「有意義」の意味と使い方｜例文や類語・英語表現もあわせて紹介

有意義を用いた具体的な使い方を見ていきましょう。 「有意義」は名詞・形容動詞ですが、「有意義な」という形に変化させる使い方と、「有意義に」という形に変化させる使い方がよく使われています。「有意義な」と「有意義に」の使い方の違いを例文から読み取っていきましょう。

「有意義に」という使い方は、述語・動詞を修飾します。たとえば、「有意義に時間を過ごす」「有意義に時間を使う」という文章では、「有意義に」は「過ごす」「使う」を修飾しています。他の例文についても見てみましょう。

「有意義な」という使い方は、名詞を修飾します。たとえば、「有意義な時間を過ごす」「有意義な意見をありがとう」という文章では、「有意義な」は「時間」「意見」を修飾しています。他の例文についても見てみましょう。

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有意義の類義語には「意味深」・「意義深い」・「有益」・「主要」などの言葉があります。英語では一つの同じ単語で表現される場合でも、日本語にすると言葉によってニュアンスが違うということは多々あります。 「有意義」と似ているものの、意味やニュアンスが少し違う類義語を知り、意味やニュアンスの違いに応じて使いこなせるようにしておきましょう。

「有益」とは、利益があること・ためになることという意味です。利益といっても、経済的なものとは限りません。自分の経験や知識の向上にとって、ためになることだとイメージすると理解しやすいでしょう。 例えば、「有益な文献」「有益なアドバイス」「有益な情報」といった使い方ができます。

「効果的」とは、「ききめが目に見えて現れるさま」という意味です。「効果的」も「有意義」も、行動したことが無駄ではなかったこと、意味があったということを表現するときに使えます。 「先日の会議は有意義だった」とも「先日の会議は効果的だった」ともいえますが、ニュアンスの違いを感じられるでしょう。 どちらの会議も意味のあるものだったことが伝わりますが、「有意義」の方が参加者の満足感が伝わり、「効果的」の方が会議内容に対するインパクトが伝わります。

「貴重」とは、「非常に大切なさま」「得がたいものであるさま」という意味です。「貴重」も「有意義」も形容動詞として使用でき、「有意義な時間」「貴重な時間」のように言い換えが可能です。 「貴重」と「有意義」では、意味が完全に重なりあっているわけではないため、言い換えたときにはニュアンスの違いとして現れます。価値のあるものを指す点では共通していますが、「貴重」であっても「意味があるもの」とは限りません。

「主要」とは、「物事の中心になる、特に大切なこと」という意味です。中心となっている大事な事柄ともいえます。 例えば、「主要なメンバー」「各国の主要都市」「主要国首脳会議」といった使い方をします。