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「しっぽり飲む」の意味とは・しっぽり飲みとはどんな飲み方か

更新日:2024年07月13日

言葉の意味・例文

「しっぽり」はなぜか少し気恥ずかしくて使うのをためらってしまう言葉ではないでしょうか。その言葉の意味・由来・使い方など、知ってるようであまり知られていないことや、方言なのかという疑問についても説明していきますので、ぜひ参考にしてください。

大人数の宴会や少数のグループの飲み会など、友人・知人と一緒に飲むのも楽しいひとときです。しかし、たまには一人で「しっぽり」飲むのも良いです。 【一人で飲みたいとき】 ・のんびりと考えごとや読書をしながら、静かに飲みたいとき。 ・何も考えず・会話もしないでゆっくりと飲みたいとき。 一人で「しっぽり」飲みたい理由は人それぞれですが、静かに落ち着いて飲みたいという気持ちは同じです。

大人な男女がゆっくり楽しむ

大人の男女が、大衆居酒屋とかではなく、バーなどの落ち着いた大人の良い雰囲気が漂う場所で過ごす。そういう場所で飲んだとき、良い雰囲気だったという意味で「しっぽりとした時間を過ごした」といった使い方をすることもあります。

しみじみと物思いにふけながら飲む

ほの暗い灯りのオシャレなBarのカウンターで、1人静かにグラスを傾け、物思いにふけりながら飲むのもいいです。何かと忙しく慌ただしい世の中、たまには物思いにふけたい夜を過ごすのも素敵です。

「しっぽり」のその他の使い方

その他の使い方のは「ぬれて十分に湿りけを含むようす」という意味があります。「しっぽり」には、感情や感覚的な表現以外に「水分」を意味する単語を使い、文章や会話に用いられます。 【例文】 ・急に降り出した雨のせいで、彼女の髪は「しっぽり」とぬれてしまいました。 ・夜露で、庭の花や草木が「しっぽり」とぬれて光っています。

しっぽり温泉に入る

温泉に「しっぽり」というと、夫婦や恋人などの「男女の愛情のこまやかなようす」が思い浮かびますが、家族や友人などのグループで「しみじみ」と温泉につかり、美味しい食事とお酒でのんびり過ごすのも良いです。 日本には多くの温泉地があるので、疲れた時や静かに落ち着いてゆっくりしたい時などに、自分の体調に合う温泉を探して行ってみるのもいいでしょう。

しっぽり旅行に行く

長年連れ添った夫婦で、また付き合いたての恋人と「しっぽり」大人旅を楽しむのも良いです。 おすすめスポットは熱海です。古くからある温泉地として知られ、かつては新婚旅行で訪れる代表的な国内の観光地だった場所です。 現在では、古き良き趣は残しつつも、新しくて綺麗な旅館がたくさんできていて、宿の滞在自体を楽しめる、夫婦の大人旅におすすめの観光地です。

しっぽり映画を観る

自宅でゆっくりとお酒でも飲みながら、映画をみるのも良いです。正直、これ以上の楽しみがあるでしょうか。とても贅沢な時間の過ごし方です。家事やお仕事で疲れたら、好きなお酒とともにお好みの映画を選ぶと良いでしょう。

春雨にしっぽり濡れてみる

春雨と聞いて連想されるのが、行友李風(ゆきともりふう)の戯曲(演劇の形式で書いた文芸作品)の4幕です。 「春雨」は春にしとしとと静かに降る雨という意味があります。春雨にぬれて歩く状況では十分に湿りけを含むようすの「しっぽり」ではなくて軽く湿りけが行き渡っているようすの「しっとり」のほうが違和感がありませんが、心情的には「しっぽり」のほうがしっくりくる表現です。

意外と知らない「しっぽり」の意味

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初回公開日:2018年01月06日

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