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「行」の消し方・横書きでの消し方|手紙/招待状/封筒

更新日:2024年07月12日

ビジネスマナー

社会人になり迷うことが多い「行」の消し方や、斜めの二重線での消し方をご紹介していきます。招待状のはがきは消し方が一文字と二文字以上では異なるので注意しましょう。行の消し方や御中の書き方を覚えてスマートな大人になりましょう。

返信用封筒の「行」の消し方は?

機関から送られてきた手続きなどのお知らせには、返信用の封筒が同梱されていることが多いです。ほとんどは宛名にあらかじめ「行」や「宛」と印刷されていますので、「行」や「宛」を消して「様」や「御中」に修正する必要があります。縦書きの場合、消した「行」の真下に様や御中を書くか、「行」の左隣に書きます。 消し方としては、ご紹介済みですが二重線で消します。縦書きの場合は縦に二本、横書きの場合は横に二本の線を引くのが正しい消し方です。定規を使った二重線で消す人もいますが、まっすぐすぎると初心者や幼いという印象を与える場合もありますので、フリーハンドで書くか定規で書くかは状況に応じて使い分けましょう。

返信用封筒を作成する場合の「行」の書き方

自分が送る側で、返信用封筒を作成して同封する際は、会社名、部署名を書き、自分に送ってほしい場合は自分の名前のあとに「行」か「宛」のどちらかを記載します。どちらを選ぶかはさまざまな意見がありますが、結局のところ自分に送ってほしいという意味ですのでお好きな方で構いません。ポイントは、決して「様」や「御中」を自分には使わないことです。

横書きの時の「行」の消し方

横書きの場合も二重線で消しますが、縦ではなく横に二重線を引きます。縦の二重線を引かないように気を付けましょう。そして、「行」の右側に「様」や「御中」を書きます。もしも書くスペースが残っていない場合は無理やり右側に書かなくても大丈夫です。その際は右下に書きましょう。

「御中」と「様」の書き方と違い

相手が個人ではなく、会社などの多数の人の場合に「御中」を書きます。例えば【ひまわり株式会社 おひさま課】に送りたいときは個人ではなく課に送るものですので「御中」を書きますが、【ひまわり会社 おひさま課 夏野太陽】というように、個人名を書く場合は「様」を書きます。 「様」と「御中」の区別は、送る相手が個人かそうでないかによって決まります。宛名に個人名を書く場合は名前のあとに「様」を付け、個人名ではなく会社名や部署名であれば「御中」を書きます。迷ってしまいがちですが、個人は「様」、個人以外は「御中」と覚えておけば大丈夫でしょう。

「行」を消すことは、小さいけれど大事なマナー

「行」の消し方は覚えていただけましたか。毎回消し方で迷ってしまうという人も、消し方が分からなかったという人も、これを読んで覚えてくれたら嬉しいです。「行」を消すことはついつい忘れてしまいがちですが、心遣いにもつながるマナーです。 消し方は難しく思えますが覚えてしまえば簡単です。小さなことですが、受け取った人にとって書き直されているかいないかで印象は異なります。社会人として、大人として、その小さな心遣いを忘れないようにしましょう。お互いが気分よくやりとりを終えることができるように、今回ご紹介した「行」の消し方や直し方をきちんと覚え、実践してください。

初回公開日:2018年02月23日

記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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