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「折を見て」の意味・使い方・類語・折に触れてとの違い

更新日:2020年08月07日

言葉の意味

ビジネスシーンで「折を見て」という言葉をよく耳にします。日常会話ではあまり使うことのない言葉ですが、単純に「そのうちに」と実行を先延ばしにする言葉だと認識している人もいます。ビジネスにおける「折を見て」の意味や使い方、類語などを詳しく解説します。

「折を見て」の意味と使い方

「折を見て」は、日常会話ではあまり使うことのない言葉です。「折を見て」という言葉がどんな意味や由来を持っているか詳しく解説します。

「折を見て」の意味は時期やタイミングを見計らうこと

「折を見て」とは、時期やタイミングを見計らうことを意味します。その時、その場ではできないことを頼まれた場合などに、「タイミングを見計らって○○します」「都合のよいときに○○します」という意味で使われる言葉です。ところが、これを単純に「後で○○します」という意味に解釈してしまうと、思わぬトラブルになりかねません。 「折を見て」は、正と負の両方のニュアンスがある言葉です。「折を見て○○します」という表現には、「タイミングのよいときに○○します」という意味と同時に、「都合がつかなければ○○しません」という意味も含まれています。 「折を見て」を使うときや「折を見て○○します」と相手から言われた場合には、その事案が実行されるかどうかについて保留された状態であることを念頭に置いておきましょう。

「折を見て」を使うのはどんなとき?

「折を見て」は何かをするに当たって、実行するかしないか、いつ実行するかなどを曖昧にした表現として「折を見て○○します」という形で使います。例えば以下のような場合です。 【例】 1.折を見てこちらからご連絡いたします。 2.折を見て私から上司に話しておきます。 3.いずれ折を見てお伺いするつもりです。 いずれの場合も、「実行する日は定かではないが、後日○○するつもりだ」という意味合いが文章に込められています。

「折を見て」はビジネスにおいてどんな意味を持つの?

既に述べたように、「折を見て○○します」と言うときにはいつ実行するか、実行するかしないかの判断を保留した状態です。このため、ハッキリと約束しづらい事柄について返事を曖昧にしたいときに「折を見て」を使います。 また「折を見て○○します」と相手から言われた場合は、いつそれが実行されるか、本当に実行されるかどうかに関しては相手が決定権を持っていることになります。確約できないというニュアンスを匂わせているので、あまり乗り気ではないのだと受け止めておきましょう。

ビジネスにおける使い方の事例

「折を見て」は、ビジネスのこんな場面で使われます。 1.(取引先からしつこく勧誘されたときなどに)「折を見てこちらからお伺いいたします」 2.(繰り返し電話がかかってきたときなどに)「折を見てこちらからご連絡いたします」 3.(部下からの頼みごとに対して)「折を見てやっておこう」 いずれも相手よりも自分の方が立場が上で、決定権が自分にある場合に「折を見て」が使われています。目上の人や決定権が相手にある場合には「折を見て」を使いません。

メールで「折を見て」を使うとき

「折りを見て」という言葉はメールや手紙の中でも使われます。もちろん、ビジネスメールでも必要に応じて「折を見て」を使います。どんな使い方をするのかについては、以下にメール文を掲載していますので参考にしてください。取引先から接待を受けたことに対するお礼のメールです。

「折を見て」の例文|接待に対するお礼メール

株式会社○○○○ 第2営業部 山川部長様 日頃よりお世話になっております。 ××会社事業開発部の田中です。 先日は大変ご馳走になり、ありがとうございました。 センスの良いお店をご紹介いただきまして、誠に嬉しい限りです。 折りを見て、今度は私が山川部長を美味しい創作料理のお店にご案内したいと考えております。 今後とも変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます。 取り急ぎ、メールにてお礼申し上げます。

「折を見て」の類語にはどんな言葉があるの?

「折を見て」とよく似た意味の言葉にはどんなものがあるのでしょうか。「折を見て」の類語を5つ紹介します。

初回公開日:2018年04月11日

記載されている内容は2018年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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