IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「振り返り」の類語と振り返りをする方法・書き方|ノート

更新日:2020年05月19日

書き方・例文

あらゆるコト・モノが目まぐるしく変化する現代社会においては、ゆったりとスキルアップする余裕はなく、一つ一つの経験を着実に自分のスキルとして蓄積していく必要があります。効果的な「振り返り」方法をマスターし、自身の経験をスキルへとステップアップしていきましょう。

「振り返り」をマスターする

ビジネスの世界は、教科書のようなものに沿って学習すればビジネススキルが身につくという世界ではありません。そして、時代も技術も物凄いスピードで目まぐるしく変わっていく現代社会においては、正解のない未知の領域にどのように携わっていくことができるかが求められます。 このようなビジネスの現場ではゆったりとスキルアップを図る余裕はありません。全てのビジネス活動経験を確実に次のチャレンジの糧、あるいはヒントにしていくことだけが変化に対応できるスキルアップの方策となります。 日々の活動を「振り返り」することで、全ての経験をスキルとして蓄積し、未知の領域に踏み込んでいくことができます。 こちらでは「振り返り」の方法を整理し、効果的な「振り返り」方法をマスターすることで、ビジネスパーソンとしてさらなるステップアップをはかります。

「振り返り」とは

「振り返り」とはどのようなものでしょうか。「振り返り」とは、日々の活動の断面を切り取り、より効率的に取り組める方法はなかったか、あるいはうまくいかなかった要因はなんであったかを見極め、次に同様、同類の事項が発生した場合にはどのように対処するかを分析・検討することです。

「振り返り」とPDCA

日々の活動で、「振り返り」すべき事項を見つけて分析・検討することも効果はあります。しかしもっと効果があるやりかたはPlan-Do-Check-Action(PDCA)の一環として「振り返り」を組み込むことです。日々の活動や経験は意識的な活動と無意識の活動組み合わさっています。無意識の活動を続けてもゆったりとスキルは身に付きます。 しかし我々には時に任せてスキルをマスターする余裕はありません。せっかく経験した一つ一つの経験を確実に自身の糧としていくためには、できるだけ多くの活動を「意識的な活動」にする必要があります。 そのような結果になったのは意識的な活動の結果である、だから修正するためにはここをこのように修正したらよいのではないかという分析が効果を発揮します。意識的にとった行動であれば、それを修正したり強化したりすることができます。

「振り返り」ポイントをあらかじめ計画しておこう

そのためにはPDCAのサイクルをはじめから意識し、「振り返り」を実施するポイントをあらかじめPlanしておく必要があります。 例) Plan ・多くの人から有益なアンケート結果を得るためには、あらかじめアンケート内容を事前告知したうえで作業してもらようにしたらどうか →「振り返り」することができるように目的と対応内容を事前に設定します Do ・このようなアンケートをお願いしますので、アンケート内容を意識して作業願います Check ・前回よりは効果的なアンケート結果を得ることができた(計画どおりうまくいったから今後強化できる) ・しかし、アンケート内容を手元で見ることができずアンケート記載時に思い出して内容記載しているケースがありそうだ Action ・次回作業時には一つの作業完了後にすぐアンケートに応えてもらうよう手順を変更してみよう

「振り返り」の類語

ここでは「振り返り」の類語を確認します。ここでとりあげる類語は「振り返り」という用語の類語ではなく、作業や経験を振り返り、次に活用していくという行為としての「振り返り」の類語を確認します。 確認する用語は「感想」「反省」「内省(リフレクション)」です。

「感想」と「振り返り」の違い

ある作業の「振り返り」をする場合、どう思ったかを述べる場合があります。 ・予想以上に時間がかかり辛かった ・手順が整備されておらず、時間のわりにできあがり数が積みあがらなかった 上記は「感想」であって、次に同様・同類作業を行う場合の糧にはなっていません。発生した原因分析や次にどうしたらもっと望ましい結果につながるかといった解析が伴っていないからです。

「反省」と「振り返り」の違い

「反省」は失敗した結果を顧みて直すべきポイントを考えることです。失敗をしてしまった原因は何か、次に同様作業を実施する場合にはどのような対策が必要であるか分析検討します。 一方「振り返り」は失敗した結果だけではなく、うまくいった結果についても要因を分析し、その強化方法についても分析・検討します。 また、PDCAの一環としての「振り返り」ですから、結果を想定した対応内容をPlan時に決定する、という計画時のポイントがあります。Check時にはその対応計画を振り返ります。 例) ・ある効果を想定して検討したAというやりかたでいくことを計画(Plan)した ・実行した(Do)結果はBであった ・当初考えたAというやりかたのCの部分に改善ポイントがあると分析した(Check) ・次回はAを改善したDという方法で対応し(Action)、結果を「振り返り」する

「内省(リフレクション)」と「振り返り」の違い

「内省」とは「自分の考えや行動を深く省みる」ことですが、人材育成における「内省(リフレクション)」とは本人が日常業務や現場から一度離れて、自分の積んだ経験を「振り返り」することを指します。経験を振り返り、糧とするという観点では「内省(リフレクション)」と「振り返り」は全く同じことを指しています。 さらにいうと「内省(リフレクション)」を人材育成サービスとして取り上げている企業もあり、人材育成の重要な手法として認知されています。 人材育成サービスで実施される「内省(リフレクション)」はワークショップ形式で他者を交えて実施する方式が主流です。他者からの問いかけがより深い「振り返り」を得るきっかけとなり、一層の効果が得られます。

初回公開日:2018年03月27日

記載されている内容は2018年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング