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「追記」の意味と使い方・例文6コ・類似表現との使い分け

言葉の意味

「追記」は「付記」や「追伸」と同じことだと思われがちですが、少し違った意味があります。そのため使い方も異なります。他にもいろんな似た意味の言葉がありますが、それらの言葉との違いを説明しています。また、「追記」の意味や使い方などについてもご紹介しています。

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「追記」の意味

「追記」の意味と使い方・例文6コ・類似表現との使い分け

ビジネスシーンでも頻繁に使用する言葉の1つといえば「追記」ですが、正しい意味をご存知でしょうか。 「追記」とは、後からさらに書き足すこと、後から書き足された分という意味を表します。 「追記」における「後からさらに書き足すこと」は、たとえば「ありがとう」に後から「ございます」を加えるといったことではなく、「書き終わった文の後」に書き足すことを意味します。

「追記」の使い方

「追記」の意味と使い方・例文6コ・類似表現との使い分け

文藻の後に何か追加して記したい場合に使用するのが「追記」という言葉です。しかし「追記」という言葉は、シチュエーションによっても使い方がやや異なります。 これから例文をいくつかご紹介いたしますので、シーンや相手に合わせて上手に使いわけましょう。

「追記」の例文

「追記」は、文章の後ろ部分に使用するのが一般的です。 たとえば、レシピの1段階として「ホットケーキミックス・卵・牛乳を加えて混ぜます」と書かれた文章があります。その文章の後に「バニラエッセンスを加えてもおいしいです」と書き足すことが「追記」です。 それが「追記」とわかるように、「追記:バニラエッセンスを~。」と書くのが一般的です。「追記」の内容は基本的にどんな内容のものでも問題ありません。

例文1「ビジネスメール」

ビジネスメールでも「追記」が用いられることは少なくありません。 たとえば、「証明書として扱えるものは、お名前・性別・生年月日・所在地がわかるものです」とした場合、「追記」として「マイナンバーカードをお持ちであれば、それでも構いません」といったことを書き足すことができます。 「追記」の内容に決まりはないため、示した内容に書き足したいことを書く時に「追記」を用います。

例文2「手紙」

手紙において「追記」という言葉を使う場合は、メールとほぼ同じ使い方と考えて問題ありません。ただ手紙の方がメールよりも「追記」する場合、追記を記入する余白が取りづらい場合があります。 手紙で「追記」を行いたい部分の前後上下に文字がある場合、「追記」場所がありません。その場合は、小さくても良いので「追記:~」と書くと良いでしょう。

例文3「掲示板」

インターネットやSNSなどの掲示板などでも「追記」という言葉は使用します。 掲示板の場合は、何かの質問やコメントに補足して説明を付け足したいときなどに「追記」を使用して書き足す場合があります。 たとえば「○月○日にイベントを開催します。追記:定員に達し次第、募集を終了とさせていただきます」のように使用します。

例文4「広報」

広報とは、企業の業績やリリースなどを配信する部署となります。特にリリースの場合は、新しい商品や企画をメディア向けに情報配信するため、「追記」を記載する場合があります。 たとえば、「追記:なお、こちらの商品はイメージとなりますのでご了承ください」など、リリースに合わせた商品などの情報を先だしするため、このような追記が多い傾向にあります。 また、住所などの必要な情報を補足する際にも使用することがあります。

例文5「議事録」

「追記」の意味と使い方・例文6コ・類似表現との使い分け

会社で行う会議などでは会議内容を記しておくため「議事録」というものを作成します。会議内容に基づいて記載されるものですが、作成後に「追記」をする場合もあります。 議事録に「追記」をする場合は、追記した内容がわかりやすいようにフォントを変えたり、項目ごとに追記を記したりしてわかりやすくするのが重要です。 文章が長くならないよう、文を短めに作成するようにしましょう。

例文6「契約書類」

取引を開始したり、家や建物を購入したりする契約をした際に作成するのが「契約書」です。契約書にも「追記」を使用する場合があります。 契約書類においても、議事録などを同じく内容はコンパクトにわかりやすく記載するのが基本です。文章の最後や項目ごとに記載する場合もあります。 契約書類は見やすさやわかりやすさが重要な点に注意して記載しましょう。

追記を行うときに覚えておきたいマナー

「追記」とは、作成した後に言葉や内容を書き足すことを意味します。そのため、本来であれば「追記」を使用せず、はじめからすべての情報記載したものを作成するのが基本です。 特に契約書などは、本来であれば「追記」がない場合の方が内容がわかりやすいため、好ましいとされています。 説明が不十分の場合に注意書きで補足することとは意味が違うことを、しっかり認識しておくことが重要です。

正しい日本語の使い方

「追記」という言葉にも言えることですが、日本語には同じような意味を持つような言葉が多く存在します。特にビジネスシーンでは正しい日本語を使用しなければ、相手に対して失礼な印象を与えかねません。 そのようなミスをしないためにも「正しい日本語の使い方」のような本を参考にしながら、事前に間違えやすい日本語を学習しておくことをおすすめします。

「追記」の類似語との違いと使い分け

「追記」の意味と使い方・例文6コ・類似表現との使い分け

何かをさらに書き足したい際に使用する「追記」という言葉ですが、「追記」には似たような意味を持つ言葉が多くあります。 「追記」の類似語は少しづつニュアンスや意味が異なるので、それぞれの言葉の意味をしっかり覚え、使いわけるのが重要です。 では、「追記」の類似語との違いと使い分けについてくわしく見ていきましょう。

追記の類義語:「追伸」

「追伸」は、全ての文を書き終えた後に添える後書きのことで、基本的に親しみを込めて用いる言葉です。「追伸」の内容は本文と関係ないことでも問題はありません。 たとえば「今日はありがとうございました」の後に「追伸:寒さが厳しくなりましたので、お身体を冷やさないようにお気をつけください」といったような使い方をします。

追記の類義語:「付記」

「付記(ふき)」は、本文に付け加えて記す(書く)という意味があります。「追記」と似ていますが、「追記」の意味には「本文に付け加える」といった決まりはありません。 たとえば「緑茶」の部分から線を書いた先に「静岡産」と書くことは「付記」とされます。本文に「追い記す(後に書く)」のか「付け記す(加え書く)」のかという違いがあります。

追記の類義語:「補記」

「補記」という言葉は、補って書き記すことを意味します。「補う」とありますので「補足」と似ていますが、「補足」は不足部分を補い足すという意味であり、「補記」は「補い記す」となります。 補う必要性が高い状況は「補足」であり、「補記」の方が何気なく補ったニュアンスがあります。「追記」との違いは、「補足」と同じ感じだと考えて問題ないでしょう。

追記の類義語:「付言」

「付言(ふげん)」とは、付け加えて言うことを意味します。 「付言」はあまり聞きなれない人も多い言葉の1つですが、遺言書に言葉を付け足す際などに使用される言葉です。 遺言書は財産配分や権利などについて記載していることが多い傾向にありますが、付言として遺族への感謝の気持ちやメッセージなどを残す方も多い傾向にあります。

追記の類義語:「加筆」

「加筆」という言葉は、文章・絵に修正や追加をすることを意味します。「追記」の意味との違いは、「修正」という部分と文章に加えて「絵」が加わったという部分です。 「修正」は「良くないところを改める」意味となりますので、ただ書き足す「追記」とは違った意味合いを持ちます。また「加筆」は「筆」とあるように、「書く」だけでなく「描く」ことに関しても使える言葉です。

追記の類義語:「P.S」

「追伸」は英語で「Post script」を訳し、その頭文字をとったものが「P.S」と言葉になります。主に手紙などで仲のいい間柄の友人や知人に使用する場合が多い言葉です。 フォーマルな文章や、ビジネスメールなどではカジュアルな印象を与えてしまうため、日本語の文章であれば「追伸」と明記することをおすすめします。

ビジネスシーンで正しく追記を使おう

「追記」の意味と使い方・例文6コ・類似表現との使い分け

議事録や契約書など、何かにさらに言葉を付け加える場合に使用するのが「追記」という言葉です。「追記」という言葉には、「追伸」や「加筆」などの似たような類似語がいくつか存在します。 意味は似たような意味ですが、それぞれの言葉の意味や使用の仕方が異なります。ビジネスシーンでも「追記」という言葉を使用する機会があるので、意味を正しく理解し使うことが重要です。

ビジネス文書の正しい書き方を知っておこう

ビジネス文書を作成する場合は、「追記」を記載する場所も決まっています。ビジネス文書の場合は、相手に明確に内容がわかるよう、シンプルかつ見やすく記載するのが重要なポイントです。 特に新入社員や社会人になったばかりの方は、再度ビジネス文書の正しい書き方を勉強しておくことをおすすめします。

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