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「存じ上げません」の意味は?「存じません」との違いや例文も解説

更新日:2024年10月30日

言葉の意味・例文

「存じ上げません」の意味はご存じでしょうか?この記事では、「存じ上げません」と「存じません」の違いをはじめ、使用時の注意、例文、類義語、英語での表現について詳しく説明しています。「存じ上げません」を正確に使いたい方は、ぜひ参考にしてください。

「存じ上げません」の類語・言い換え表現

「存じ上げません」という言葉を理解したところで、続いて、「存じ上げません」の類語表現を確認していきましょう。 「存じ上げません」を使わないで、「知らない」ということを相手に丁寧に伝える言葉です。 「存じ上げません」ではない、「知らない」という使い方をすることで相手へ伝わるニュアンスが少しずつ変わっていきます。強調したいことがある場合、こちらの使い方のほうがいい場合もあります。 早速見ていきましょう。

わかりかねます

1つ目の「存じ上げません」の言い換え表現は、「わかりかねます」です。 「かねる」には、意思はあっても、事情があって出来ないという意味が含まれています。敬語をとった表現にしてみると「わからない」となります。つまり、理解することや判明することが出来ないという意味になります。 「わかりかねる」という言葉を使うことで、「理解したくてもできない」「判明させたくてもできない」というように、どうしようもないということを強調することが出来ます。これにより、「わかりません」ということを、やわらかい雰囲気で伝えることが出来ます。

面識がございません

「存じ上げません」の言い換え表現には、「面識がございません」もあります。 敬語をとった表現にしてみると「会ったことがない」となります。つまり「面識がない」「知らない」という意味になります。 この言い換え表現も、「会う」という言葉を使うことで、「聞いたことはあるが会ったことはない」ということを強調することができます。メールや電話のやり取りのみしかしたことのない相手に使うことができます。

存じておりません

他の「存じ上げません」の言い換え表現は、「存じておりません」です。 敬語をとった表現にしてみると「知らない」「わからない」となります。つまり知識・情報不足であることを意味します。 「存じる」は謙譲語であり、自分自身を一歩下げる表現です。「おりません」は丁重語であり、自分自身のことを丁寧に相手に伝える表現です。「存じておりません」という言葉を使うことで、自分自身の言動や身内の言動についてわからないことを丁寧に相手に伝えることが出来ます。

初めてお聞きしました

最後に紹介する「存じ上げません」の言い換え表現は、「初めてお聞きしました」です。 この文は「初めて聞いた」という意味で、つまり「今まで知らなかった」「知らない」という意味になります。 この状況は、知らなかったことを教えてもらった際に発言をしているところです。「初めて聞いた」という言葉を使うことで、「知らなかったが、知ることができて嬉しい」というニュアンスになり、相手へ感謝の気持ちが伝わります。

「存じ上げません」の英語表現

「I have no idea」や「I don't know」で「存じ上げません」を英語で表現することが出来ます。

  • 「I have no idea」
  • 「アイ ハヴ ノ― アイディア」

直訳すると「私はいかなる考えも持ちません」となります。そのため、「全くわからない」「見当もつかない」「何も考えつかない」という意味になります。 「存じ上げません」は「知らない」の謙譲語であり、「知らない」「わからない」という意味があります。「I have no idea」もわからないという意味であるため、言い換えが可能です。

  • 「I don’t know」
  • 「アイ ドント ノー」

直訳すると「私は知りません」となります。そのため、「知らない」「わからない」という意味になります。「存じ上げません」は「知らない」の謙譲語であり、「知らない」「わからない」という意味があります。 「I don’t know」も「知らない」「わからないという意味であるため、言い換え可能です。

「存じ上げません」と「存じません」の違いを知っておこう

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初回公開日:2017年12月16日

記載されている内容は2017年12月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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