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更新日:2024年10月05日
ヘアサロンに日焼けサロン、エステサロンにサロン・デ・スパなどサロンという言葉は、日本人に広く浸透していますよね。でも、サロンという言葉は本来は違った意味をもつ言葉だということはご存じでしょうか。サロンの言葉の意味とその歴史について、ご紹介します!
目次
サロンといっても内容はジャンルによってさまざまあるため、5chでは各カテゴリの雑談系の板のことをサロンと呼んでいるのでしょう。意味は談話室のままです。ここでいう板(いた)とは速報板や国際情勢板など、掲示板の板といった意味で使われています。
サロン系ファッションというものもあります。こちらは本来のサロンの意味ではなく、美容師(サロンスタッフ)が好んでいたスタイルから、サロン系ファッションと呼ばれるようになったとされています。 特徴としては、モード要素がありフェイクギミックを取り入れたりした、おしゃれだけどゆるーく着こなすという風なスタイルになっています。
サロン前掛け、と呼ばれることは最近ではほぼありません。いわゆる、腰から下だけの、腰の位置で紐を結んだりするエプロンのことになります。ギャルソンなどもこちらになります。
サロン前掛けのことです。サロンエプロン、と呼ぶ場合が多いです。スカートのような短いものや、足首あたりまである長いものまで種類は豊富です。上半身はないエプロンなのが特徴でしょう。カッコイイエプロンとして人気があります。
日本の古典にも、サロンという言葉が登場します。女主人を中心としているという意味では、ヨーロッパのサロンとそう変わらないところがありますが、後宮を中心として文化サロンと呼ばれています。清少納言の「枕草子」は一条天皇の皇后定子のサロンから、紫式部の「源氏物語」は一条天皇の中宮彰子のサロンから誕生しています。
上記でも紹介したように平安時代に文化サロンと呼ばれていたのは、後宮を中心としたサロンです。 もともとのサロンの意味である知的な会話や趣味を楽しむ場として、後宮の高位の女性たちが率先して自分たちのサロンを開き、優秀な人材を集めていました。清少納言や紫式部も、そうして集められた才女たちです。
日本においては、各サービスを提供する店の名前としてサロンが使われることがあります。もともとのフランス語の意味とは少し変わってしまっていますが、日本では一般的にサロンで受け入れられています。
記載されている内容は2018年02月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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