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「アリーナ」の意味と使い方の例|アリーナ席/コンサートアリーナ

更新日:2024年04月22日

言葉の意味・例文

横浜アリーナのように建物の名称に「アリーナ」という名前がついている場合と、「アリーナ席」のように「アリーナ席」と呼ばれる席があります。「アリーナ」とはどんな意味の言葉なのでしょうか。また「アリーナ席」とはどんな席なのか、言葉の意味や席についてご紹介しています。

「アリーナ」とは

「アリーナ」の意味には、2つの意味があります。1つは、建物自体のことを「アリーナ」と呼ぶ場合で、2つ目はコンサートなどで競技を行うエリアに席が作られた簡易的な席のことを「アリーナ席」と呼ぶ場合です。 「横浜アリーナ」と「アリーナ席」のように2つ並んでしまうと意味がわかりにくくなってしまいますので建物の説明は「アリーナ」、「スタンド席」「アリーナ席」のように席の場所を示す場合は「アリーナ席」という形で説明を進めていきます。

意味

アリーナの意味は、「競技場」、「試合場」または「競技場部分に特設された観客席」という意味があります。前者は、建物にアリーナの名前がついている時の意味を表していて、後者は、コンサートなどで「アリーナ席」と呼ばれている席の意味になります。 「アリーナ」の語源はラテン語で「砂」を意味していて、古代ローマの劇場の闘技をする場所を表しています。なぜ、「砂」という意味があるかと言うと、闘技を行うと「血液」が出てしまうことがあります。そのため、劇場を砂地にしておくことで、血液などの影響を受けにくかったため、闘技場に砂地が使われていたことから、この名称がついたと言われています。

「アリーナ席」の意味は、コンサートなどで、普段は競技を行っているエリアにパイプ椅子などを設営し、観客席にした席のことを指す言葉です。

スタジアム

アリーナもスタジアムも競技場を表す意味の言葉です。その中でも、野球やサッカー、陸上競技など屋外競技用のために作られた競技場のことを「スタジアム」と呼ばれていることが多いです。 プロ野球の野球場などで「○○スタジアム」といった名称がついていることが多いことをみても、こういった意味の違いで「アリーナ」と「スタジアム」を使い分けていることが多いことがわかります。

「アリーナ」の意味と使い方の例

アリーナ席

コンサートなどで「アリーナ席」という言葉が使われることがあります。これは、普段は競技などを行うときに使っている部分に、パイプ椅子などを設営し、観客席にした場所を指す意味の言葉です。 コンサートなどで席がわかったときに、アリーナ席の○列○番はどのあたりの席なのかということが気になる方も多いのではないでしょうか。これは、元々席がない場所に臨時で席を設営するものなので、コンサートの主催者側によって席の作り方が異なります。 同じ施設のアリーナ席の場合で、同じような番号であったとしても場所は当日になってみないとわからないことがほとんどです。また、アーティストの方の演出によって、センターステージやバックステージなどが作られることがありますし、花道などが作られることもあります。 こういった場所がある場合は、後ろの席であっても、好きなアーティストの方を間近で見られる可能性もあります。

アリーナコンサート

「アリーナ」で行われるコンサートを「アリーナコンサート」「ドーム」で行われるコンサートを「ドームコンサート」と呼ばれることがあります。ドームとは、東京ドームなどのように、半円形状の屋根のある競技場のことを言います。 「アリーナ」と「ドーム」は、建物の形状にも違いがありますが、収容人数にも大きな差があります。一般的に、「アリーナ」は、1万人~2万人ほどで、「ドーム」は、5万5千人ほどだと言われています。 つまり、コンサートなどで「ドーム」で行われるコンサートは、「アリーナ」で行われるコンサートの3倍ほどの観客を動員できるということになります。

ライブ会場のチケットのアリーナ席とスタンド席の違いと見やすさ

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初回公開日:2018年02月05日

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