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法事の食事代は誰が出すのか・挨拶の例文とメニューの例・相場

更新日:2024年09月10日

ビジネスマナー

法事が行われた後には、喪主や遺族が食事をふるまうことがあります。この法事の食事代は、一体誰が出すのがふさわしいのでしょうか。ここでは、法事のあとに行われる食事について、詳しく紹介いたします。ぜひ、参考にしてみてください。

法事を家以外の場所で行った場合には、食事をする際に場所を移動し、お店などで行う場合があります。お店で食事をふるまうメリットは、食事の準備に手間がかからないことでしょう。店で食事をするので、事前の準備や席を用意することもありません。また、お店によっては法事用のメニューが用意されている場合があり、お店ならではの料理をふるまうことができます。 しかしその一方で、お店では時間が限られてしまうため、ゆっくりと食事を取ることは難しい可能性もあります。これらのメリット、デメリットを踏まえて、食事をふるまう場所について考えてみてください。

法事の食事に送迎は必要か

法事をお寺などで行い、お店などに場所を移して食事をふるまう場合には、参列者の送迎があるとよいでしょう。参列者の中に、ご高齢の方や小さな子供を連れた方などがいる場合には、移動そのものが難しくなってきます。最近では、お店に送迎バスのサービスがあるお店があります。お店に直接問い合わせて確認するのも良いでしょう。

法事の食事の相場の金額・値段

法事の後に行われる食事の金額の相場は、初盆や一周忌、親族以外の関係者が集まる場合と、そうでない場合とで変わってきます。親族以外の関係者が集まる法事では、5千円から1万円ほどが相場となります。お寺で法事のみ行い、お店で食事をふるまう際には、3千円台にすることも可能でしょう。親族のみで行う法事では、3千円から5千円程度が目安となります。

法事の食事なしでも大丈夫か

法事を行う際に、法事の時間や場所により、参列者全員で食事をすることが難しい場合があります。そのような場合には、法事の後にふるまわれる食事はなしでも大丈夫なのでしょうか。 一般的に食事をふるまうことができない場合には、持ち帰り用のお弁当と引き出物を用意することが必要です。お弁当と引き出物は、法事のあとに参列者に渡すようにしましょう。

食事なしの場合の香典

法事の後に食事をしない場合には、法要のみの香典を渡すようにします。法要のみ出席の香典の相場は、1万円から2万円です。故人や遺族との関係性や、渡す方の年代によって変わりますが、相場での香典を渡すと間違いないでしょう。

法事の食事の席順の決め方

法事の後にふるまわれる食事の席では、一般的に決められている席順があります。僧侶がお斎に出席される場合には、最も上座に座ってもらうようにしましょう。僧侶の隣には、施主や喪主が座ることが一般的です。次の席からは、親族以外の参列者が座るようにします。親族はあくまでも食事をふるまう側となるので、末席に座ることになります。 法事の食事は、参列者への感謝の気持ちをこめたおもてなしであり、故人についての思い出を語りながら、故人を偲ぶことが主眼となっています。喪主以外の故人と縁が近い人が、基本的には末席ということになりますので、席順には注意するようにしましょう。

事前に準備することが大切!

いかがでしたでしょうか。法事の際にふるまわれる食事のことを、お斎と呼びます。お斎をふるまう場所が家であるのか、お店であるのかによって、それぞれ準備事項が変わります。それぞれにメリットやデメリットもあります。法事の際には、家族でよく話し合い、事前にお斎の準備をする必要があります。

初回公開日:2018年02月24日

記載されている内容は2018年02月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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