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カオスの意味をわかりやすく説明・カオスとシュールの違い

更新日:2024年07月05日

言葉の意味・例文

「カオス」の意味は知っていますか。何となく使っている人のために、使い方や例文を挙げてご紹介します。間違えやすい「シュール」との区別も見ていきます。「カオス」の言葉の意味を深く知るために宇宙の始まる前にもタイムスリップします。

実際に「カオス」を使っている人もいない人も、これから使いたい人も使い方を見てみましょう。

カオスな部屋

見事なまでに散らかった部屋。一体どうしたらそんなにぐちゃぐちゃに足の踏み場も無いほど物であふれてしまうのでしょうか。片づけられない症候群の部屋の状態を「カオスな部屋」の意味で使われます。 不気味な人体模型の横に可愛いテディベアが置いてあり、ホラー映画のポスターの隣には癒し系の猫のポスターがあるという、どうしたら共存できるか不思議な部屋の意味でも「カオスな部屋」といいます。

カオスな雰囲気

「カオスな雰囲気」とは無秩序な雰囲気の意味です。あちこちで盛り上がっているかと思えば1人で何かをやってる人も、それぞれがバラバラでまとまりがない雰囲気の意味で使われます。クラスがこんな状態だったら、まとめ役のリーダーは苦労するでしょう。 ベトナムのスイティエン公園は仏像、ワニ釣り、魔法学校、ドナルドダック、のび太君などの他にいくつもの巨大オブジェが謎のコラボをしています。「カオスな雰囲気」におかしくなりそうです。

カオスな内容

「カオスな内容」とは、話や漫画や小説など本来は内容がしっかりあるものが、支離滅裂でとっちらかった内容になってしまっていることを意味します。強烈なクセの強さにハマってしまう恐れもあります。常識を超えたカオスな内容を求めるようになったら危険です。 かなりひどい仕上がりのものをいう場合と、逆のほめる意味でセンスなどが飛びぬけて超越している場合にいうこともあります。

カオスな状態

「カオスな状態」は混沌とした無秩序でぐちゃぐちゃな状態です。真夏のプールは隙間がないほど、ギッシリ人だらけになるときがあります。冷蔵庫の中も詰め込みすぎて開けたらジャガイモが転がってくるようなこともあります。皆カオスです。

カオスの具体的な使用例と意味

頭の中がカオスな状態だ

「頭の中がカオスな状態だ」とは考えがたくさん浮かんできて収拾がつかない状態をいいます。部屋の中が散らかっているように頭の中が散らかっている状態です。 「3人同時にしゃべってきた」 「仕事でミスをしたら上司のミスも押し付けられ、さらに部下のミスも被るはめになった」 「気になっていた先輩が、親友と1年前からから付き合っていることが今日わかった」 「試験勉強のし過ぎ」 「出生の秘密を今になって知る」

あの公園はカオスな雰囲気だ

近寄りがたい雰囲気を醸し出す公園を指して「あの公園はカオスな雰囲気だ」と後ずさりしたくなる例です。 「ハロウィンの仮装をした人たちで公園があふれている」 「お面を付けた人たちが楽しそうに踊っている」 「フラッシュモブで大盛り上がりしている」 「規制線を張った横で子供たちがリアルな刑事ごっこをしている」 「噴水で泳いでいる」

あのゲームはカオスすぎる

普通のゲーム展開ではありえない展開をしてしまうのが「あのゲームはカオスすぎる」といいます。 「絵が下手。素人が描いたとしか思えない出来栄え」 「音楽が異常音で気になってしかたない」 「とにかくすぐに穴に落ちる。どうしても落ちる」 「ゲームの達人がやっても直ぐにゲームオーバー」 「ラスボスが優しくて簡単に勝たせてくれる」

カオスとシュールの意味の違い

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初回公開日:2017年12月26日

記載されている内容は2017年12月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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