IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「バルク」の意味・バルク品の意味・アパレル用語での意味

更新日:2024年02月04日

言葉の意味・例文

使用頻度の高い「バルク」という言葉の意味をご存知でしょうか。大きさ、容量、一括などの意味がある「バルク」という言葉ですが、業界によって様々なニュアンスがあります。ここでは、「バルク」の基本の意味や業界別に使われる「バルク」の意味についてご紹介します。

ITではバルク転送という言葉もある

身近なバルク転送の例は、USBでしょう。リアルタイム性が低い大量のデータを、他のデータの転送がない時に一気に転送するモードのことを意味します。 またISDNでは、チャネルを2本使い並列で一気に送信すると、2倍の早さでの送信が可能になるので、この方法をバルク送信といいます。

ネット広告代理店がいうバルクアップ入稿とは?

検索画面に出る広告の入稿の方法のことで、大量の入稿データをcsvファイルにデータ化して一括で入稿することを意味します。

バルク品とリテール品の違いとは

一般的にはパソコンの部品などで使われることが多い「バルク品」という言葉ですが、アパレルや化粧品でも使われることがあります。 先にも説明したように、「バルク品」は、簡易包装でばらばらになっているものを一括で流通させたもののことを指します。専門用語でいうなら対義語は「リテール品」といいます。「小売品」、「ボックス品」、「パッケージ品」ともいわれることがあるでしょう。

よくあるハードディスクのバルク品は大丈夫なの?

バルク品というと、簡易な包装なこともあり、ちゃんとハードディスクとして作動するのか心配に思う人もいるでしょう。作動保障のないものは「ジャンク品」となり、「バルク品」とは区別されます。 「バルク品」は、基本的にはメーカーの在庫余剰や方が古くなったものを「バルク品」として販売していることがほとんどです。ただし、保証期間はやや短い傾向にあります。「バルク品」は、価格の安さが何といっても魅力とされてきましたが、最近は「リテール品」の価格が下がってきています。購入の際には、価格と保証金を比較してバランスのいいものを買うのをおすすめします。

バルクの意味は使うシーンで微妙に意味やニュアンスがちがう

バルクといえば、大量、一括という意味ばかりが浮かびますが、化学や化粧品などでは違った意味で使われています。また、同じような意味でもニュアンスが違うものもあります。 カタカナ語は意味がたくさんある言葉が多いので、シーン別の意味を意識しながら理解しましょう。「バルク」も意味が多いのが分かっていただけたでしょう。 わからない時や疑問に思った時には、しっかり調べて語彙力を高めていくのがいいでしょう。幅広い語彙力は、できるビジネスパーソンには欠かせないスキルのひとつです。「バルク」という言葉を間違わずに使い回しましょう。

初回公開日:2018年01月12日

記載されている内容は2018年01月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング