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行脚の意味|読み方/由来・類語や対義語・使い方や例文|全国行脚

初回公開日:2018年02月01日

更新日:2020年03月06日

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言葉の読み方

「行脚」という言葉は正しく読めますか。また、意味をご存知ですか。「行脚」の読み方、由来、類義語、対義語を解説します。全国行脚、お詫び行脚、諸国行脚、お礼行脚などの使い方は、例文を挙げながら詳しく説明します。意味と使い方を学んで、正しい日本語を身に付けましょう。

行脚の意味とは?

最初に、「行脚」の正しい読み方・意味・由来を見ていきましょう。意味をしっかり頭に入れることで、間違った使い方を回避できるようになります。また、由来も覚えることで知識の幅が広がり、他の言葉との意味の区別もしやすくなります。 「読めない」「意味が分からない」と人前で恥をかく前にここで意味を覚えましょう。

読み方

「行脚」は「あんぎゃ」と読みます。「こうきゃく」「あんきゃく」などと読まないように注意しましょう。 似たような発音の熟語には、「行燈」「あんどん」、「脚立」「きゃたつ」などが挙げられます。漢検だと2級に該当する読み方です。完全にイレギュラーな読み方とまでは言えませんが、少々特殊な読み方をする言葉なので、間違えないようにしっかり覚えましょう。

意味・由来

元々は、「僧侶が仏道修行や布教のため、諸国を歩き回ること」「歌人などが創作しながら旅をすること」という意味です。 中国で禅宗の修行僧が、自然の成り行きに任せて布教強化のために諸国を旅することをいい、これを漢字の読み方の一つである唐宋音で読んだことが由来と言われています。 僧は本来、一定の場所にとどまらないものとすべきであるため、修行時代の僧は野宿をしたり、民家の軒先や納屋を借りて仮眠を取りながら旅を続けていました。 現在では、そこから転じて「ある目的で諸地方を巡り歩くこと」という意味もあります。仏教用語以外にも転用され、「目的を持っていろいろな国を巡る・何かをしたり、見たりする」という意味も持ちます。 その目的の部分が行脚の前に付いて「釣り行脚」「遺跡行脚」「温泉行脚」などと表現することができます。

行脚の類語は?

「行脚」と似た意味を持つ言葉として、巡覧・巡歴・巡遊・巡回・巡行・遊歴・周遊・遍歴・ツアーなどが挙げられます。どれも「ある目的のためにいろいろな土地を回って歩く」という意味があります。 現在では、すべてを歩くのではなく、途中に車や公共交通機関を利用していろいろなところを巡ることも「行脚」という言葉を使っています。

行脚の対義語は?

これまでに見てきたとおり、行脚には「僧侶が仏道修行や布教のため、諸国を歩き回ること」「ある目的で諸地方を巡り歩くこと」という意味があります。 類義語は定められていないようですが、「行脚」の「諸国を巡り歩くこと」という意味から考えると、その場にとどまっているような意味を持つ「居続ける・居座る・滞在・滞留・停留」などが挙げられるでしょう。

行脚の使い方や例文は?

全国行脚

「全国行脚」とは、全国各地を行脚すること、つまり、目的を持って全国各地で何かをしたり、全国各地にある何かを見たりするという意味で用いられます。 例文としては、「選挙運動の全国行脚をする」「舞台挨拶の全国行脚が行われた」などが挙げられます。 「全国ツアー」と非常に似た意味を持つと捉えていただければ、分かりやすいのではないでしょうか。ただし、「ツアー」というとアーティストの活動や、趣味の旅行などをイメージしてしまいがちですが、「行脚」は選挙活動などのお堅い場面で使うことができます。 また、食べ歩きをすることも最近では「行脚」という言葉が使われており、例えばおいしいラーメンを全国各地に食べに行くことを「ラーメンの全国行脚」ということもできます。

お詫び行脚

「お詫び行脚」とはお詫びをしに謝ってまわることを言います。「謝罪行脚」が全く同じ意味を持ちます。 例えば、サラリーマンならば、発注ミスや製品不良などで迷惑をかけた際に、取引先の会社や、自分の上司などに一軒一軒謝りに行くとき、この「お詫び行脚」という言葉を使うことができます。例文としては、「仕事で大きなミスをしてしまい、お詫び行脚をした。」などと言うことができます。 他にも、選挙で候補者が負けてしまった際や不祥事を起こしてしまった際など、大勢の人に迷惑をかけたり、信頼を裏切ってしまった時一人ひとりに謝ってまわることも「お詫び行脚」ということができます。この場合の例文を挙げると、「不祥事を起こしてしまい、全国各地をお詫び行脚する。」などと言うことができるでしょう。

諸国行脚

「諸国行脚」とは諸国を行脚すること、つまり多くの国々・いろいろな国々を巡り歩くという意味です。 この場合の国とは海外のことだけでなく、国内のある地方のことも含まれるので、日本国内を巡り歩いても「諸国行脚をする」と言うことができます。 類義語・関連語としては、「聖地巡礼・遍路・巡拝・遍歴・四国八十八ヶ所巡り・巡礼 」などが挙げられます。

四国八十八カ所巡りとは?

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