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「決裁」の使い方と例文|決裁が下りる/とる・承認との違い

更新日:2020年05月28日

言葉の使い方

ビジネスの場できわめてよく目にする「決裁」という用語ですが、実は誤った使い方をしている人も多い用語です。似た意味をもつ「承認」「稟議」、誤変換の多い「決済」についても併せて整理しています。本稿を読んで「決裁」を正しく使えるビジネスパーソンを目指しましょう。

決裁とは?

ビジネスできわめてよく目にする「決裁」という用語ですが、実は誤った使い方をしている人も多い用語です。「決裁が下りる」「決裁権がある人を見極める」「決裁を仰ぐ」など、案件内容や投資額、支払い額を決定する場合によくみられる用語です。 こちらでは、その意味や利用場面を整理し「稟議」との違いや、「決裁」と読みは同じですが誤変換の多い「決済」との違いを併せて紹介します。 「決裁」を正しく使えるビジネスパーソンを目指しましょう。

決裁の意味は?

国語辞典を確認すると、「決裁」という行為を実施するためには、決裁する「権限」を保有していることと、部下が出した案を上位者が可否を決するという「部下と上位者の関係」が重要であることがわかります。 案件対応内容案、契約内容を含めた契約可否案、対応方針案について部下が上位者に対しその可否をお伺いし、上位者がその可否を決定することが「決裁」する、ということになります。 上位者と部下の関係や中間管理職も含めた上位者にどこまでお諮りするものなのか、といった事項は組織によりさまざまです。一般の組織の場合職務分掌と決裁権限が定められており、職務内容や案件、契約の内容、規模の違いにより、組織の誰が決裁権を保有するのかが明確になっています。

けっ‐さい【決裁】の意味

決裁の類語は?

「決裁」の類語として、「裁断(さいだん)」「裁量(さいりょう)」があります。「決裁」の理解を深めるためにも、これらの用語についてもその使い方と「決裁」との違いを整理します。

裁断の意味と、決裁との違いは?

「裁断」について「決裁」との類語という観点では、「布、紙を断ち切る」という意味ではなく、「物事の善悪・適否を判断して決めること」が該当します。「決裁」が部下の持ち込んだ案について、上位者が「可否を決する」という「進めてもよいかよくないか」の判断に絞られていることに対し、「裁断」は裁断する者が自分自身でよく考え、対象事項の善悪・適否を「判断」し、最終的に「決定」することになり、対応する範囲が「決裁」よりも広範囲になります。 例) ・メンバーは議長の裁断を待つしかない。 ・最終的な裁断を下すのは、統率者の役目です。

さい‐だん【裁断】の意味

裁量の意味と、決裁との違いは?

「決裁」のもう一つの類語である「裁量」について、意味と「決裁」との違いを確認します。 「裁量」には部下に対する上位者ということではなく、個人や組織という主体者が、「判断」と、その先の「処理」の意味まで含まれているという2点がポイントです。一方、「決裁」は「上位者」による「可否の判断」までが語の意味に含まれる範囲になります。 「裁量」の範囲は、あらかじめ認められた権限範囲が設定されていることが一般的です。

さい‐りょう〔‐リヤウ〕【裁量】の意味

決裁の使い方と例文

「決裁」の意味を確認したところで、「決裁」がどのような場面で使われるのか、その使い方を例文とともに整理します。

決裁がおりる

初回公開日:2018年02月16日

記載されている内容は2018年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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