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「灯台もと暗し」の意味と使い方・語源・例文・類語・言い換え

更新日:2020年03月09日

言葉の意味

「灯台もと暗し」という言葉は多くの場所で使用されるため、皆さんも多く耳にした、あるいは目にしたことがあるでしょう。この「灯台もと暗し」の意味はもちろん、語源や類語をご存知でしょうか。今回は「灯台もと暗し」についてご紹介していきます。

「灯台もと暗し」を使ったことわざ

「灯台もと暗し」という言葉自体がことわざの1つであるため、「灯台もと暗し」を使用したことわざは存在しません。基本的にこの「灯台もと暗し」ということわざだけを使用して、会話を完結させることができるからです。 しかし、この言葉はある言葉と一緒に用いることで、その言葉も「灯台もと暗し」のことわざとして受け入れられることがあります。先ほど灯台もと暗しの使い方をいくつか紹介させていただきましたが、前述のような使い方とは異なり、その言葉を付け加えることによって会話文を完成させることができるという使用方法です。 では、いったいどのような言葉を「灯台もと暗し」に付け加えることによって、それまでの会話をしっかりと締めくくることができるようになるのでしょう。

灯台もと暗しとはこのこと

実は、「灯台もと暗し」ということわざに付け加えることによって、しっかりきれいに会話を締めくくることができる言葉として、「~とはこのこと」という言葉が当てはまります。今まで灯台もと暗しという言葉を耳にした、あるいは目にしたことがある場合、この言葉によってしっかり文章が締めくくられていると感じる方もいたでしょう。 この「~とはこのこと」という言葉は、ことわざや四字熟語といった例え言葉に付け加え、使用されることが多いです。この言葉を使うことによって、「今の話はこのことわざのようですね」といった意味を含ませることができます。 「灯台もと暗し」を使用したことわざはありません。前述したとおり、この言葉そのものがことわざだからです。しかし、このように付け加える言葉によって、含まれる意味が強調される特徴を持つこともあります。ことわざを使用する際には、「~とはこのこと」という言い方を用いてみましょう。

「灯台もと暗し」の広辞苑での意味

ここまで「灯台もと暗し」の意味や、この言葉と類似している言葉、あるいは言い換えることができる言葉などを紹介してきました。しかし、ここで出てくる疑問に「実際、辞書の王道でもある『広辞苑』にはどのように紹介されているのだろうか」という疑問があります。 実際、手元に広辞苑がある方は広辞苑を直接調べていただければわかりますが、今広辞苑が手元にないという方も多いでしょう。調べてみると、広辞苑による「灯台もと暗し」の意味はこのように記されています。

「灯台(燭台)の直下はあかりが暗いように、 手近の事情はかえってわかりにくいものである」(広辞苑)

広辞苑には、始めに紹介したような「灯台もと暗し」の語源となる部分を用いた上で、自分の身近な事情はわかりにくいものだというように記されていました。辞書によって様々な説明がされていますが、どれも元を辿れば同じ意味となりますので、気になった方は様々な辞書で比べてみると良いでしょう。

「灯台もと暗し」の対義語

ここまで「灯台もと暗し」の類語や言い換え表現など、「灯台もと暗し」と同じ意味を持つ言葉を紹介してきました。しかし、「灯台もと暗し」と反対の意味になる言葉は紹介していません。実は、「灯台もと暗し」という言葉には、類語表現は多数存在していますが、対義語となる言葉は存在しません。 もちろん、会話文として挙げるならば、「近い事は気付きにくい」という意味と対になる文章となるため、「自分から近いところは気付きやすい」という文章が対義文章となるでしょう。しかし、どのような辞書を見ても対義語となる言葉は記されていません。 対義語とは言えませんが、「灯台もと暗し」と意味が対となり得ることわざとして、「木を見て森を見ず」ということわざがあります。これは近くだけを見ているため、遠くの方まで見渡せていない、全体を見ることができていないという意味になります。

「灯台もと暗し」と「灯台下暗し」の違い

ここまで「灯台もと暗し」という表記でこの言葉を紹介してきました。しかし、多くの場合、「灯台下暗し」という表記がなされます。この2つに違いはあるのかと疑問を持つ方もいますが、実際は「もと」の部分がひらがな表記になっているか、漢字表記になっているかの違いだけです。意味が違うなどの大きな違いはありません。 しかし、ひらがな表記と漢字表記の間で注意しなければいけない点は、漢字表記にした場合、「もと」は「下」と表記しなければいけないという点です。「灯台下暗し」ではなく、「灯台元暗し」と勘違いしている人を見かけますが、後者の漢字にしてしまうと本来の語源の意味が消されてしまいます。 最初にお話ししたとおり、「灯台もと暗し」は「ろうそくを置く台の下が暗くてよく見えない」という状況から生まれています。そのため、「元」ではなく「下」を使用しなければいけません。

「灯台もと暗し」を使った名言

今回紹介している「灯台もと暗し」という言葉を使った名言は数々残されておりますが、その中にスピリチュアルカウンセラーとして有名な江原啓之さんの言葉があります。これは会話の中に「灯台もと暗し」という言葉が使用されていますが、幸せがどこにあるかを伝えてくれる名言です。

忙しい日々、大切な人を忘れていませんか? 灯台下暗し。 幸せはすぐそばにあるものなのです。

初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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