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「灯台もと暗し」の意味と使い方|シーン別で見る例文とあわせて解説

更新日:2022年06月21日

言葉の意味

「灯台もと暗し」という表現をよく目にするけれど、厳密な意味や使い方がよくわからないという方もいるでしょう。本記事では「灯台もと暗し」という言葉について詳しく解説していきます。「灯台もと暗し」を正しく使いたいという方は、ぜひチェックしてみてください。

「灯台もと暗しという言葉はよく目にするけど、いざ意味を聞かれたら答えられない」 「灯台もと暗しってどういう感じで使ったらいいの?」 「灯台もと暗しの語源って何だろう」 意味は知っていても、実際にはどう使えば良いかわからなかったり、語源が分からないという方もいるのではないでしょうか。 この記事では有名なことわざである「灯台もと暗し」について、意味や類義語、使い方等を解説していきます。 本記事を読めば、「灯台もと暗し」の意味や使い方を理解することができるでしょう。また日常やビジネスシーンにおける会話で、自身の語彙の引き出しを増やす事ができるでしょう。 灯台もと暗しの意味や使い方が分からない方は是非チェックしてみてください。

「灯台もと暗し」の意味

皆さんも一度は耳にしたり、目にしたことがあることわざの1つ「灯台もと暗し」という言葉は、多くの人が小学生頃に授業などで教えてもらっているでしょう。しかし、今大人になって「『灯台もと暗し』の意味は?」と聞かれて、明確に答えることができる人は多くありません。 では、「灯台もと暗し」とはどのような意味を持つのでしょう。結論から言いますと、答えは意外と自分の身近に隠れているという意味を持ちます。また、自分のことは自分よりも他人の方が知っていることがあるという意味を持つこともあるため、2つの意味を持つ言葉となります。 使い方の例としては、探し物をしている時に意外と自分のすぐ近くで見つかった際、「灯台もと暗しだね」というように使われることが多いです。他にも小説などで犯人が思わぬ近い人物だった場合などにも「灯台もと暗しだ」と用いられることがあります。

「灯台もと暗し」の語源

「灯台もと暗し」とは、探していた答えが意外と自分の身近に落ちていることを意味している言葉であることを理解していただいたところで、なぜこの意味の言葉が「灯台もと暗し」という言葉となったのだろうと疑問に思う方もいるのでしょう。 実は、この言葉に使われている灯台とは、私たちが想像している灯台ではなく、江戸時代まで使用されていた火を灯したろうそくを置く台のことを指しています。 当時は受け皿などをろうそくを置く台として使用していたため、ろうそくに火を灯すとかろうじて明るくなるものの、そのろうそくの下方は暗いままだったと言います。 これにより、「明かりを灯すと、周りは明るくなるけれど、灯台(ろうそくを置く台)の下は暗いままなのね」という当時の人々の気持ちが言葉の由来となったとされています。

「灯台もと暗し」と類語の違い

「灯台もと暗し」という言葉は「答えは意外と身近にある」という意味だということは前述した通りです。実はこのような意味を持つ言葉は、他に何種類も存在しています。ここでは「灯台もと暗し」の類語とその違いについて、いくつか紹介していきます。

「灯台もと暗し」と「灯台下暗し」の違い

ここまで「灯台もと暗し」という表記でこの言葉を紹介してきました。しかし、多くの場合、「灯台下暗し」という表記がなされます。 この2つに違いはあるのかと疑問を持つ方もいますが、実際は「もと」の部分がひらがな表記になっているか、漢字表記になっているかの違いだけです。意味が違うなどの大きな違いはありません。 しかし、ひらがな表記と漢字表記の間で注意しなければいけない点は、漢字表記にした場合、「もと」は「下」と表記しなければいけないという点です。 「灯台下暗し」ではなく、「灯台元暗し」と勘違いしている人を見かけますが、後者の漢字にしてしまうと本来の語源の意味が消されてしまいます。 最初にお話ししたとおり、「灯台もと暗し」は「ろうそくを置く台の下が暗くてよく見えない」という状況から生まれています。そのため、「元」ではなく「下」を使用しなければいけません。

「灯台もと暗し」と「傍目八目」の違い

これは「傍目八目」と書いて「おかめはちもく」と読む四字熟語です。この四字熟語は囲碁から生まれた言葉とされています。 戦っている相手はもちろん、対局者の次の手を必死に読もうとするなど戦法を考えていますが、実際対局している人よりも第三者として勝負を見守っている人の方が流れを読みやすいというところから生まれた言葉です。 この囲碁の対局の様子から、「自分のことは意外と自分よりも他人の方がよく知っていることがある」という意味で使われる言葉が「傍目八目」です。 前述したとおり、「灯台もと暗し」も探し物は意外と身近なところにある、という意味以外にも、自分のことは他人の方が知っていることがあるという意味の例えとして使われることがあります。そのため、傍目八目は灯台もと暗しの類語として当てはまるでしょう。

「灯台もと暗し」と「岡目八目」の違い

こちらも「岡目八目」と書いて「おかめはちもく」と読む四字熟語です。上記の通り、「傍目八目」と全く同じ読み方となっています。 実はこの「岡目八目」と「傍目八目」には意味の違いは全くありません。あくまで「岡目」と「傍目」で漢字表記が異なっているだけです。 「岡目」には「脇から覗く」や「第三者視点で見る」という意味があります。その語源としては、岡には「岡惚れ」や「岡焼き」などの言葉と同様に「傍ら」という意味があり、そこから来ているのではないかと言われています。

「灯台もと暗し」の言い換え

先ほど紹介した灯台もと暗しの類語には、「傍目八目」という四字熟語が挙げられました。では、灯台もと暗しを違うことわざで言い換えた場合、どのようなことわざに言い換えることができるのでしょうか。 「灯台もと暗し」という言葉が非常に有名なため、同じような意味を持つことわざがあまり知られていません。そのため、ここではぜひ「灯台もと暗し」と同じ意味を持ち、さらに言い換えることができる表現方法を覚えておきましょう。

灯台人を照らし己を照らさず

「灯台人を照らし己を照らさず」とは言葉の通りで、周囲の人や物のことはよく見えているが、自分のことは全く見えていない、という意味です。 「身近なことはよく見えないし把握できていない」という点で、「灯台もと暗し」と共通点を見出すことができます。同じく「灯台」という言葉を使っている点で、容易に言い換えることができるでしょう。

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初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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