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「よろしいですか」は正しい敬語?意味や用法を例文と併せて解説

更新日:2024年10月31日

敬語表現

「よろしいですか」の正しい使い方をご存じでしょうか?この記事では、「よろしいですか」の意味や用法、具体的な例文から英語表現までお伝えします。敬語の使い方に自信がない人や、語彙力をアップさせたい人はぜひチェックしてみてください。

断りたい場合は「申し訳ありませんが」をつける

「差し支えありません」も「問題ありません」も、相手に賛成する意味を持ちます。ですが、どうしても相手の申し出を断らなければならない場合もあるものです。 「よろしいでしょうか?」と聞かれて断りたいときは、クッション言葉として「申し訳ありませんが」というフレーズを付け加えましょう。このクッション言葉を付けることで、相手の気持ちを考えていることが伝わります。 さいごに「また機会があればよろしくお願いします」などと一言添えると、相手に誠意が伝わるでしょう。

「よろしいですか」の英語表現

「よろしいですか」を英語で伝えるなら、どのような表現になるのでしょうか。ビジネスシーンでも使うことが多い言葉なので、ぜひ英語での言い回しもチェックしてみてください。

「May I~」を使った表現

「May I~」と言う表現は、「~してもよろしいでしょうか?」という意味です。まさに「よろしいでしょうか」と言いたいときに使える言葉でしょう。

例文1
  • May I have the day off next Monday?
  • (来週の月曜日に休みをいいただいてもよろしいでしょうか?)
例文2
  • May I have your time now?
  • (ただ今、お時間をいただいてもよろしいでしょうか?)

丁寧な表現なので、ビジネスシーンにおいてもよく使われます。もう少しだけカジュアルに表現したい、というときは「Could I~」を使うといいでしょう。「~して構いませんか?」「~して差し支えありませんか?」という意味となります。

「間違いないでしょうか」という意味で使う場合

「May I~」は「~してもよろしいでしょうか?」という意味で使うことができます。ですが、日本語で「よろしいでしょうか?」と言うときは、「問題ないでしょうか」という意味で使われる場合もあります。

例文1
  • Is this alright with you?
  • (こちらでよろしいでしょうか?)
例文2
  • Is that fine with you?
  • (それでよろしいですか?)

「問題ないでしょうか」と言う場合にはこのような例文が使えます。「Is this all right?」でも意味は通じますが、「with you」を付けるとより丁寧な表現になるでしょう。

「よろしいですか」の正しい使い方を理解しよう

「よろしいですか」「よろしいでしょうか」は記事を読んでいる人もすでに使っているのではないでしょうか?それほど、ビジネスでも日常シーンでもよく使う言葉です。 普段なんとなく使っている人は、記事を読むことで正しい使い方がわかったのではないでしょうか?もしかしたら、今まで失礼に当たる使い方をしていたかも、と感じる人もいるかもしれません。記事で紹介した例文を参考に、明日から実際に正しく使ってみましょう。 敬語を正しく使えるということは、それだけで好印象を与えます。逆に、間違った敬語を使うと、相手を不快にさせてしまったり、信頼をなくすことにもつながりかねません。正しい敬語の使い方を知り、信頼される会社員を目指しましょう。

初回公開日:2017年12月13日

記載されている内容は2017年12月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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