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「拝察」の意味と使い方|例文7つ・類語7つ|注意点

更新日:2020年03月04日

言葉の意味

「拝察」という言葉の意味をご存知ですか?「拝察」はビジネスシーンなどの改まった場面で使われることが多く、それだけに正しい知識を求められる言葉です。今回は「拝察」について意味や使い方、類語などについてご紹介していますので、参考にしてみてください。

「拝察」に似た意味の言葉には、「推察」のような類語があります。このほかにも、「思う」や「考える」などシンプルに置き換えることができるものもありますので、ご紹介していきます。それぞれの敬語的表現と合わせてチェックしてみましょう。 「拝察」という意味合いの言葉を使いたいのに、それが自分の動作ではなく誰か他の人の動作についてである時のために、いくつか覚えておくとよいでしょう。

類語1:察する

「察する」とは、「人の思考や事の次第を推し量る」という意味です。これは「拝察」のように自分の動作にしか使えないという制約がありませんから、「相手の察するところは正しい」のような使い方もできます。 また、敬語の中の尊敬語として表す時には、「お察しになる」などのように表現することが可能です。さらに「お察しになる」と似た言葉に「お察しします」がありますが、こちらは謙譲語の表現ですので注意が必要です。

類語2:推察

「推察する」は漢字のとおり、「推し量って察する」という意味を持っています。「察する」同様、自分以外の誰かの動作として使うことができる表現です。 ・「ご推察のとおり、家族はみな悲しみに暮れています」 ・「たいそうお喜びのこととご推察申し上げております」 上の例文が「尊敬語」下が「謙譲語」として用いた場合の「推察」になります。「推察」自体に敬語の要素がないため、「ご」をつけても何の問題もありません。

類語3:賢察

「賢察」は、相手が推察することを敬って表現する時に用いられます。「賢」は「拝察」の「拝」のようにそれだけで敬語的な意味合いを、特に尊敬語のニュアンスを付け加えることができる語になっています。 とはいっても、「拝察」のように「ご」をつけてはならないというわけではなく、むしろ「ご賢察ください」のように使われることのほうが一般的であり、「こちらの事情を察していただきたい」といったような意味になります。

類語4:高察

「高察」とは先にご紹介した「賢察」と同じような意味になり、特に相手の推測を優れていると感じているということを表したい時に用いられます。 「賢察」の場合と同じく、「ご高察頂きますよう、お願い申し上げます」ように「ご」をつけて最上級の敬語に変化させることができ、ビジネスシーンでも便利に使うことができるでしょう。

類語5:恐察

「恐察(きょうさつ)」もまた、「拝察」のように推測することをへりくだって表現した言葉です。漢字のとおりならば、「恐れながら察する」、つまり「恐縮ですが推測させていただきますと」というニュアンスが含まれています。 しかしながら、「恐察」という言葉は現代で使われることは稀ですから、へりくだって推測する場合を言うのならば、やはり「拝察」を使うのが一般的であるということを覚えておきましょう。

類語6:思う

「拝察」からいろいろな文法や意味合いなどの要素を取り払い、ごくシンプルにしたものがズバリ「思う」になり、逆にいうならば「拝察」は「思う」の敬語的表現であるということができます。 「とても喜んでいることと思います」ということを目上の人に言いたい時は、「とてもお喜びのことと拝察申し上げます」というように言い換えましょう。

類語7:考える

「拝察」をシンプルにした言葉の例はもう一つ挙げることができますが、それが「考える」になります。「思う」同様に、ごく日常的に使われている言葉です。 「思う」よりも少しだけ固い表現のようなイメージがあるため、「思う」では少しくだけすぎているが「拝察」を使うまでもないという時に「考える」を使うことができるでしょう。

「推察」を使う相手を間違えないで

「推察」は「思う」「考える」という言葉の謙譲表現であることから、使える対象が「自分」に限定されるということを覚えておかなければなりません。 日常会話よりも、公的な場所やビジネスシーンなどの改まったシチュエーションで使われることが多いですから、敬語表現を絡めた言い回しなどの使い方について知識を深めておくことがとても重要です。

使う相手によって適切な言葉選びを

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初回公開日:2017年12月15日

記載されている内容は2017年12月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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