IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「否めない」の意味・読み方|使い方や例文・類語もあわせて紹介

更新日:2024年04月12日

敬語表現

「否めない」の意味についてきちんと理解していますか?この記事では意味や読み方はもちろん、例文や使い方、類語や対義語、英語表現に至るまでを網羅していますので、言葉の意味を詳しく知りたい方や語彙力を伸ばしたい方は是非ご覧ください。

cannot deny

「否めない」のもっともシンプルかつポピュラーな言い回しが「cannot deny」です。 「deny」という単語は「拒否」という意味の他動詞であり、他にも「与えない」「飲食などを断つ」「自制する」「我慢する」といった意味があります。 「cannot」は日本語で「できない」の意味で、「deby」と合わせて直訳すると「拒否できない」という文になります。

there's no denying

こちらはイディオムになります。イディオムとは「2~3の単語を組み合わせることによって元の単語の意味とは違った特殊な言い回し」のことです。 「there's no denying」「…ということは否めない」という意味を持ちます。

「否」を使った他の言葉

「否」という漢字を使用した言葉は「否めない」の他にもいくつか存在します。ここからは「否」を使った他の言葉について紹介と説明をします。 使いこなすことができると日本語の表現の幅が広がるので、是非覚えておきましょう。

否や

読み方は「いなや」です。 副詞で、「…とすぐに」「…と同時に」という意味で用いられます。 例文としては「ごはんを食べるや否や」という風に、「…や否や」と使用することが大半です。 もう一つ「問いかけの意を表す」という意味もあります。

否でも応でも

読み方は「いやでもおうでも」です。 「なにがなんでも」「承知でも不承知でも」という意味を持ちます。 例文としては「否でも応でもこの宿題をやってもらう」等、なにがなんでもやってもらう、という強制のニュアンスが含まれます。 類似語に「否が応でも」があります。

否というほど

読み方は「いやというほど」です。 「飽きるまで」「ひどく」「もうこれ以上はいらないというほど」という意味です。 例文は「否というほど果物をもらった」という風に、少し押し付けられたような感じが出ます。

否否三杯

読み方は「いやいやさんばい」です。 意味は「盃を受ける時などに、口では嫌だと拒否しながらも勧められるがままに何倍ものむこと」です。転じて、「口では遠慮するような物言いだが実際は厚かましいこと」でもあります。

「否めない」の意味や使い方を理解しよう

「否めない」という言葉の意味や読み方、使い方に例文、類語や英語表現など様々な視点からご紹介しました。 会話や本を読んでいてもよく使用される「否めない」という言葉、説明を求められると意外と難しいですが、本記事で理解していただけましたでしょうか。 「否めない」を早速会話や文章で使用してみてください。

初回公開日:2018年01月09日

記載されている内容は2022年12月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング