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追記の意味・使い方や例文|メール/手紙/tas・違い|追加/補足

社会人常識

「追記」は「付記」や「追伸」と同じことだと思われがちですが、少し違った意味があります。そのため、使い方も異なります。他にもいろんな似た意味の言葉がありますが、それら言葉との違いを説明しています。「追記」の意味や使い方などについてご紹介しました。

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「追記」の意味とは?

「追記」はビジネスシーンでも使用する機会が多いものですが、意味をご存知でしょうか。「追い記す」と書くことから意味のイメージをしやすい言葉ですが、辞書などに記される意味は「後から更に書き足すこと」です。または、「後から書き足された分」を表す言葉とされています。すでにできあがっている文、後から言葉を付けることを「追記」と言います。 「追記」における「後から更に書き足すこと」は、たとえば「ありがとう」に後から「ございます」を加えるといったことではなくて、「書き終わった文の後」に書き足すことを言います。レシピの1段階として「ホットケーキミックス・卵・牛乳を加えて混ぜます」と書かれた後に、「バニラエッセンスを加えてもおいしいですよ」と書き足すことが「追記」です。 それが「追記」と分かるように、「追記:バニラエッセンスを~。」と書かれることが多いです。「追記」の内容は基本的に何でも良いとされます。

「追記」の使い方は?例文を見てみよう!

「追記」を実際に使用する際、どのように使われるのかを確認しておきましょう。手書きの文面・書類が一般的であった時代は手紙などで「追記」が用いられましたが、電子メールが普及した現代ではメールにおいて「追記」が用いられることが多くなっています。もちろん現代でも手紙を書くことはあるため、手紙で「追記」が使用されることもあります。 それでは、メールや手紙などで「追記」を使用する時の使い方をご紹介していきます。お客様や上司などに送るビジネスメールや、目上の人に宛てる手紙などで「追記」をしたい時の参考にしてください。

メール

メールで「追記」が用いられることは少なくないため、使い方を覚えておくと役立つ時が来るでしょう。「追記」をメールで使用する状況はさまざまですが、たとえば「証明書として扱えるものは、お名前・性別・生年月日・所在地が分かるものです」とした場合、「追記」として「マイナンバーカードをお持ちであれば、それでも構いません」といったことを書き足せます。 1つの内容を示した後、その内容に「追い記したい」=「書き足したい」ことがある場合に「追記」を使用します。メールにおいて「内容A」を示したが、「内容A」に関したこと「B」があったとします。その時には「内容A」を示した後に、「追記:B」として書き足します。「追記」の内容に決まりはないため、示した内容に書き足したいことを書く時に「追記」を用います。

手紙

手紙における「追記」の使い方は、メールとほぼ同じと考えて問題ありません。ただ、手紙の方がメールよりも「追記」する位置に難が生じることがあります。「追記」を行いたい部分の前後上下に文字がある場合、「追記」場所がありません。その場合は、小さくでも良いので「追記:~」と書くと良いでしょう。

tas動画

TAS動画を作成する際の、1つのテクニックを「追記」と言います。進行状態を保存した後、保存した場所までさかのぼってプレイをし直すことを表します。ボス戦の前に保存しておいて、クリアできなかった時に保存したところからやり直すことが「追記」です。難しいゲームや、難しいクエスト・ミッション・ターゲットなどの時には「追記回数」が増加しやすい傾向にあります。 通常であれば「追記」するたびに「追記回数」がカウントされますが、「リプレイファイル」を直接的に編集するなどを行うことで、「追記回数」が増えません。そのため、「追記回数0」となっていても、本当は何度か「追記」場所からプレイし直している可能性があります。こういったことに詳しい方であれば、難易度の高いことで「追記回数0」は疑わしいものとするでしょう。

tasって?

TAS(タス)は「Tool-Assisted Speedrun(ツール・アシステッド・スピードラン)」あるいは「Tool-Assisted Superplay(ツール・アシステッド・スーパープレイ)」の略語で、簡単に言えば「エミュレータ(機械の仕組みを真似たソフト・装置)機能のツールアシスト」を用いて「人間ではプレイできないようなスーパープレイ映像を作り出す」ことを意味する言葉です。 これを用いた動画をTAS動画と言いますが、このTAS動画には「追記回数」という表示があります。「追記回数」が増える条件は「難易度の高い操作が求められる場面」ですが、乱数の取捨選択によって増加することもあります。クリティカルやドロップアイテムなど低確率の事象を起こそうと試行を続けると、必然的に「追記回数」が増えます。

「追記」と似た言葉は意味がどう違う?使い分け方は?

「追記」には、似た意味を持つ言葉がたくさんあります。「同じ意味ではないのか」と思われる言葉もありますが、よくよく調べてみると使い方に違いが見られます。「追記」には「追記」の使い方、「追記」と似た言葉にはその言葉ごとにそれぞれの使い方が存在します。それでは、「追記」と似た言葉との意味の違い、使い分け方についてご紹介していきます。

追加

「追加」は、「すでにあるもに後から更に加えること」です。また、「加えたもの」を指すこともあります。「追加」の意味は「追記」とよく似ていますが、「追記」は「後から更に書き足すこと」の意味でした。そのため、「追記」=「文面上の書き足し」を意味します。一方の「追加」は「後から加える」ことであれば、何にでも言えます。 たとえば、食事中や物販の購入時に後から注文を足す際には「追加注文」と言います。メインとなっているものに「更に何かを加えること」が「追加」であり、「書き示されたことに更に書き足すこと」が「追記」です。明らかな違いは「書き足す」ということで、「追記」は文面におけることのみで使用することができます。

補足

「補足」の意味は、「足りない・不十分なところを補うこと」です。「追記」は、足りない・不十分なところを補うために書き足しているわけではないため、その点が「補足」との違いになります。「補足」は重要なことであり、補わないといけない内容に関して足す内容を言います。「追記」は「補う」ではなく「追う」ですので、内容に決まりはありません。

加筆

「加筆」の意味は、「文章・絵に修正や追加をすること」です。「追記」の意味との違いは、「修正」という部分と、「絵」という部分です。「修正」は「良くないところを改める」意味ですので、ただ書き足す「追記」とは違った意味合いを持ちます。また、「加筆」は「筆」とあるように、「書く」だけでなく「描く」ことに関しても使える言葉です。

付記

「付記(ふき)」は、「本文に付け加えて記す(書く)」という意味があります。「追記」と似ていますが、「追記」の意味としては「本文に付け加える」といった決まりはありません。「追記」は「示した内容の中に入れたかったことを後に書き足すこと」ですので、「本文に付け加える」の意味を持つ「付記」とは違った意味合いになります。 「付記」は「後から書き足す」ではなく、「本文」に「加えて」記します。たとえば「飲料は緑茶です」と書いた時、「ほうじ茶もあります」と後に書いた場合は「追記」です。しかし、「緑茶」の部分から線を書いた先に「静岡産」と書くことは「付記」とされます。本文に「追い記す(後に書く)」のか「付け記す(加え書く)」の違いがあります。

補記

「補記」は、「補って書き記すこと」を意味します。「補う」とありますので「補足」と似ていますが、「補足」は「不足部分を補い足す」であり、「補記」は「補い記す」です。補う必要性が高い状況は「補足」であり、「補記」の方が何気なく補った感があります。「追記」との違いは、「補足」と同じ感じだと考えて問題ありません。

追伸

「追伸」は「全ての文を書き終えた後に添える後書き」で、基本的に親しみを込めて用いられます。「追伸」の内容は本文と関係ないことでも問題なく、たとえば「今日はありがとうございました」の後に「追伸:寒さが厳しくなりましたので、お身体を冷やさないようにお気をつけください」といった使い方をします。 「追伸」は必ず、「追伸」あるいは「PS」と書いた後にその内容が記されます。「追記」は「示された内容に追って記す」ことですので、「本文とは全く関係がないこと」でも記すことができる「追伸」とは別物です。

似た意味の言葉と混合せず「追記」を正しい意味で使おう!

「追記」は、「示した内容」に「後から書き足したいことを記す」の意味です。すなわち、本当は「示した内容」の中で書きたかったことを「足す」ように「後から書く」ことを「追記」と言います。似た意味を持つ言葉はたくさんありましたが、使い方は各自で少し違っています。 わずかな違いの言葉もありましたが、使い分けるようにすると「内容」の重要性・それを伝えたい気持ちの程度が伝わります。また、失礼になることも減るでしょう。

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