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オーディエンスの意味と用例・オーディエンスターゲティングとは

更新日:2024年04月03日

言葉の意味・例文

オーディエンスという言葉の意味と用例、そしてオーディエンスターゲティングとは何か、を紹介します。近年、ビジネスシーンでよく耳にするようになったオーディエンスという言葉ですが、場面やタイミングを把握しておく必要があります。

ここではオーディエンスという言葉の基本的な使い方を紹介します。オーディエンスは主に、ラジオやテレビ、そしてコンサートや講演会の聴衆や視聴者のことを指します。例を挙げると、「その歌手は、圧倒的な歌声でオーディエンスを魅了した。」といった表現です。 また、オーディエンスはマーケティング用語で用いられることが多いため、特にwebや広告業界の方はしっかりその意味を押さえておく必要があります。下記では、マーケティング業界におけるオーディエンスという言葉の使い方も紹介しています。

マーケティング用語の「オーディエンス」の意味

前述したように、オーディエンスという言葉はマーケティング用語としてビジネスの場で使われることが多く、webや広告業界の方なら馴染みの多い方もいるはずです。そこでここでは、マーケティング用語としてのオーディエンスの意味を詳しく紹介していきます。 ただ、マーケティング用語と一概にいっても使い方によって言葉の持つ意味は変わってくるので、その点に関しては注意が必要です。適切な状況とタイミングで、正しい使い方ができるように心がけましょう。

広告メッセージの受け手

まず、マーケティング用語におけるオーディエンスの意味として挙げられるのは、広告メッセージの受け手です。CMや雑誌や電車の中吊り広告といったリアル広告もそうですが、インターネットが普及した昨今、マーケティング領域で多く用いられるようになりました。 用例としては、オーディエンスターゲット(下記で詳しく説明)や、オーディエンスデータなどがあります。

広告主に対して用いるとき

また、オーディエンスという言葉は、広告を出稿している広告主に対して、メディアプランニング(リアルからwebまで、広告を出稿するための最適なメディアの提案をすること)の際などに多く用いられる場合もあります。

オーディエンスターゲティング広告とは

さらに、広告関連の用語としてよく用いられている言葉のひとつに、オーディエンスターゲティング広告、というものがあります。これは、前述したオーディエンスデータを活用した広告配信手法で、主にインターネット広告業界で用いられる言葉です。

主にインターネット広告に関して用いられる

オーディエンスターゲティング広告は、現在主にインターネット広告でよく用いられる手法です。例えば、FacebookやGoogle、Yahooといった検索サービスと連動しているリスティングなどの広告はターゲティング広告に含まれます。

オーディエンスデータ=クッキーデータやFacebookの登録情報

上記に挙げたようなインターネット広告は、普段私たちが検索して何かを調べたりする際に残るクッキーデータやFacebookの登録情報といったオーディエンスデータを元に、最適な形で配信されるような仕組みになっています。 その配信の仕組みを司っているのが、アルゴリズムといわれる、ある種のルールや法則のことをいいます。このアルゴリズムは、定期的に更新、アップロードされていきます。またリスティング広告においても、自動的に最適なターゲットに配信が行われるようになっています。

リターゲティング広告とは

ネットサーフィンをしていて、何度も同じサービスの広告が表示されて鬱陶しい思いをしたことがあるはずです。これは前述したオーディエンスデータを元に、一度サービスを検索したりページを閲覧した人に対して、プロモーションを行う手法であるリターゲティング広告です。 一度サービスを閲覧したり、サービスを利用、もしくは検索したことがある場合、そのログはクッキーデータとしてインターネット上に残ります。その場合、一度興味があるユーザーとして判断されるため、確度の高いオーディエンスとして広告配信が何度も行われます。

「オーディエンス」を用いる際には適切なタイミングで

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初回公開日:2018年01月23日

記載されている内容は2018年01月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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