アイコニックの意味・アイコニックファッションとはどんなものか

実は、「アイコニック」をファンクラブ名として使用している韓流アイドルグループがいるんです。BIGBANGの系譜を継ぐ韓国男性7人組のヒップホップグループの「iKON」です。彼らは2015年にYGエンターテインメント(BIGBANG、WINNER、BLACKPINKらが所属)からデビューした男性7人組のヒップホップアイドルグループです。

iKONというグループ名は、メンバーが決まる前から既に決まっていました。韓国のサバイバル番組「MIX&MATCH」を通じてiKONのメンバーになるために競争を繰り広げました。 最終的なメンバー7人は日韓グローバル事前投票、審査員投票、ファイナルマッチ現場投票、メール投票、SNS投票、モバイルメッセンジャーを合算して確定されたという凄い投票の数々とオーディションをくぐり抜けたメンバーなんです。 確かに彼ら個々の経歴を見てみると、それぞれが抜きん出た音楽才能の持ち主であることがわかります。

彼らは「韓国を代表するアイコン(icon)になってほしい」という事務所の社長の要望により、iconとkoreaを組み合わせて名付けられました。その名前のように、彼らのロゴはNが4つに分断しているような形をしていて、それは韓国の国旗を意味していると言われています。 韓国の国旗は「天」「地」「月」「日」の4つを意味する四角があり、その中に赤(陽)青(隠)太陽すなわち宇宙を意味する記号が記されており、世界のアイコンになる、といった想いが込められているのが読み取れます。その想いはそのままiKONにも通じるところがあります。 そして彼らのファンクラブ名はiconの形容詞形iconicが起用され、「iKONIC」となりました。日本でもK-POPアイドルグループのアイコン＝iKONICになるように、といった強い意味が込められています。

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インターネット検索をしていると、「アイコニック」という店名の飲食店も見つけられます。それは銀座にあるフランス料理店で、お店のホームページでも、『「象徴的」を意味する"iconic"(アイコニック)。トレンドを発信し続ける街、銀座を象徴するモダンで洗練された空間で、良質な日本食材でつくりあげる新現代フランス料理を』と意味を込めて紹介されています。 銀座という上質で洗練された街のアイコニック的な存在を目指すお店もあることから、人だけでなく土地にもそれぞれのアイコニックがあることがわかります。

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今までの例を振り返ると、歌姫からアイドル、俳優やタレント、さらにはお店の名前までアイコニックという言葉が活用されている事がわかります。あえてアイコニックという言葉を名乗る人もいるほど、人々が理想とし憧れるものになりたいという強い想いを込めて使用されています。 時代ごとや文化ごとに、それぞれのアイコニックを見つけてみたら面白いのではないでしょうか？