IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「改めまして」の意味と使い方・敬語表現・類語・言い換え方

更新日:2024年09月26日

敬語表現

皆さんこんにちは、今回は「改めまして」の意味と使い方・敬語表現・類語・言い換え方と題して、「改めまして」という言葉の詳細な意味やその用例、また正確な敬語表現や類義語のあり方を、多角的な視点からご紹介します。どうぞ「お役立ち情報」に加えてみて下さい。

「改めまして」の意味と使い方

「改めまして」という言葉の意味は「機会を取り直して、もう一度○○する」や「気を取り直して○○する」といった、「心機一転を図ってもう一度○○すること」、「機会を新たに設けてもう一度○○すること」を言います。 日常用語としてもよく使われる表現で、一日の流れにおいて何かをするとき、そのすることのタイミングが合わなかったり、またそのことが上手くいかなかったりした場合には、この「改めまして」という言葉が使われ、「もう一度○○する」という言い方がされます。 そもそも「改めて」という言葉の意味には、「さらに」、「後ほど」、「別の機会に」、「正式の機会において」、「新たに」、「今さらそのように」などの意味合いがあり、この「改めて」の意味合いをもって「改めまして○○します」と使われるのが一般的です。

敬語表現の「改めまして」の使い方

敬語表現で「改めまして」という言葉が使われるのは、ビジネス上、プライベート(日常)を問わず、対人する場合がほとんどです。誰かに会いに行ったときにその人が不在であれば、「改めてお伺いします」と言ってその場は立ち去り、また新たな機会を設けてその人を訪ねたりします。 またメールを送ったとして、そのメール内容で主張を全部伝えきれなかった場合には、「改めまして追加のメッセージをお送りいたします」などと伝え、別の機会において追加メールの内容を送ったりします。 このように、誰かと行動しているときや、誰かに働きかける際に「機会を別に設ける必要性があるとき」を見計らい、その「別の機会」を相手と共有する形で「改めまして」という言葉一般的に使われます。

「改めまして」の類義語

日本語の全ての言葉にはたいてい類義語や対義語があり、その類義語や対義語と一緒に言葉を覚えることは、1つの言葉を多角的な視点から覚える際に効果的です。この「改めまして」という言葉でもさまざまな類義語がありますので、ぜひその類義語とワンセットに覚えておくとよいでしょう。 ・再び ・別の機会に ・再度 ・気を改めて ・気持ちを新たにして ・仕切り直す形で ・心機一転して ・先ほどのことはなかったことにして ・もう一度 ・後日に ・ご都合のつく折りに ・新しく ・また ・別日に ・二度目に ・後(のち)ほど これらの言葉が並びますが、どの言葉にも「再び○○する」や「別の日に機会を設けて○○する」といった仕切り直しの意味合いが含まれます。

「改めまして」の言い換え方

「改めまして」という言葉を言い換える際には、先述でお伝えした類義語を活用すると便利でしょう。このように、さまざまな場面で「代替できる言葉や表現」を探すときでも、類義語やまた(逆の意味合いのことを言うときには)対義語を覚えておくと非常に便利です。 ・後日にまた○○をいたしましょう。 ・少し今は時間がないので、別の日にさせていただきます。 ・ご都合のつく日を教えていただけますでしょうか。 ・それでは後日にもう一度、お伺いします。 ・後日にアポイントをお取りいたします。 ・別日ご機会を設けましょう。 ・気を取り直してもう一度○○いたしましょう。 このように全く違う言葉でも、「再び○○しましょう」という意味合いが基本的な意味にあれば、その言葉をもって表現することができます。

「改めまして」と「改めて」の使い方の違い

「改めて」の意味合いを先にお伝えしましたが、「改めて」と言う場合は「その時点から未来に向けて再び○○しましょう」という意味合いが基本的に表れ、「まだそのことをしていない」という現状が含まれます。「改めて考えてみると」などの表現にも、「これからその答えを模索する」という未来への進行がうかがえます。 この「改めて」の意味合いに比べて「改めまして」の基本的な意味には、「一度そのことをした上で、もう一度○○した」という「現行においてすでにそのことをしている状態」が強く含まれ、そのことを先においてするのではなく、そのことをすでにし終えている状態が含まれてきます。「改めましてこんにちは」などの言い方にその流れが見えます。

「改めまして」を含む言葉の正しい使い方

「改めまして」という言い方をする場合は、先述の「こんにちは」や「お伺いしました」などと、「改めまして」と言った時点において現在形・過去形の動詞がその後に続くのが一般的です。 ・改めましてこんにちは ・改めましてお伺いいたしました ・改めましてお口添えをいたします ・改めまして決議いたします ・改めまして日取りを決定いたしました ・改めましてご忠告いたします ・改めまして持参しました このように「改めまして」という言い方をする場合には、基本的に「今そのことをしている」、「もうそのことをし終えている」という現状が表現され、「改めまして」の後に続く言葉の形は、現在進行形や過去完了形の動詞が一般的に使われます。

改めましてご結婚おめでとうございます

次のページ:「改めまして」の英語表現と意味
初回公開日:2018年02月23日

記載されている内容は2018年02月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング