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【切手マナー】返信用封筒で複数貼る方法・切手の値段・速達の場合

更新日:2024年01月19日

ビジネスマナー

返信用封筒を同封したいんだけど、どうしたらいいのか分からない。切手は?値段は?速達の場合は?返信用封筒のマナーってややこしいですよね。今回はビジネスシーンでよく使う返信用封筒の切手マナーについて分かりやすくまとめていきます。

速達郵便は、普通郵便よりも早く郵便物を届けられるサービスです。急いで届けなければいけないものがあるときは速達郵便を利用しましょう。逆に、相手からの返信が早くほしいときは返信用封筒を速達にします。大事な書類は速達で届くことが多いですよね。ビジネスシーンに限らずよく利用されるので、しっかり基本を抑えておきましょう。

通常の料金に追加料金がかかる

速達にするには、通常の郵便料金にプラスして追加の料金がかかります。 250gまで→プラス280円 1kgまで→プラス380円 1kg超→プラス650円 例えば、25g以内の定形郵便物を速達で送る場合は、 82円(通常の料金)+280円(速達料)=362円 になります。 返信用封筒を速達にするときは、速達料を含めた料金分の切手を貼りましょう。

封筒上部に赤線を引く

速達にする場合、封筒上部に赤線を引きます。そして、空いているスペースに「速達」と記入します。「速達」は書かなくても問題ありませんが、封筒上部の赤線は必ず書きましょう。

速達で出すと翌日の午前中に届く

速達で郵便を出した場合、翌日の午前中に届くことが多いです。つまり、相手から返送される返信用封筒は、相手が郵便を出した翌日には受け取ることができるということです。日曜や祝日でも配達してくれるので、急ぎの書類も平日と同じように届きます。運が良ければ、当日中に届くこともあります。速達の場合は窓口から出さなくても速達料をプラスした金額の切手を貼ればポストへ投函して出すことができます。ただ、ポストへ投函した場合は、そのポストの回収時間によって翌日に届かないことがあるので注意しましょう。確実に届けるためには、窓口に直接持っていくことをおすすめします。

書留とは配達を記録し実損額が賠償される郵送方法

書留で郵便を出すと、配達の履歴を記録してくれます。また、郵便物が配達の途中で壊れたり、なくなったりして届かなかった場合に実損額を賠償してくれるサービスです。もしものときのために、大事な郵便物は書留で出しておくといいでしょう。重要な書類の返送がある場合は、あらかじめ返信用封筒も書留にしておくことをおすすめします。 書留には三種類あります。意外と知らなかった人が多いのではないでしょうか。それぞれの違いを理解して、正しく使い分けられるようにしましょう。

簡易書留は出した時間と場所、着いた時間と場所を記録

簡易書留は、郵便物を出した時間と出した郵便局、郵便物が着いた時間と着いた郵便局のみを記録する郵送方法です。料金は通常の郵便料金にプラス310円で、賠償額は5万円が限度です。書留の中で一番利用されているのは簡易書留ではないでしょうか。例えば、ビジネス上での大事な書類のやりとり、学校の願書郵送などは簡易書留を指定されることが多いです。送るときは直接窓口に行く必要があります。ポストに投函してしまうと、書留として届かなくなってしまうので注意しましょう。

一般書留はより細かく追跡できる

一般書留は、郵便物を出した時間と出した郵便局、郵便物が着いた時間と着いた郵便局に加えて、経由した郵便局まで記録します。料金は、通常の郵便料金にプラス430円で、賠償額は10万円が限度です。一般書留は、ダイヤや金などの貴重品、高額なものを郵送するのに適しています。だだし、現金は不可です。

現金を送るときは現金書留

現金を郵送する場合は、現金書留を使います。料金は、一般書留と同じで通常の郵便料金にプラス430円で、賠償額は1万円が限度です。

切手の代わりに料金後納

切手を貼らずに料金後納の局印を記載して郵送する方法もあります。これは事前に承認されている企業などが、切手を貼る手間を省くために利用しているサービスです。一か月分の郵便物の費用を翌月に一括払いすることができます。個人で利用することはあまりありませんが、毎月たくさん郵便物を郵送している企業にとっては便利なサービスです。 料金後納の局印が付いた返信用封筒が同封されていた場合は、通常と同じようにその1通分の料金の切手を貼って返送しましょう。切手なしで送れるのは、その封筒を使っている会社が差し出しを行うときだけなので、注意しましょう。

正しい返信用封筒を同封しましょう

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初回公開日:2016年12月07日

記載されている内容は2016年12月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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