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さもありなんの意味と使い方の例文|古文/類語/品詞分解

初回公開日:2018年03月11日

更新日:2020年03月13日

記載されている内容は2018年03月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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言葉の意味

あなたは「さもありなん」という言葉をご存知ですか?意味を説明することができますか?今回は、使い方次第で、相手との会話をオシャレに変身させることができる「さもありなん」という言葉の意味や使い方、例文などについてご紹介していきます。

「さもありなん」とは?

あなたは「さもありなん」という言葉をご存知でしょうか。現代社会の日常会話の中では、ほとんど使われることがない言葉ですので、若い世代の人は聞いたことがないのではないでしょうか。 「さもありなん」は、「さもありなんと思う」などといった形で用いられることが多い言葉です。しかしながら、冒頭で記載したとおり、日常生活の中で頻繁に登場するような言葉ではないため、具体的にどのようなときに使う言葉なのか、またこの言葉の類語には一体どのようなものがあるのか、疑問に思う人も少なくないでしょう。 そこで、今回は「さもありなん」という言葉の意味や使い方、そして類語などに焦点を当ててご紹介していきます。

意味

「さもありなん」とは、「もっともなことだ」という意味です。他にも、「そうであっても全くおかしくない」「そうであろう」といった類の言葉に置き換えることができます。 上記で記載した置き換えの言葉を見てわかるとおり、「(ある事柄の場面や状況などにおいて)そうであっても全くおかしくないことであろう」と感じることを表現する言葉です。

古文における「さもありなん」の意味と使い方

「さもありなん」と聞いて、その意味はわからなくても、漠然と「昔の言葉」や「古文」と感じた人もいるのではないでしょうか。言葉から連想できるとおり、「さもありなん」は古文の中でも登場する言葉です。 古文における「さもありなん」とは、「そんなことだろうと思った」といったニュアンスの意味があります。何だかの事象を想定していたとき、その想定していた内容が現実のものになった際に、「やっぱり、そんなことだろうと思った」と、相手に伝達する意味で使用します。これは、前々から自分自身で考えていたことが、想定どおりに至ってたということを表現したい際に大変効果的です。

古文における「さもありなん」の品詞分解

「さもありなん」が古文で登場する言葉であるということがわかりましたが、つまり、この言葉は古語がまだ残っているということですので、「さもありなん」を品詞分解してみると、「さも」・「あり」・「な」・「ん」といった形式になります。 「な」・「ん」というのは、古語でいうところの「な」・「む」にあたります。この「な」・「む」は、「確かに~だろう」・「きっと~だろう」といった推量を強く示します。「あり」については、現代と同様、「あり」という意味ですので、「なん」と組み合わせた「さも」+「あるだろう」という形になります。 最後に、「さも」については、「いかにも」や「そのようなことも」という意味となります。以上のことから、「さもありなん」は「そのようなこと」が「あると考えられる」ということを表しているといわれています。

方言・類語

「さもありなん」とは、一見方言なのではないかと感じた人もいるのではないでしょうか。しかし、先ほど記載したとおり、「さもありなん」とは古語がそのまま残っている状態であって、方言ではありません。 「さもありなん」の類語としては、「当然だ」、 「 もっともなことである」、「それもそのはず」などといった意味の言葉を挙げることができます。つまり、その事象に関する内容や方向性に納得や同意するときに使われる表現です。

漢字

「さもありなん」は漢字表記ができるのでしょうか。「さもありなん」の「さ」は、副詞になりますので、「さ」=「然」と書き表すことができます。つまり、「さもありなん」を漢字で記載すると「然もありなん」という表記になります。

品詞分解

「さもありなん」の「さ」は、副詞ですので「そう」「そのように」といった意味になります。続いて、「も」は、係助詞になりますので色々な品詞の後ろにくっつきます。しかしながら、「さもありなん」の場合においては、「さ」と「も」で連語となっています。 次に、「あり」は補助動詞となっており、「さもありなん」の場合においては、「~の状況である」といった意味合いを表しています。 最後に、「なむ」は、完了の助動詞である「ぬ」(未然形)に、推量の助動詞である「む」を足して連語になっているものであると考えられます。「確かに~だろう」、「きっと~するだろう」といった種類の強い推量を意味しています。

「さもありなん」の意味の語源とは?

「さもありなん」という言葉は、現在では「慣用句」として整理されています。慣用句とは、複数の言葉が結び付くことで成り立っています。つまり、「さもありなん」とは、「さ」+「も」→「然も」、「さも」+「あり」→「然もあり」、となり、そこに強い推量の意味が足されることで、「然もありなん」といった言葉にでき上がっていったと推測することができます。

「さもありなん」の使い方と例文

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