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更新日:2024年08月07日
日本語でのオードブルは、大きなトレーやお皿に盛り合わせたものを指しますが、レストランなどでもみかける言葉でもあります。なにげなく使っている言葉、オードブルの意味をしっかり理解していますか?ここでは、オードブルの本来の意味や似ている日本語などをご紹介します。
クリスマスや年末年始などには、たくさんの人が集まり楽しいい時間を過ごす機会も多かったでしょう。そんなときに「オードブル」を用意した人も多いのでは? 「オードブル」という言葉を何気なく使っていますが、フランス料理でも聞いたことがあるはずです。本来の「オードブル」の意味を確認しましょう。
「オードブル」はすっかりカタカナ日本語として定着していますが、もともとはフランス語です。ですから、フランス料理でもメニューなどで見かけることがあります。
「オードブル」の正式なスペルは、【hors-d'œuvre】となります。フランス語対応していないキーボードで綴る時や他の国の言葉などでは、【hors d'oeuvre】と簡単に綴ることもあります。
「オードブル」のフランス語【hors-d'œuvre】は、英語にすると「outside of the work」との意味があります。つまり、「メニュー以外の料理」や「番外的な料理」との意味になります。
フランス料理などでの「オードブル」は、コース料理の最初に出すごく軽い料理のことを意味します。フランス料理のもっとも一般的なオードブルは、野菜のことが多いですが、ハムなどの冷製肉類などのこともあります。 コースの一番最初なので、食欲をそそるような酸味や塩分がたっている、味が強めのものが少量提供されるでしょう。また、後に続く食事の期待感を引き出すために、盛り付けにもこだわっている物が多いです。 カジュアルなフランス料理のコースは、「オードブル」、「スープ」、「ポワソン(魚料理)」、「ソルベ(口直し)」、「アントレ(肉料理)」、「デセール(デザート)」、「カフェ・プティフール(コーヒーと小菓子)」という流れが一般的です。
フランス料理のコースの流れからも想像がつくと思いますが、「オードブル」を日本語で言うなら「前菜」という言葉がぴったりでしょう。
「前菜」というと、同義の言葉として「アペタイザー」を思い浮かべる人も少なくないでしょう。 「アペタイザー」は、前菜だけでなく食前酒など、メイン料理の前に提供されるものをまとめて意味する言葉です。英語でも、コース料理の最初には「オードブル」という言葉を使うほうが一般的です。
「オードブル」に似た言葉がもうひとつ思い浮かぶ人もいるでしょう。同じくフランス語からきている「アミューズ」というものがあります。
記載されている内容は2018年01月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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