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更新日:2024年09月26日
皆さんこんにちは、今回は「改めまして」の意味と使い方・敬語表現・類語・言い換え方と題して、「改めまして」という言葉の詳細な意味やその用例、また正確な敬語表現や類義語のあり方を、多角的な視点からご紹介します。どうぞ「お役立ち情報」に加えてみて下さい。
目次
「おめでとうございます」という表現はさまざまな場面で使われますが、多くは「おめでたいことがあったとき」はもとより、個別でいろいろな親しみを込めて言う場合でも、この「おめでとうございます」という言葉が使われます。 「ご結婚おめでとうございます」という表現はもちろん結婚式や婚約式で使われたりしますが、基本的には結婚式当日に使われます。婚約式では「ご婚約おめでとうございます」と「婚約」の旨をしっかり伝えた上で「おめでとうございます」と言われ、一般的な表現としては「結婚」とは区別して言われます。 「改めまして」という言葉をこの「おめでとうございます」につける場合、たいていは結婚式当日に出席できなかったときや、あるいは結婚式に出席したけれどもう一度「おめでとう」と言いたい場合などに使われ、ここでも「もう一度○○する」という意味合いがうかがえます。
「改めましてありがとうございます」という表現は言葉のとおり、一度「ありがとう」という旨を相手に伝えたけれども、もう一度感謝の気持ちを込めて「ありがとう」と伝えたい場合に言われる言葉で、「改めましてご結婚おめでとうございます」の言い方と同じ感情表現になります。 ・改めまして感謝いたします。 ・改めましてお礼申し上げます。 ・改めまして謝意を述べさせていただきます。 ・改めまして嬉しくおもいます。 このように言い換えることもでき、とにかく「相手にもう一度深く感謝をささげたい」という場合に使われるのが一般的です。
先述で「改めましてご結婚おめでとうございます」という言い方についてご紹介しましたが、この「おめでとう」という言葉は他にも多くの場面で使われます。入学式、卒業式、受験合格、入社試験合格、資格試験合格など、何かおめでたいことがあったときには必ずと言ってよいほど「おめでとう」の言葉は飛び交っていることでしょう。 たいてい「おめでとう」という言葉の中に、当り障りのない誰にでも共有される「賛辞の意」が表されるものですが、この「改めまして」という言葉をつけて「おめでとう」と言う場合には、おめでたいことを具体的に伝えた上で「そのことに対しておめでとう」と言う表現がよく見られます。
この場合も「一度どこかで会って挨拶を交わした後で、もう一度その同じ人に挨拶する場合」に用いられるのが一般的で、この場合でも「改めまして」の表現のうちには「再び」や「機会を改めてもう一度」という意味合いが含まれています。 一度目の挨拶のときに何か他のことを忙しかったりし、きちんと落ち着いて挨拶できなかったりした場合に「改めましておはようございます」と言われるのが普通であり、このときにはたいてい落ち着いた機会にあることから、その挨拶に加えて世間話や座談が酌み交わされることもあるでしょう。
「改めましてよろしく」と言う場合も「改めましておはようございます」という挨拶の場合と同じです。一度目にきちんとした姿勢をもって挨拶ができなかった場合に、もう一度「改めまして」と新たな機会を設け、落ち着く環境において再び挨拶をするという流れが見られます。 こうした挨拶はビジネス上でも日常でも環境を問わずに交わされるもので、何か人と協力して物ごとをする際において「自分のことを相手にアピール場合」によくみられる言葉でしょう。
「改めましてお伺いします」や「改めましてアポイントを取らせていただきます」という言い方は、大体の場合においてビジネス用語に認められます。自分が所属する会社の上司や、あるいは先方会社や取引先の誰かに会う際に、その伺うべき当人が不在であったり都合が悪かった場合において、この「改めまして」という言い方が一般的に見られます。 正確な表現としてはこの場合、「改めましてお伺いします」ではなく「改めてお伺いします」という言い方になり、先にお伝えしましたように「改めまして」の後には現在形か過去形の動詞が続くのが一般的です。 この「改めましてお伺いします」と言う場合には、前もってアポイント(約束)を取っておくのが基本的なマナーです。一度会いに行っていることから、二度目に伺うときにはその「一度目の轍を踏まないこと」がビジネスマナーとしては一般的認められます。
「改めましてご案内します」と言う場合にも、一度案内をした後の案内になるため、そのセリフを言った人と言われた人とは、すでに過去において面識なり言葉のやり取りなどがあることになります。その段階を踏まえて「改めまして」と言うことから、その二度目の案内では「より配慮された案内」になることが認められます。 セミナーの案内や企業説明会の案内でも、この「改めましてご案内いたします」という言葉がよく使われ、また大学でもオープンキャンパスの案内や、入試説明会の案内などでもこの言葉が頻繁に使われます(各社・大学のホームページ上など)。
「改めましてご紹介します」という表現をする場合でも、そう言われた人は、以前にその紹介される人や仲介役の人と面識なり連絡のやり取りがあったことになります。そのため一度目の紹介に比べて、さらに落ち着いた環境や、きちんと紹介できる状況設定がなされた後の紹介になることは自然にうかがえます。 この「改めましてご紹介します」という言葉も非常に多くの場面で使われており、おめでたい席でのゲスト紹介や、FNS歌謡祭での著名人の紹介、また入学式、卒業式、入社式、プライベート、さらにはインターネット上のSNSなどに至るまで、「人や物を紹介する場面」であれば頻繁に使われる表現になるでしょう。
「改めまして気づくことができました」などという表現も、一度その物ごとを最初に知っていて、「後日に改めて気づいた」という経過が見えてきます。この言葉も多くの場面で使われており、特に研究過程の成果報告の場面や、日常でも何気ない1コマについて気づいたことがあれば、その要所で使われることがあります。 この「改めまして気づくことができました」という表現も先述のように、気づいた時点が過去形となっており、「そのことはもう気づいた」という意味合いの表現になります。 この「改めまして」を「改めて」に置き換えて表現することもできますが、その場合は「改めて気づくことができます」や、「改めて気づくことは○○です」などと、その後に続く言葉は現在から未来における考えや主張になります。
記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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