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「バルク」の意味・バルク品の意味・アパレル用語での意味

更新日:2024年07月21日

言葉の意味・例文

使用頻度の高い「バルク」という言葉の意味をご存知でしょうか。大きさ、容量、一括などの意味がある「バルク」という言葉ですが、業界によって様々なニュアンスがあります。ここでは、「バルク」の基本の意味や業界別に使われる「バルク」の意味についてご紹介します。

「バルク」の意味は?

意外と耳にすることが多いカタカナ語「バルク」の意味は、知らないものもあるのではないでしょうか?まずは、基本的な意味を確認しましょう。 「バルク」は、英語の【bulk】に由来するカタカナ語です。日本語での「バルク」の意味は、英語の【bulk】と同じです。 主な意味は、大きさ、容量、かさのことを指し、大部分、大半との意味もあります。また、船の積み荷、質素な食糧のことを意味することもあります。 また、英語の動詞では「一括する」、「まとめる」の意味があり、日本語でも同様の意味で使われることもあります。

「バルク」を使った言葉の意味

「バルク」という言葉は、他の言葉と成句をつくることもあります。

バルク品とは?

主にパソコンに使われる「バルク品」の意味は、部品・周辺機器などが簡易的なパッケージで売られている品物のことを意味します。 一般的に「バルク品」として販売されるものには、キーボードやマウス、各ケーブル類だけでなく、自作でパソコンを作る人向けにハードディスク、メモリやドライブ類、カード類などもあるでしょう。

バルク包装は?

商品説明などでみる「バルク包装」は、「小売りパッケージ」に相対する意味の言葉です。「小売りパッケージ」は、一般的に店頭で売られているような箱入りや丁寧な包装がされていることで、「バルク包装」は簡易的な包装、たとえばプラスチックの袋に入っているだけ、あるいは商品そのままの時もあるでしょう。 「バルク包装」は、低価格に抑えるためにされていることが多いです。返品などでパッケージがなくなったり破損したりで、簡易的な包装をして売っている場合の包装とは、厳密に言えば区別されます。

パスコンのバルク・コンデンサとは?

電子回路の中で「バイパスコンデンサ」略して「パスコン」と呼ばれるものには、大きく分けて「バルク・コンデンサ」と「デカップリング・コンデンサ」の2つがあります。 「バルク・コンデンサ」は、回路に直流的なエネルギーや信号を供給するためのもので、「デカップリング・コンデンサ」は、他の回路からの妨害的な供給を防ぐためのもので2つには違いがあります。

バルク金属は?

バルク金属とは、大きなひと塊の金属のことを意味し、その金属は大きければどんな金属でもバルク金属です。 またナノ粒子で存在している物質の中には、大きな塊=バルクになって金属になるものあります。

各分野での「バルク」の意味

ビジネスシーンでも、それぞれの業界で「バルク」という言葉を使いますが、業界によって意味が少しづつ違うものもあります。

アパレルでのバルクとは?

アパレルでの「バルク」は、一般的には「バルク品」と同じ意味になり、大量一括で流通する商品を意味します。大きな箱にまとめて入れられていることが多く、ひとつひとつを包装していない場合も多いでしょう。アパレルのバルクは、低価格なものが中心になる傾向があります。

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初回公開日:2018年01月12日

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