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「お大事に」は敬語として正しいのか|気をつける点や例文などを紹介

更新日:2022年12月14日

敬語表現

相手の身体を気遣う時に、お大事にと使うことがあるでしょう。ビジネスシーンでも使われる言葉ですが、使う相手やシーンによっては失礼にあたります。この記事では、どんな相手やシーンで、お大事にという言葉を使えるか紹介します。気になる方は、ぜひ参考にしてください。

「何気なくお大事にと使っていたけれど、使い方はあっているのかな?」 「相手の体調を気遣う敬語は、お大事に以外にどんなものがあるか知りたい」 「お大事にと言われた時には、なんて返事をすればいいのかな?」 このような悩みをお持ちの方も多いでしょう。 「お大事に」という言葉を、何気なく使っているけれど、失礼になっていないか不安に感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。 この記事では、「お大事に」という敬語の使い方や、注意するポイントを紹介します。また、自分が「お大事に」と言われた時に、返す言葉も紹介します。 本記事を読むと、「お大事に」を使える相手やシーンがわかるでしょう。さらには、「お大事に」を使えないときの、他の敬語もわかります。 「お大事に」という敬語についてや、それ以外の相手の体調を気遣う敬語が知りたい場合は、ぜひ参考にしてください。

「お大事に」の意味や基本的な使い方

「お大事に」の意味や基本的な使い方

日常生活で「お大事に」という言葉を、耳にすることは多々あります。今までに病院の受付や、薬局で薬を購入した時に言われたことがある人も多いでしょう。 「お大事に」とは、体調を崩した相手を気遣う時に使われる敬語で、「お大事になさってください」や「お大事にしてください」を略した言い方です。相手の体を気遣い、「早い回復を願っている」という意味が込められています。 特に近い間柄の相手であれば、「お大事に」と略した状態で使うことが多いでしょう。以下に「お大事に」の例文を紹介します。

  • どうぞお大事にお過ごしください
  • お大事に至りませんようお祈り申し上げます

「お大事に」を敬語として使う際に気をつけたいこと

上記でお伝えした通り「お大事に」は、「お大事になさってください」や「お大事にしてください」を略した言い方です。体言止めになっていますが、敬語として使えます。 しかし、「なさってください」や「してください」が略されることで、相手が馴れ馴れしく感じてしまう場合もあります。使う相手やシーンを気にする必要があるでしょう。 ここでは、「お大事に」を使う際に注意するポイントを紹介します。今後「お大事に」と使う時があれば、参考にしてください。

失礼にあたるケースがあることを理解しておく

相手の体を労る言葉が「お大事に」です。しかし、使用するシーンによっては、他の言葉や敬語に言い換えたほうがいい場合があります。 重い病気や長期の入院を必要とする怪我などの場合、「お大事に」や「お大事になさってください」はあまり好ましくありません。相手の体を労っていますが、「体を休めてください」という意味の言葉を使う方が好ましいです。「ご養生ください」や「静養なさってください」などの敬語に言い換えるといいでしょう。 逆に、長期の静養を必要としない風邪や、軽度の怪我などには、相手の体を労る「お大事に」や「お大事になさってください」が使えます。相手の体調によって、使う言葉を選びましょう。

目上の人に使う際は注意する

「お大事に」は、相手の体を労る敬語ですが、「お大事になさってください」や「お大事にしてください」を略した言い方です。使う相手によっては、軽々しく感じてしまいます。 友人や同僚に対し、「お大事に」と使うのは問題ないでしょう。かたくるしくなく、相手を労っていることがわかります。 しかし、目上の人である上司や上司の家族などに対して「お大事に」を使うと、敬語ではありますが馴れ馴れしく感じてしまいます。この場合は、「お大事になさってください」や「ご自愛ください」などといった敬語に言い換えるといいでしょう。

家族や親族に使うとよそよそしい印象になる場合がある

「お大事に」という言葉は、家族や親族にも使われる場合があるでしょう。「お大事になさってください」というと、丁寧すぎる敬語で家族や親族に使うには向きません。「お大事に」ならばかしこまっていないため、家族や親族に使用しても違和感はないでしょう。 しかし、「お大事に」も敬語であるため、少しよそよそしい印象を受ける人もいます。その場合は、「無理せずに過ごしてね」などと言い換えると、よそよそしい印象をあたえません。 相手との間柄や関係性を考えて、使い分けるといいでしょう。

「お大事に」を使ったビジネスメールの書き方

「お大事に」はビジネスメールでも、使うことはできます。ただし、単体で使うと体言止めになっているため、文章が成り立ちません。 また、ビジネスメールは、上司や取引先の相手などに送ることも多いため、丁寧な言いまわしをする必要があります。そのため、「お大事に」ではなく、「くれぐれも、お大事になさってください」や「どうぞお大事にお過ごしください」など、略さずに使いましょう。

  • お身体を、お大事になさってください
  • ご無理なさらず、お大事になさってください

「お大事に」の言い換えとして使える敬語と例文

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初回公開日:2017年12月09日

記載されている内容は2022年12月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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