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懲戒解雇の場合の再就職がしやすい職種・再就職にもたらす影響

初回公開日:2018年02月26日

更新日:2020年05月15日

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社会人常識

「懲戒解雇」になった場合、再就職することが難しいと考えられていますが、本当にそうでしょうか。懲戒解雇でも再就職することができるのはどんな場合でしょうか。ここでは懲戒解雇になった時に再就職しやすい職種や再就職するやり方について考えます。

懲戒解雇の場合の再就職がしやすい職種

懲戒解雇された場合、再就職するための職種は、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは再就職するための職種を考えてみます。

派遣

懲戒解雇された場合の再就職で頭に浮かぶのは「派遣」です。派遣会社は人材派遣業なので、派遣会社から他の会社に出向して働くことになりますので、懲戒解雇されたことは派遣会社でしかわからなくて、出向した会社にはわかりません。 しかし出向先にはわからなくても、派遣会社に入社する際には、履歴書を出さなければなりませんので、懲戒解雇されたことは派遣会社にはわかってしまう場合があります。ここで再就職するためには、懲戒解雇された理由を派遣会社に話すことも必要になります。 派遣会社は信用第一で社員を出向させていますので、懲戒解雇された人材を雇うことはリスクを負うことになります。つまり派遣で再就職するためには懲戒解雇された理由を派遣会社に話して、それでも働きたいという気持ちを会社にわかってもらわなければなりません。

公務員

「懲戒解雇」という言葉は一般企業で使われ、公務員では「懲戒免職」という言葉が当たり前に使われています。それだけ「懲戒解雇」という言葉には敏感になります。このような公務員の職場に、懲戒解雇して再就職はできるのでしょうか。 公務員は「官公庁」「消防」「警察」などがありますが、どの職場も前歴を履歴書に記載しなければなりませんので、懲戒解雇されたことも記載しないと、「重要な経歴を詐称して雇用されたとき」という条例に引っかかる場合があります。 そのため公務員に再就職する場合に採用されることは、懲戒解雇された理由にもよりますが、まずないと考えなければなりません。もし履歴を隠して採用され再就職して、あとから発覚した場合は、否応がなしに「懲戒免職」となります。

介護

介護の職場は人材不足なので、少々のことでは採用を断られないと思われがちですが、サービス業であるので、懲戒解雇された場合は再就職は難しくなります。特に社会福祉法人はその部分が厳しいので、社会福祉法人では再就職はかなり難しいと言えるでしょう。 しかし福祉の職場は社会福祉法人だけではなく、近年は会社が運営している施設もありますので、すべての施設で再就職が難しいわけではありません。本当に親身になって懲戒解雇された話を聞いてくれる職場もあるので、ハローワークなどで相談してみても良いでしょう。 介護の職場は「守秘義務」がありますので、懲戒解雇されたことを外部にもらすことはありませんし、別の意味からいえば、「安心できる職場」ですので、きちんと話して再就職した方が良いと思われます。

会社

一般の「大企業」では、基本的に「懲戒解雇」された者を採用することはありません。ただし「中小企業」なら望みはあります。企業でなくても町工場などでは、懲戒解雇されていても採用される場合もあります。 中小企業や町工場は大企業と違い、「人」を見ます。つまり自分の職場で「戦力」になる人材を求めています。また上司と部下の間隔が狭いので、アットホームな職場が多いです。懲戒解雇で再就職したいとおもっている人材を無下に断ることは少ないです。 懲戒解雇されても、その企業で使える技術者だったなら、再就職をさせてもらえますし、社長の胸ひとつで懲戒解雇のことも、他の社員にはわからないことも多いです。つまり採用してもらえば、懲戒解雇の前歴を隠して働くことができますので、再就職も可能になります。

懲戒解雇が再就職にもたらす影響

「懲戒解雇」とは別の言い方では、「クビ」です。要するに組織に多大なる迷惑をかけたり、大きな損失を与えたりしたことで、組織内で働くことができなくなることです。一度「懲戒解雇」になると、前歴に傷がつくことになり、次の会社組織でも同じ過ちを犯す可能性もあります。 懲戒解雇になった人材をなぜ会社は雇わないかというと、自分の会社でも同じ過ちを犯して、損失を与えるのではないかと思われるからです。どんな事情があろうとリスクのある人材を雇うことは、普通の会社はしません。それだけ「懲戒解雇」ということは重いことです。 ハローワークで仕事を探す時に、懲戒解雇された場合でも紹介してもらえますが、ハローワークも承知で紹介してトラブルになることも避けたいのも実情です。「懲戒解雇」の場合は再就職することは非常に難しいです。

懲戒解雇後に再就職できた・成功した人の特徴

懲戒解雇後に再就職をしようとおもっていても、なかなか見つかりませんが、実際には再就職している人もいます。再就職できた人はどのような方法をおこなったのでしょうか。ここでは懲戒解雇後の再就職した人の特徴を考えてみます。 再就職できた人は大企業ではなく、中小企業に就職しています。また前職で大手にいても、そのことは表に出さずにひたすら「働きたい」という気持ちを表に出しています。懲戒解雇された理由もきちんと面接で話して、自分がしたことの反省を表現しています。 懲戒解雇される理由はさまざまです。損失を与えた場合、勤務態度、そして上司からのパワハラなどがあります。これらの理由を話せる勇気があるのが、再就職できる人です。そして採用してもらい、新しい生活が始まる人です。

懲戒解雇後の再就職先の探し方

懲戒解雇後に再就職しようとおもえば、まずどこへ行けば良いのでしょうか。ここでは懲戒解雇後の再就職先について考えます。再就職するためには、ハローワークに行くか、チラシなどに掲載されている会社などに直接連絡するかになります。 チラシなどに掲載されている会社に直接連絡することは、なかなか難しいことも多いので、ハローワークに行くことになります。

ハローワーク

懲戒解雇されても、ハローワークより新しい職場の紹介は受ける権利はあります。雇用安定法で正しい理由がなければ、ハローワーク側には登録の拒否などができません。懲戒免職されても、ハローワークの紹介はありますが、正社員にはなれない可能性があります。 ハローワークも懲戒解雇になった者には慎重になります。懲戒解雇を隠して紹介してもらうことも可能ですが、紹介した会社で懲戒解雇の件発覚した場合は、ハローワークにも連絡がいくことになります。 あとからのトラブル防止を防ぐ上でも、ハローワークでは懲戒解雇されたことを伝えて、新しい職場を紹介してもらった方がトラブル防止になりますし、自分も隠しごとをして新しい職場でも面接に臨むのも心苦しいです。

懲戒解雇の場合の再就職活動の仕方のポイント

懲戒解雇されて再就職活動する場合は、普通の再就職活動よりも気を使わなければなりません。ここでは再就職活動するポイントを考えてみます。

面接

ハローワークでも会社に直接連絡した場合でも、面接を受けなければなりません。面接では必ず、「前の会社はなぜ辞めたのですか」と聞かれます。そこで懲戒解雇になったことを言うべきか言わないのかを考えなければなりません。 懲戒解雇になったことを素直に言えば、ほとんどの会社では不採用になります。ただそうなった理由を聞いてくる会社もあります。その際にどのような回答をすれば良いのでしょうか。素直に理由を言っても良いのでしょうか。 懲戒解雇になった理由を素直に話せば、まず不採用になりますが、パワハラにあったことにすれば採用になる可能性もあります。ただそこで嘘をつけばいずれはバレることになります。採用になっても自分自身も嘘をついたことで後ろめたい気持ちで働くことになります。

履歴書の書き方

再就職の面接に臨む前に履歴書を書かなければなりません。履歴に懲戒解雇になったことは書かなくても良いですが、辞めた理由は書かなければなりませんが、「自己都合」と書けばほとんどの会社では懲戒解雇になったことはわかることはありません。 懲戒解雇になった会社に数カ月しかいなかった場合は、その期間を履歴書に記入しなければ良いですが、数年も勤めていた場合は職務欄に勤めていた期間を記入しなければ、長期間遊んでいたのかと再就職する会社に疑われることになります。 懲戒解雇になった会社は辞めさせた社員のことを外部に漏らすことはありませんので、履歴書に記載しなければ、再就職する会社にわかることはないですので、辞めた理由は「自己都合」で良いです。

懲戒解雇後の再就職先にバレる理由と危険性

再就職した会社に黙っていれば、バレることはありませんが、ふと他人に話してしまうとバレてしまうこともあります。その話した相手がまた別の人に話すことがあるからです。その相手が新しい会社の関係者である場合があるからです。 人はどこで人とつながっているかわかりません。まわりまわって自分が辞めた理由がわかる場合も少なくありません。もしかしたら自分が再就職した会社の取引相手の時もあります。そうなった場合には、せっかく成立した商談がだめになることもあります。 懲戒解雇になった場合は誰にも話さない方が良いですし、家族にも話さないように言っておいた方が良いです。特に不当な理由で懲戒解雇になると、他人に愚痴を言いたくなりますが、他人から見れば理由はどうあれ懲戒解雇とおもわれます。

懲戒解雇は再就職できるのか

懲戒解雇になると再就職はかなり難しいですが、再就職できないわけではありません。まずしなければならないのが、自分が懲戒解雇になった理由を考えることです。それが自分にとって不当解雇とおもわれていても、本当に自分には非がないのか考えることも大事です。 自分がしたことを考えると、もう二度と同じおもいをしたくないと考えます。そう考えて自分なりの反省をすることも必要です。それがないと再就職しても同じ過ちを繰り返し、結局どこにも就職できないことになります。 懲戒解雇になるとどうしてもマイナーな気持ちになります。しかし探してみれば再就職先は必ずあります。何回もハローワークに通って、自分のことをわかってくれる職場を探してみれば、必ず再就職先は見つかります。

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