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更新日:2024年05月14日
「お伺い」という言葉の正しい使い方はご存じでしょうか。本記事は「お伺い」が持つ2つの意味について、類義語や言い換え表現も含め例文を使いながら解説しています。疑問点や注意点がクリアになり「お伺い」の正しい使い方が身につきます。ぜひ参考にしてください。
目次
「お伺いって違う場面で使うことがあるよね」 「お伺いしますって言うのは間違い?」 「お伺いさせていただきますって二重敬語にあたらないの?」 「お伺い」を使う場面でこんな疑問を持たれたことはないでしょうか。「お伺い」は2つの意味を持つ言葉なので使い分けが必要となります。 本記事では、「お伺い」が持つ意味や類義語・言い換え表現などの基礎知識に加え、例文や英語表現もふまえてくわしく解説しています。 この記事を読むことで「お伺い」を使うときの注意点や類義語との違いが把握でき、正しい使い方を身につけることができるでしょう。 「お伺い」をあいまいに使っている人や、「お伺い」に疑問を持たれている人は、是非この記事をチェックしてみてください。
お伺いには大きく分けて「聞く」という意味と「訪れる」という2つの意味があります。 1つの言葉で2つの意味があるので状況に応じて使い分けが必要ですが、多くの人が使い分けができている言葉と考えられています。 「聞く」という意味においては「尋ねる」、「探る」、「確認する」といった意味もあります。
「お伺いします」は二重敬語ですが、文化庁公表の「敬語の指針」の中で「習慣として定着している二重敬語の例」として掲載されているため、使用しても問題ありません。 使えない二重敬語として以下の2つがあげられますので、個別に解説します。使うときにていねい過ぎると感じる違和感があれば控えておくとよいでしょう。 出典:「二重敬語」とその適否|文化庁 参照:https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/sokai/sokai_6/pdf/keigo_tousin.pdf
「お伺いさせていただきます」はていねいに聞こえますが、二重敬語となりますので使い方としてはあやまりです。 「お~します」が敬語表現となるので、さらに「する」の謙譲語「いたす」が重なると二重敬語になります。 「お伺いさせていただきます」はよく使われており正しい敬語のように思われますが、上記の理由により二重敬語となりますので、使わないようにしましょう。
「お伺いいたします」も「お伺いさせていただきます」同様、二重敬語となります。 理由も「お伺いさせていただきます」と同様、「お~します」が敬語表現となり、さらに「する」の謙譲語「いたす」が重なっていることによる二重敬語です。 「お伺いいたします」もよく使われており正しい敬語のように思われますが、上記の理由により二重敬語となりますので、使わないようにしましょう。 使える二重敬語と使えない二重敬語があるので理解しづらい部分ではありますが、きちんと覚えて正しく使いましょう。
「お伺い」の意味は「聞く」という意味と「尋ねる」という意味があります。 それでは具体的にどのように使えばよいのでしょうか。ここからは2つの意味に分けて例文をあげて解説します。
何かを尋ねたいときの例文は以下のものがあります。 「聞く」という意味があることがおわかりいただけるでしょう。
訪問するときの例文は以下のものがあります。 「訪問する」という意味があることがおわかりいただけるでしょう。
記載されている内容は2016年12月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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