の情報化社会に適応しているかも合わせて確認してみてください。IT化の一方で、一番筆記用具を使う業界といっても過言ではありません。不在連絡表に立ちながら電話番号やアルファベットを書いたり、急なお客様からの電話に対応し、出先でもメモを取ったりする機会もあります。

また、物流・運送業界で欠かせないのは免許です。いくらビジネスとはいっても、最初の研修では現場に立たされます。大型の免許も取らずに物流・運送業界を受験するのは、お門違いです。誠意や本気度が伝わりません。

本当に物流・運送業界に就職したいのであれば、履歴書に書ける資格は取っておいてください。よりよい履歴書でまずは書類審査を突破しましょう。

書類審査の次は面接です。お客様第一主義の物流・運送業界では言葉遣いはもちろん、身だしなみもみられます。

言葉遣いは後から研修などで鍛えられることが予想されますが、身だしなみは才能でもあり、改善がなかなか難しい部分でもあります。

笑顔は自然にできているでしょうか。お化粧は品のある程度のものでしょうか。容姿の良し悪しではなく、髪型やスーツ、ストッキングなど、清潔感を重視します。自分が普段人に与えている印象はどうでしょうか。お客様に不快な印象を与える身なりではないか、振り返ってみてください。

自分に荷物を配達されていると想像してみて、デモンストレーションしてみても良いでしょう。

物流・運送業界はどの企業も業務内容は重なります。お客様第一主義は変わらず、仕事の手順も、利益の上げ方もほとんど同じです。その中でどうしてその企業を選んだかは、採用不採用に大きく関係します。

したがって、物流・運送業界を目指すなら、個々の企業の社風やCSRを研究し、他社とは明らかに違う、という点を明確にしておくべきです。典型文を連ねても「他社でも同じことを言っているのではないか」と思われるだけです。

社風を研究するのに一番良い方法は、OB、OGを訪問することです。自分に大学の卒業生にその企業に勤めている人がいれば、コンタクトをとってみてください。親身になって教えてくれるはずです。外部の人が内部の様子を言い当てれば、採用担当者も「よく企業研究できいるな」と感じます。

履歴書の志望動機からだけでは分からなかった人間性や用意周到な一面も高評価になり、採用につながります。単純作業だからこそ、企業独特の雰囲気を感じ取って、アピールしていってください。

初回公開日:2022年11月17日

記載されている内容は2022年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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