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「灯台もと暗し」の意味と使い方・語源・例文・類語・言い換え

更新日:2020年03月09日

言葉の意味

「灯台もと暗し」という言葉は多くの場所で使用されるため、皆さんも多く耳にした、あるいは目にしたことがあるでしょう。この「灯台もと暗し」の意味はもちろん、語源や類語をご存知でしょうか。今回は「灯台もと暗し」についてご紹介していきます。

「灯台もと暗し」の意味と使い方

皆さんも一度は耳にしたり、目にしたことがあることわざの1つ「灯台もと暗し」という言葉は、多くの人が小学生頃に授業などで教えてもらっているでしょう。しかし、今大人になって「『灯台もと暗し』の意味は?」と聞かれて、明確に答えることができる人は多くありません。 では、「灯台もと暗し」とはどのような意味を持つのでしょう。結論から言いますと、答えは意外と自分の身近に隠れているという意味を持ちます。また、自分のことは自分よりも他人の方が知っていることがあるという意味を持つこともあるため、2つの意味を持つ言葉となります。 使い方の例としては、探し物をしている時に意外と自分のすぐ近くで見つかった際、「灯台もと暗しだね」というように使われることが多いです。他にも小説などで犯人が思わぬ近い人物だった場合などにも「灯台もと暗しだ」と用いられることがあります。

「灯台もと暗し」の語源

「灯台もと暗し」とは、探していた答えが意外と自分の身近に落ちていることを意味している言葉であることを理解していただいたところで、なぜこの意味の言葉が「灯台もと暗し」という言葉となったのだろうと疑問に思う方もいるのでしょう。 実は、この言葉に使われている灯台とは、私たちが想像している灯台ではなく、江戸時代まで使用されていた火を灯したろうそくを置く台のことを指しています。 当時は受け皿などをろうそくを置く台として使用していたため、ろうそくに火を灯すとかろうじて明るくなるものの、そのろうそくの下方は暗いままだったと言います。これにより、「明かりを灯すと、周りは明るくなるけれど、灯台(ろうそくを置く台)の下は暗いままなのね」という当時の人々の気持ちが言葉の由来となったとされています。

「灯台もと暗し」を使った例文

最初に灯台もと暗しの意味を紹介した際に、1つ使用例をご紹介しました。探し物をしている際、意外と近くから見つかった時に「灯台もと暗しだね」という使い方をするという話でしたが、この他にも様々なシーンで使用することが可能です。 例えばビジネスシーンにおいて、アイデアを皆で考えている際、思わぬところからアイデアが生み出された際、「こんなところからアイデアが生まれたぞ。灯台もと暗しだね」というように使われることもあります。 他にも近所を散歩していた際、素敵なお店を見つけたとしましょう。以前からその近くに住んでいたにも関わらず、意外と気付かなかったという時にも「こんなところにお店があったなんて知らなかった。灯台もと暗しだわ」というように使われます。

「灯台もと暗し」の類語

今回焦点を当てている「灯台もと暗し」という言葉は、探している答えが意外と身近にあることの例えとして使われる言葉です。このような意味を持つ言葉は、他にもたくさんあることをご存知でしょうか。今回は「灯台もと暗し」の類語を1つ紹介します。

傍目八目

これは「傍目八目」と書いて「おかめはちもく」と読む四字熟語です。この四字熟語は囲碁から生まれた言葉とされています。戦っている相手はもちろん、対局者の次の手を必死に読もうとするなど戦法を考えていますが、実際対局している人よりも第三者として勝負を見守っている人の方が流れを読みやすいというところから生まれた言葉です。 この囲碁の対局の様子から、「自分のことは意外と自分よりも他人の方がよく知っていることがある」という意味で使われる言葉が「傍目八目」です。 前述したとおり、「灯台もと暗し」も探し物は意外と身近なところにある、という意味以外にも、自分のことは他人の方が知っていることがあるという意味の例えとして使われることがあります。そのため、傍目八目は灯台もと暗しの類語として当てはまるでしょう。

「灯台もと暗し」の言い換え

先ほど紹介した灯台もと暗しの類語には、「傍目八目」という四字熟語が挙げられました。では、灯台もと暗しを違うことわざで言い換えた場合、どのようなことわざに言い換えることができるのでしょうか。 「灯台もと暗し」という言葉が非常に有名なため、同じような意味を持つことわざがあまり知られていません。そのため、ここではぜひ「灯台もと暗し」と同じ意味を持ち、さらに言い換えることができる表現方法を覚えておきましょう。

自分のまつげは見えない

ここでは「自分のまつげは見えない」という言葉として紹介していますが、この言葉は「近くて見えぬはまつげ」という言い方もされる言葉です。この言葉は言葉のとおり、自分のまつげは近すぎるため、自分からは見えにくいという様子を言葉にしたものです。 もちろん、例えの1つですので意味があります。自分のまつげは近くて見えにくいように、自分にとって非常に近い事は、見えやすいようで見えにくいことの例えとして用いられます。やはり「灯台もと暗し」の探し物は意外と自分の近くにあるという意味とほとんど同じと言えるでしょう。 また、自分のことに関しても、客観的に見ている第三者の方がよく知っていることがあるという意味も持っているため、2つの意味で灯台もと暗しの言い換え表現として使用することが可能です。

初回公開日:2018年01月10日

記載されている内容は2018年01月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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